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2002/08/20(Tue) 15:17
國次 秀紀
NHKにて
石田先生 早速有難う御座います。

あさっての8/22(木)ですが、NHKにて熱海の海底と共に、海底遺跡の階段その他を放映致します。 時間は「おはよう日本」7時過ぎ頃に放送致しますが、時間にして5分ほどです。 宜しかったらご覧下さい。 

    www.izu.co.jp/~pro-tecs

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2002/08/23(Fri) 17:30
石田 昭
NHKテレビ拝見しました
8/22(木)の「おはよう日本」拝見しました。ウエットスーツを着た國次様の勇姿も見させていただきました。

海底の石段は驚くほどはっきりと写っていましたね、でもこうした遺跡を「國次さんたちは、何らかに原因で海の底に移動したと考えている・・・」というNHKの解説は残念でした。もっとはっきりと、地震で陥没したのだということ、地震国日本には全国にたくさん陥没例があること、などを警鐘してほしかったですね。これからも遺跡究明の調査を続けて、社会啓蒙につなげていただきたいと願っています。

小生若い時に一度だけ、器具を背負って海にもぐったことがありますが、今は体力的に無理です。したがって、ボランティアは不可能ですが、声援だけは送り続けましょう。

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2002/08/26(Mon) 17:57
國次 秀紀
拝見して頂いて有難う御座います
石田先生 どうもです。

静岡県では東海地震に神経をとがらしている為にこの様な解説に成ってしまいました。 確かに、以前新聞に載せた時に市民から熱海の地域は地震に大丈夫だろうかと問い合わせも有ったようです。

今後、何か新しい発見があった時には、この掲示板にてご報告致します。

  www.izu.co.jp/~pro-tecs

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2002/08/31(Sat) 11:34
ノリマン
マヤの酋長の話を再掲して欲しい
石田様 久しぶりに書き込みします。

民間研究グループの地震予知情報を見ていると、連日のように、警告情報が現れます。そのつど対応していたらフラフラになってしまうでしょう。仕事も手につかないでしょう。

ところで以前に少しの間でしたが「マヤ族酋長の知恵」が、掲示板にあったように思います。今は消えていますが、そこでは酋長が小さな地震にまで警告を出しているわけではないということが書かれていました。身の危険が生じる大地震にだけ、警告を発するマヤの酋長の大・智慧を学びたいと思うのですが、もう一度紹介していただけませんか。

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2002/08/31(Sat) 16:16
石田 昭
夕焼けと地震の関係
ノリマン様

確かに警報が多い感じですね。それが一部で冷ややかに受け取られている原因だと思います。肝心の大地震の時には「狼少年の警報」的になって、せっかくの確かな予知情報も無駄な警報となってしまう虞れがあります。

お話のマヤの酋長の話題は、掲示板のエラーで消失しました。記憶をたどって再掲しますが、グアテマラの大地震を現地で体験された森大使が、地震雲の研究で有名だった故鍵田忠三郎奈良市長に宛てた手紙を紹介したものです。「これが地震雲だ」に載っている文章から抜粋します。

赤い雲で酋長が予知(1976年グアテマラ大地震)

小生儀昨年六月まで中米グアテマラ国の大使で御座いましたが、(中略)

二年前にグアテマラにてマグニチュード七・五の大地震に際会し、その際二、三日前より夕方に夕焼けのような赤い雲が出ていまして、それがマヤ族の酋長の地震予知の材料となった新聞記事がありました。私も不思議に思って毎日帰宅の途中赤い雲を見ていましたので・・(中略)

マヤの酋長は夕空の赤いこと、地虫が地中から出て来ること、鶏や小鳥などの飼い鳥がとまり木から降りることの三つの徴候から地区民に避難命令を出し、他の地区から大勢の死者を出したのに其処だけは無傷であった事実が御座います。

震災後日本から来た建設省の災害調査団にこのことを話したところ、その地区まで行きその事実を確めて参りました。

地震予知は困難ですが大地のエネルギーがたまって来れば必ず地表に現れるものと信じ、貴市長の雲の御研究に賛同致して居る者で御座います。奈良は古来余り地震のない土地柄ですが、日本全体のため地震予知に益々御尽力の程御願い申し上げます。                 

森純造

以上のようなものです。空が赤くなるのは空気中の粉塵や水蒸気の存在で波長の短い光線が散乱されてしまい、波長の長い赤い光線しか進入できなくなるからです。しかし、以前に掲示板(NO.10前後)で紹介したように、大地震の前には、地中から蒸し暑い水蒸気が噴出して(ライブラリーNO.14参照)、夕焼け・朝焼けになることがありますが、赤焼けになったからといって、直接に地震に結びつくわけではありません。マヤの酋長も虫が地中からでてきたこと(暑いからかも、あるいは電磁波が嫌なのかも知れませんが)、鳥の行動がおかしいこと、など総合的な判断で、住民に避難命令を出したのです。小さな地震にまで、予知情報を出していたのではありません。身に危険のない限りは、むやみに住民を不安がらせるようなことはしないのでしょう。 

