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1091
2005/12/16(Fri) 21:46
パトロス
太平洋東海嶺についての説明
「地震のすべてがわかる本」には同じp.10において、東太平洋海嶺について次のような説明があります。

「この一帯から生まれた太平洋の海底は西に、日本に向かって押し寄せている。日本のあたりでは、ユーラシア大陸と太平洋の海底が衝突。お互いに前には進めず、太平洋の海底がユーラシア大陸の縁にある日本列島の下に潜っている。」

以上のような説明になっています。
大西洋の場合には大西洋の海底と南北アメリカ大陸およびユーラシア、アフリカ大陸が一帯となって行動するのに、太平洋では太平洋の海底とユーラシア大陸がお互いに衝突し、太平洋の海底が沈み込んでいくそうです。どうして厚さの違う海洋底と大陸が一つのプレートを構成できるのか(大西洋の場合)、また出来ないのか(太平洋の場合)、何故衝突すると沈み込むのか、何故ヒマラヤ山脈が出来た(私は疑問に思っていますが)とされるように、せり上がっていかないのか、疑問はいっぱいあるのですが、納得できる解説はどこにもありません。

この東太平洋海嶺から流れ出している溶岩の磁気縞模様は(http://www.ailab7.com/kiteretu.html)、

たしかに、プレートが西に向かってコンスタントに移動しているように見えます。しかし、プレートの西端に位置するパラオの海底は何万年もの間地上にあったことを、1974年に発見された海中鍾乳洞が証明しています。(http://www.fan.hi-ho.ne.jp/takechin/palsea2.htm

また、カウアイ島のワイメア渓谷は海中に在って発達した地層であり、それが今は地上に浮上しているのです。
とても、太平洋の海底がズーッと海底にあって一定の速度で移動しているとは考えられないのではないでしょうか。

1092
2005/12/17(Sat) 23:41
パトロス
イズミット地震に伴って現れた現象
1999年8月17日に起きたトルコのイズミットを襲った地震の報道です。
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蒸し暑く、寝苦しい夜だった。トルコの北西部の町ギヨルジュクでは、そのため午前3時になっても、公園をぶらつく市民がいた。マルミラ海の東端部、イズミット湾の岸辺を散歩する人たちの中には、最近の異変を語り合う市民がいたかもしれない。ここ数日、海岸で魚がたくさん跳びはねる光景が目撃されたり、カニやクラゲの不思議な死骸が見つかったりしていた。

地元のイスメット・コユンと6人の仲間たちは、サッカーの試合の思い出話をしていた。
「さあ、帰ろう」そう言って、コユンが立ち上がった時だった。ドーンという衝撃音が響いた。
「大地が生きてるみたいに大きく揺れ、空は赤く染まり、剣のような光の筋が海から突き出て、船と同じ高さの大波が轟音(ごうおん)を立てて向かってきた」と、彼はその瞬間を振り返る。

(中略)土煙が収まった時、コユンは膝まで海水に浸かっていた。振り返ると、海岸部のほとんどは公園もろとも湾内に崩れ落ち、9メートル以上陥没していた。(ナショナルジオグラフィック日本版2000年7月号)
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このようにイズミット地震でも、ドーンという衝撃音が聞かれていました。「空は赤く染まり、剣のような光の筋が海から突き出て」いた、というのは、「蒸し暑く、寝苦しい夜だった」ということからも分かるように地下から高温の水蒸気が噴出していたから(夕焼けと同じ理屈)であり、地下深部で解離ガスというプラズマ流体によるMHD発電が起きていたことを証明しているのではないでしょうか。

この状況を、弾性反発説では説明することができません。地震学は地震に伴う現象を合理的に説明しうる仮説を見出すことが大切です。はじめから弾性反発説以外は住民の勘違い、錯覚といって「聞く耳持たず」ということであってはなりません。

1093
2005/12/18(Sun) 10:14
パトロス
「磁動説」か「地動説」か
「地震のすべてがわかる本」のp.12において、

「地球はそれ自体が巨大な磁石のような存在であり、地磁気を持つ。磁石同様にN極とS極があり、これは数十万年か数百万年に一回、完全にひっくり返ることがしられている。」
とあります。竹内均先生の「地球は半熟のゆで卵」(同文書院)の中にも

