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2003/03/01(Sat) 15:02
石田 昭
八丈島の丹那婆伝説
ANS会員専用のBBSのなかで、S氏が故郷別府での瓜生島伝説を話題にされました。そのやりとりの際に読ませてもらった他のサイトで、八丈島の丹那婆伝説に触れた記事がありました。瓜生島伝説にある蛭子さまの顔を赤く塗るという話と丹那から来るイメージ(丹朱:赤く塗る)で同じような伝説かな、という話題でした。丹那婆の話は、他のサイトで調べても見当たらないようですので、22年前に八丈島の郷土史家から聞いた話を、拙著「地震の謎を解く」から抜粋して紹介しておきます。八丈島の丹那婆の伝説は何を意味するのか〔今もある彼女のお墓〕大洪水の伝説は世界中にありますが、日本にも、八丈島の島民の祖先は、大洪水をただ一人生き残った丹那という女性である、という伝説があります。昔大津波が襲って、島民全てが流されたときに、彼女だけが舟の櫓につかまって波間をさまよい、助かったのだそうです。彼女は妊娠をしていました。やがて玉のような男の子を産み、そのわが子との間に子孫を増やしていったのだそうです。それが島民の祖先になったという話です。八丈島には今も丹那のお墓と伝えられるものが何箇所かあり、案内されて訪れたことがあります。彼女のことを櫓を抱えていた女性という意味で、櫓抱女子(ろかこみにょこ)と言うのだという話も聞きました。世界中にある大津波、大洪水の伝説は、ポールシフトという地球の地軸変化が、大変な惨事を引き起こしたことを意味しているのではないでしょうか。

以上です。アルバムを引っ張り出してみると、八丈町教育委員会が立てた「丹那婆の墓」という立て札も写っていました。顔を赤く塗るという話とは関係がないようです。話を聞いた郷土史家のお名前は失念しました。

382
2003/03/01(Sat) 17:07
石田 昭
未実証の伝承を大切にしたい
ニューオフィス12「瓜生島沈没」に、補足1、補足2を付け加えました。瓜生島とは沖の浜のことで、瓜生島沈没は実は無かったという仮説が流れているようなので、大分の旧家幸松家に伝わる古地図を掲載しました。幸松家とは、瓜生島沈没当時、島長であったと言われています。島長がでたらめな地図を残すとは考えられません。科学的実証主義が行過ぎると、多くの伝承を否定してしまうようです。でも語り継がれて来た伝承は、今は未実証であっても、何等かの事実に基づいていると考え、大切にしたいと思います。やがて日本のシュリーマンが実証してくれるかもしれませんので・・・。
383
2003/03/02(Sun) 15:28
國次 秀紀
熱海の海底遺跡の近況
石田 先生 こんにちは 別府は私の故郷でもあり、瓜生島は記憶に有りますし、この時代は、まだ大友氏の支配でしたので、街道図とかが残っている様で・・・潜水での調査もしている様ですね。 さて、熱海の調査ですが、現在は集落跡と思われる所の端に石畳が有るのですが、この北よりから灯篭型の一部、層塔の一部等が出て来ています。 しかし、この石の割れ方が少々異常です。自然石を一部のみ加工した石は極端な割れは無いのですが、石全体を加工した加工石類の層塔は縦に半割れしていたり、台座の角型の石と思われますが、やはり真っ二つになっています。 小さく割れた石を検証すると、高熱が掛かって後に冷やされ割れた痕跡です。 と、すれば、その当時生活していた村人は熱風流で亡くなっているかも知れませんので供養を含めて調査しています。いずれにしても地質の学者のお出ましを願わなければ検証は出来ませんが!!<br>熱海・伊豆山の地域は神仏習合の走湯山を中心として栄えていましたので、港の整備も進んでいた様で、「碇石」の発見が既に55本となり、種類も6種類となりました。 が、県の発表が止まっている為に前に進めないのが現状です^_^;
http://www.izu.biz/pro-tecs
384
2003/03/02(Sun) 22:29
石田 昭
入会申し込み簡素化しました
國次様 着々と熱海湊の真相が明らかになっていきますね。県の発表が止まっていて前進できないということですが、ぜひとも早くマスコミ等で公表していただきたいものだと思っています。湯の町別府のご出身で湯の町熱海の海を調べておられるのも、何かの縁なのでしょうか。[381]にあるS氏も別府のご出身のようです。会員専用BBSに瓜生島伝説を語っておられます。ところで、伊豆半島には現在ANSの観測員がおりません。入会申し込みが簡素化されておりますので、100円コンパスで結構ですが、観測会員になっていただければ幸甚に存じます。東海地震が心配される静岡県ですが、県の東側が観測空白地帯になっております。よろしくお願いします。
385
2003/03/02(Sun) 23:43
石田 昭
昭和三陸大津波
T氏が昭和8年の三陸大津波に関する情報をおくってくださいました。
http://www.iwate-np.co.jp/2003kikaku/sanka/sanka.html
この中に、地震直後から火災が発生したような表現がありますので、紹介します。津波と火災は時間差があるのだとしても、津波で水浸しの状態から発火するのは、家庭の消し忘れ火種が原因だとは思えません。北海道南西沖地震の時にも、猛火から逃げるのに必死だったと語る青苗地区の人たちの映像が記憶にあります。