建設省の調査官も酋長に会ったのでしょうが、酋長の智慧を生かすことが出来なかったようです。これからの社会は私たち一人一人が酋長の智慧を生かして、自分の知識で自分の身を護ることが必要になります。そのための基礎知識をアナウンスするのが石田研究所の使命と思っております。その意味で民間の研究グループの活動は意義深いものと思っています。

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2002/09/01(Sun) 11:43
ノリマン
四国本島の山火事の原因
石田様 マヤ族酋長の智慧を生かしていきたいと思います。再掲ありがとうございました。

 ところで、先般の丸亀沖本島での山火事の件ですが、8月28日の新聞に、「この日は、県警捜査一課と丸亀署が、生ノ浜地区で実況見分を実施。火元とみられる山林は、普段は火の気がないことから、出火原因につながるものが残されていないかなどを丹念に調べた。」という記事がありました。出火原因不明の山火事というのは、地下での水の解離現象で発生する高熱ガスが噴出するということではないのでしょうか。地震は解離爆発であるとすると、爆発の前にも、少しずつ解離が起こっていて、微量なガスであるけれども、猛暑で乾燥し切っている落ち葉などを燃やしてしまう、という可能性はないでしょうか。

ふと思ったのですが、出火時刻頃に、山歩きをしていた人がいたとしたら、「お前の不注意で火事になった、お前以外には考えられない」といって、責任を負わされるという不幸なハイカーが出るかもしれないなー、と思ったのです。どうでしょうか。

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2002/09/03(Tue) 10:33
石田 昭
あり得る話です
ノリマン様へ

充分に可能性のあることだと考えております。断層が発生するような大地震のばあい、断層付近の枯れ草が燃えてしまうようです。唐山大地震でも、ライブラリー1にあるように、発光現象があった現場を朝になって検分してみたら、地割れの両側の土が焼け焦げていたということです。地震は地下水の解離爆発が原因であるというのが石田理論ですが、解離反応は爆発がおこるまえから生じていて、それが地震の予兆現象を引き起こしているのです。この解離反応で生じる高熱ガスが地上に漏れ出てくれば、微量であっても、カラカラに乾燥した、山林の腐葉土を発火させることは充分にあると思います。また解離爆発に至る前に、解離反応が収束して、地震に至らなかったというケースもたくさんあるのではないかと思います。地震が発生していれば地震による火災として統計処理されるのでしょう。

林野庁のHPにはH8年からH12年の間に原因不明の山火事が635件あったと報告されています。タバコの火の不始末というのが一番多いのですが、そのなかには、ノリマン様が危惧されているように、「お前しかタバコを吸っていたものはいない」ということで責任を追及された不幸な山林労働者がいるかもしれませんね。

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2002/09/04(Wed) 23:44
石田 昭
横須賀市のマンホール爆発・火柱事件 
ある方から、横須賀市において発生した、マンホールの蓋吹き飛び・火柱吹き上げ事件に関して、新・地震学との関連を問うメールが届きました。次のような回答を差し上げました。

解離反応で生じた酸素と水素はもとの水蒸気にもどりますが、何らかの原因で酸素が他の物質と結合する環境にあれば、残った水素だけが噴出するかもしれません。微量であっても、マンホールなどの蓋のある密閉空間に時間をかけて貯蔵されれば、一定濃度になったときに爆発することもあるでしょう。実地検分しても微量な水素は検出できないのでしょう。以上のような推理は可能です。

つまり、本島の山火事の原因を推理したのと同じように、解離反応が原因で微量な水素ガスが蓄積され、一定濃度になって爆発した可能性がある、というものです。オレンジ色の火柱だったというのは、水素ガスだけでなく、硫黄などを含む混合ガスの爆発だったのでしょう。

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2002/09/05(Thu) 11:50
石田 昭
日本もなんとかしてください 
懇意にしている人から、日本の地震予知体制の不甲斐なさを嘆くメールが届きました。

 聞くところによると日本の地震予知の成功例はゼロとのこと。しかも150億円の年間予算を使って。<br> それに比べ、中国国家地震局ではM7クラスで7回の予知に成功しているとのこと。「宏観前兆学」による成果であるとのことだそうで、日本もなんとかしてください。

以上のような内容でした。日本でも民間のグループでは「宏観前兆学」を研究し、予知している動きはあるのですが、税金を使っている官庁や大学の研究所などで、まじめに取り上げているところは少ないと思います。島国日本と大陸中国とでは、地殻の様子がまったく違うので、参考にならないとか、開発国と途上国では電波事情、地中の電気配線の具合が違うのだとか理由を作っているようです。思うに何処にでもある改革を嫌がる抵抗勢力のような存在、居心地の良いぬるま湯から出たくない人々がいるのです。そうでなければ洗脳モードにあるのでしょう。

今、これまで権威を認められていたものが、すべての面で、ガラガラと崩壊していますが、全壊しないと、新しい建物は建てられないでしょう。アメリカを初めとする西洋社会を見上げて来た目が西洋社会の真相に気がついて視線を変えるという表現でもあるのかもしれません。特に地震学者の目はアメリカに向いていています。ライブラリーにも載せてありますが、アメリカの学者の一言で予知は不可能と断定してしまうような不甲斐ない空気があるのです。

全壊するまでもう少し時間がかかるでしょう。・・・ついつい本欄の枠組みを超えてしまいましたが・・・

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