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2002/05/30(Thu) 19:25
石田 昭
無関係とは言えませんが・・続
ノリアキ様  新設したライブラリーのNo.14に空気が二層分布になった時の光の屈折関係を模式的に示してあります。参考にしてください。
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2002/05/30(Thu) 22:42
ノリマン
月が赤いのは何故?
月が大きく低く見えるのは分かりましたが、赤く見えるのは何故なのですか。阪神淡路の大地震でも前日は月が真っ赤だったといいます。
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2002/05/31(Fri) 00:03
石田 昭
夕焼けと同じ原理
言葉が足りなかったようですね。答えはタイトルの通り、夕焼けと同じ原理です。月の光といっても太陽光線を反射しているだけですから、七色の光線すべてを含んでいます。ただしライブラリーNo.14に示す湿った暖かい空気の層が発達すると、波長の短い光線(青、紫など)は水蒸気に当たって散乱し、波長の長い赤色光線しか地上の人間の目に届かなくなるのです。小規模な地震、あるいは地下から蒸気が噴出するのではない自然の環境下では図の赤い部分は薄いものですから、地平線近くの低い高度にあるときしか、赤くはみえないのです(散乱区間が短くなるから)。天空高くあがったときには、通常の大きさにしか見えません。天空高い位置でも月や星が大きく、赤く、輝いて見えるということは、図の赤い部分の湿った暖かい空気の層が厚くなっているということ、それだけ大規模に地中から水蒸気が噴出しているということ、大地震を警戒しなければならないということなのです。層が厚いということだけではなく、上層の空気との屈折率の差が大きくなっていること、水蒸気の密度も高いということをも意味します。高温高湿度の空気層が広がっているということです。
14
2002/05/31(Fri) 06:49
ノリマン
空が青いのはどうして?
よく分かりました。地震は水の解離爆発であると言う説は、古老の言い伝えにもある「大地震の前は異常に蒸し暑かった」という話をうまく説明してくれるのですね。ありがとうございました。ところで、非常に幼稚な質問ですが、空が青いのは何故ですか、赤い光線はどうなっているのですか?
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2002/05/31(Fri) 09:33
石田 昭
赤い光線は素通りしていく
ノリマン様  「納得するまで分かったと言わない態度」って大切ですよね。納得してないのに、皆が言ってるからそうだろう、偉い人が言ってるから・・・というのが世の中多いですよね。さて、赤い光線は細かな障害があっても素通りして直進し、通り去ってしまいますが、波長の短い青い光線は、邪魔されて、反射・散乱します。宇宙船が大気に突入する時の映像で実感できますが空気の層・大気圏内には物質がいっぱいつまっています。この大気圏内の物質がじゃまになって、青い光線は素通りできないで反射・散乱し、地上の人の目に飛び込んでくるのです。それで空は青く見えるのです。納得できる説明になったでしょうか。
16
2002/05/31(Fri) 10:12
ノリマン
夕焼けの説明と矛盾しないですか
頭が鈍いので納得というところまでいきません。夕焼けの説明、地平線近くの月が赤く見える理屈のところでは、波長の短い青い光線は散乱して人間の目に届かない、ということでしたが・・・、ここの説明では散乱したものが人の目に飛び込んでくる・・・矛盾しないですか。
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2002/05/31(Fri) 11:32
石田 昭
見ている場所が違うのです
分かるまで納得しない姿勢、大切にしてください。それは納得していただく方法を考えるためにも大切なことですから。さて、夕焼けと空の話は見ている場所が違うのです。夕焼けの話は素通りしてくる赤い光線の先に目があるのです。だから素通り光線をはっきりと捕らえて、夕焼けを楽しむのです。空の話は、素通り光線を横からみているのです。だから、素通り光線をとらえられなくて、散乱波、つまり空の青さを楽しむのです。ピッチャーのボールをバックネット裏で見ているのが夕焼けの解説で、コーチャーズボックスから見ているのが空の解説です。いかがでしょうか。
18
2002/05/31(Fri) 13:28
ノリマン
津波の直進とは?
まことによく分かりました。バックネット裏とコーチャーズボックスの例え、分かり易いです。ありがとうございました。ついでに教えていただきたいのですが、ライブラリ−のNo.15にある話です。海底の地震波は屈折して直進波だけがエネルギーを持つこと、これが海震の原因というのは理解できます。しかし、津波が直進するのは理解ができません。津波は入り江の隅々にまで、侵入して被害を与えるのではないでしょうか。うるさく質問してすみません。
19
2002/05/31(Fri) 00:03
石田 昭
夕焼けと同じ原理
言葉が足りなかったようですね。答えはタイトルの通り、夕焼けと同じ原理です。月の光といっても太陽光線を反射しているだけですから、七色の光線すべてを含んでいます。ただしライブラリーNo.14に示す湿った暖かい空気の層が発達すると、波長の短い光線(青、紫など)は水蒸気に当たって散乱し、波長の長い赤色光線しか地上の人間の目に届かなくなるのです。小規模な地震、あるいは地下から蒸気が噴出するのではない自然の環境下では図の赤い部分は薄いものですから、地平線近くの低い高度にあるときしか、赤くはみえないのです(散乱区間が短くなるから)。天空高くあがったときには、通常の大きさにしか見えません。天空高い位置でも月や星が大きく、赤く、輝いて見えるということは、図の赤い部分の湿った暖かい空気の層が厚くなっているということ、それだけ大規模に地中から水蒸気が噴出しているということ、大地震を警戒しなければならないということなのです。層が厚いということだけではなく、上層の空気との屈折率の差が大きくなっていること、水蒸気の密度も高いということをも意味します。高温高湿度の空気層が広がっているということです。  
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2002/05/31(Fri) 23:07
ノリマン
ヒマラヤ山脈の形成も定説と違う?
ありがとうございました。分かりました。いま貴ライブラリーを読みながら、勉強しているのですが、No.21にあるアンビリーバブルと言う意味は、ヒマラヤ山脈の形成も定説とは違うという意味ですよね。石田理論では地震爆発で隆起したということでしょうか。
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