「地球磁場が逆転するといっても、地球そのものがひっくり返るわけではない。地球の姿勢はそのままで、磁場の向きだけがひっくり返るのである。」

とあります。地球磁場の向きだけがひっくり返るというのが定説ですが、これは言ってみれば「磁動説」です。

しかし石田理論では地球がひっくり返るという立場、つまり現代の「地動説」を唱えております。ポールシフトとかハプグッドの「地殻移動」と言うのは新しい「地動説」であります。
「磁動説」は現代の「天動説」に繋がるのですが、
http://www.ailab7.com/lib_043.html#lcn043
http://www.ailab7.com/gendaiten.html
説明が分かりにくいかもしれません。

1094
2005/12/20(Tue) 11:33
パトロス
超古代史研究を阻むもの
セミナー[399] http://www.ailab7.com/log/eqlog391-400.html
でも紹介した「海に沈んだ超古代文明」という本があります。そこには、「大西洋に沈んだ大陸の一部と見られるような場所があるのだが、何時までたってもその白黒がつけられないで、ウヤムヤになっている。」と言う主旨の記事があります。

「アトランティス大陸を科学する」という章から抜粋して紹介します。
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1970年代の初めごろ、わりと手堅い手法で知られる古代史研究家たち(C・ベルリッツ他)が、大西洋の海底について奇妙な報告をしていた。大西洋海底ケーブルの修理のさいに、アゾレス諸島付近の水深数千メートルの海底から採取された岩石は、地上でしか生成されないものだったというのだ。
それは岩石の一種のタヒライトという火山ガラスで、水中で急速に冷却されたものでなく、大気中でゆっくり冷えた場合にのみ生成されるという。しかもその年代は一万五千年前。すなわち、その年代には陸上にあったというのである。
そのほかにもいくつか、大西洋の海底がかって海面上に出ていた証拠のようなものを彼らは報告していた。

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以上が抜粋です。数千メートルの海底にタヒライトがあると言うことは、海底鍾乳洞が存在するのと同じくらいの重要な大陸沈没の証拠であると思います。そのほかにも、よく知られているバハマ諸島ビミニ島の城壁の話も次のように紹介されています。

「この構造物は「ビミニロード」あるいは「巨人族のビミニ城砦」、または「アトランティスの一部」と呼ばれている。(中略)近くには、円柱が何本も等間隔に配置されてもいる。その中には大理石の円柱もあるというが、この付近では大理石は産出しないのである。

巨石表面の泥炭(ピート)を採取し、炭素一四法で年代測定した結果は、八〇〇〇年以上前とでた。もし、それが事実なら、そして間違いなく人工物なら大変なことだが、構造物の由来や、人工物か否かについては、当時意見がまっぷたつに分かれた。その後三十年以上たつが、決着がついたとの報告も聞かない。」

記事の著者は「ひょっとすると、ダイバーや漁師によって驚くべき海底遺跡が発見されながら、十分な注目も集めないまま放置されているケースも多いのかもしれない。それとも、結局何だかわからないので、うやむやになっているのだろうか。」と結んでいます。

さて、どうしてこれだけの証拠がありながら、なぜ古代史を見直す作業が進まないのでしょうか。エジプトの神官がソロンに語った「あなた方は自分たちの歴史を忘れています。エジプトよりももっと古い歴史がギリシャにはあるのです。」というプラトンの記述が省みられないのでしょうか。

これには、旧約聖書の世界から抜け出せないキリスト教世界の拘束があるのではないでしょうか。アトランティスやムー大陸が存在し、その文明と古代ギリシャが戦争をしたなどという話はアダムとイブから始まる人類史を信じているキリスト教社会ではタブー視されているのかも知れません。その社会のマスコミは旧約聖書の世界を神聖視する人たちが牛耳っているとも言われています。

だからといって日本の社会まで、旧約聖書の世界に縛られることは無いはずです。日本こそ、自由に超古代史を研究できる条件があるのではないでしょうか。
[1079]に書いた「ブラックホール解明作業の障害 」とは稚拙な地球物理学の外にも、意外と旧約聖書が原因となっているのかもしれません。