「寝静まった町を大きな地震が襲った。1回目では、津波は来なかった。高台に逃げた住民は一度帰宅する。「井戸や川の水が引けないから津波は来ない」と床に就いた人も多かった。それから30分後。2回目の揺れが起き、大砲のような音とともに大津波が押し寄せた。 法被が足に絡まり何度も転びながら夢中で裏山へと逃げた。暗闇に響くごう音。炎の町。焼け焦げた人のうめき声。恐怖の記憶は今も夢に見るほど鮮明に脳裏に焼き付いた。厳しい寒さに耐えられず火に飛び込む人もいたという。」

大地震の時の火災は家庭の火の気し忘れから発生するのではないと思います。サンフランシスコ(1906)大地震でも大火になってしまいましたが、地下からの解離ガス(酸素と水素の混合ガス)噴出が原因のように思えるのです。

386
2003/03/04(Tue) 10:17
石田 昭
福島県沖M5.9地震
昨日3日朝の福島県沖M5.9地震は110km離れたいわき市内で、コンパス、電磁波メーターともに検知しなかったようです。詳細はANSフリートークに載せてあります。
387
2003/03/04(Tue) 15:44
ノリマン
関東圏はよく揺れる
私は関東圏に何回か赴任し、居住したことがあります(中野区、港区、練馬区、江戸川区、和光市、宇都宮市など)。毎回一年未満の短期間ですが、行くたびに、名古屋に比べて頻繁に揺れるのを感じました。ニュースで報道されない揺れも何回かありましたが、名古屋ではそうしたことはあまり経験しません。<br>福島県沖M5.9地震の規模が大きく見積もられ過ぎているのではないかという話がありますが、地震の揺れ方、揺れる範囲などから推定されているとしたら、関東圏の地震は過大評価(?)されることになりませんか。地震の規模は地域差修正しないとマグニチュードの真値にならないように思いますがどうでしょうか。
388
2003/03/04(Tue) 22:40
石田 昭
現状の地震学では修正は難しい
ノリマンさん 確かに関東圏では揺れる頻度が多いように私も思います。また揺れる範囲も広いように感じます。原因はライブラリー4446にあるように地殻構造に原因があるのだと思います。先日の2月4日東海沖M5.1深発地震でも、中部圏では無感でしたが、関東圏で有感になっていました。関東圏は敏感なのです。したがって確かに関東圏の地震は大き目のM値になる可能性があると思います。でも地殻構造の認識を変えない限り、修正は困難で、今の地震学に期待するのは難しいと思います。知識として持っておくことは大切かと思います。
389
2003/03/08(Sat) 18:08
石田 昭
ANSへの参加をお願いします
2月初旬のディベートの影響があるのかも知れませんが、会員入会のペースがダウンしております。未だに、観測点は九州ゼロ(確約者一人)、四国ゼロ、北海道一人という状況です。離島もゼロです。<br>国の予知体制では、東海地震以外は予知できないということになっています。その東海地震も私は不可能ではないかと思っています。測地学的地震予知法だからです。このままでは、何時の日か、奥尻の悲劇や、神戸の悲劇が繰り返されるでしょう。大変悲しいことです。地震は解離ガスの爆発現象であるとする石田理論をサポートするような事象は、奥尻でも、神戸でも報告されています。どちらでも爆発音のような大音響がありました。奥尻では津波の水で一旦鎮火したのに再度火災になっています。確かに解離ガス噴出の確認はありません。しかし、「科学的証明となるデータが無いではないか」という定説論者のつまらない反対理由に引っかからないで、どうか多くの方のANSへのご参加をお願いします。悲惨な思いをしてから、行動を起こすのでは、遅すぎます。東海地震以外は予知できない国の地震予知体勢ならば、せめて可能性を信じて、民間でできることをやるべきではないでしょうか。100円コンパスを買って、異常を報告するという簡単な作業で多くの人命を救助できる可能性があるのですから、ROMで終わらないで、行動を起こしていただきたいのです。「やろうと思えば、できたのに、やらなかった罪」のことを「為さざる罪」と言うのだそうです。惨事のあとで、罪を悔やむことにならないようにお願いします。会員の方は、多くの方にお知らせいただければ有難く思います。
390
2003/03/08(Sat) 23:30
國次 秀紀
宣伝のリンクを張りました(^^ゞ
石田先生 こんばんは
こちらのホームページ内で勝手にリンクを貼り付けたのですが、ANSのイメージを2つ程拝借致しました。 今回、ANSに参加して驚いた事が有りました! と、言うのは今まで気が付かなかったのですが家の中を電磁波メーターでチェックすると、以外や以外でこんなに電磁波が強いのかと思ったものと、こんな所から電磁波が出ているって事に気が付きました。 電磁波は弱ければ問題は無いのですが、強ければ無視出来ませんので。
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