1095
2005/12/20(Tue) 15:55
パトロス
大陸が沈没するメカニズム
「海に沈んだ超古代文明」には現在地球深部探査センター センター長である平朝彦氏の言葉が載っています。
「火山島の場合は、噴火によって一瞬で数千メートルの海底に沈んでしまうことはありますね」「沈むというより山体崩壊ですね。磐梯山が爆発で崩れたように、火山島が爆発して、重力崩壊を起こすわけです。巨大な地すべりとなって、一挙に海底まで滑り落ちるんです。島がひとつなくなるなんてことは、世界中でしょっちゅう起きています。」

と述べておられますが、火山爆発のような重力崩壊でしか起こりえない、としているために、ビミニ島のあるバハマ諸島付近については、
「地形も古く、安定した地盤の上にのっているので、地震の発生が非常に少ないところです。火山も無いので、大きな地盤沈下が起こるような場所ではないですね。」
と言うコメントになって、アトランティス沈没を説明することが出来ません。したがって、海底に存在する古代遺跡は海水面の上昇によって消えたとしか、現在のところ説明する方法が存在しません。
しかし島が沈んだり、大陸が数千メートルの海底に沈んでしまうのは、山体崩壊という重力によって海底まで崩落するのではなく、解離ガスの充満したマグマ溜りが爆縮によって潰滅するために、引き込まれるようにして沈下するのです。

http://www.ailab7.com/lib_011.html#lcn011)小規模な(大陸に比べてということですが・・・)沈下現象は高知湾にあった黒田郡の消滅、別府湾の瓜生島沈没がそうですし、伊勢湾内の安濃津消滅などがそうです。これらの地域には火山活動など存在しませんでした。

重力による崩落現象とは全く異なった解離ガスの爆縮というメカニズムで大陸規模の沈下があるのです。

1096
2005/12/20(Tue) 23:31
パトロス
本日の伊勢湾深発地震について
本日伊勢湾で深発地震が発生しました。
発生時刻   20日14時35分頃
震源地     伊勢湾 (北緯34.6度 東経136.6度 深さ370km)
規模     マグニチュード5.1
この地震は震央付近では感じることが出来ず(無感)遠く離れた関東圏でのみ有感となりました。
http://www.ailab7.com/isewandeep.jpg
震央では無感であるのに遠く離れた場所、それも同じ程度離れた岡山や徳島などでは無感になり、関東でだけ有感となる原因は、[1089]で紹介したような通説では説明することが出来ません。
関東でだけ有感になる原因は、ライブラリー45
http://www.ailab7.com/lib_045.html#lcn045
に解説したように

「深発地震は、地殻の下のマントル内で起こる解離ガスの爆発(爆縮)です。爆発によって発生する衝撃的地震波は直ぐ上にある橄欖岩の高速伝播媒体を通って伝播しますが、二層構造の地殻の第二層、橄欖岩層は、北海道、東北、関東地方の太平洋側で地表に接近しているのです。海洋部の地殻は薄く、大陸部の地殻は厚いのですが、この地域、すなわち日本海溝沿いの地域は地殻が薄いために、硬い橄欖岩が地表に接近していて、地震に関して非常に感度の良い地域なのです。」

と言うことになります。日本列島を東西の線で切断した断面の模式図は次のようになり、
http://www.ailab7.com/lib_036_data.html

マントル(赤色)内部で発生した爆発の震動が、地殻第二層の橄欖岩(青色)を伝わって、関東に伝播されるからなのです。花崗岩や玄武岩などの地殻の上部で起こった浅発地震には、このような異常震域という現象は起こりません。

1097
2005/12/21(Wed) 23:38
パトロス
アトランティス研究の再出発
[1094]で紹介したC.ベルリッツの「謎のバミューダ海域」と言う本があるのを思い出した。
そこには、「大西洋の過去は語る」という章で大西洋の大陸棚海底がかつて海上にあった証拠があると言う記事がありました。抜粋して紹介します。

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これらの地域(バハマ堆など)が、ここ一万ないし一万二〇〇〇年までは、海面より高かったという証拠は山ほどあり、最近、ソ連の探険隊がアゾレス諸島の北で、六六〇〇フィート(1980m)の深さからさらい上げた岩石は、それが約一万七〇〇〇年前の大気圧下で形成された形跡を示したし、一方アゾレス近海で、切断された大西洋横断電信ケーブルの修理中に、拾い上げられ玄武岩の一種は、上空の大気圧下で形成されるガラス質の溶岩で、約一万二〇〇〇年前のもの、と見積もられた(タヒライトorテフライトのこと)。

アゾレス諸島で、現在進行中(一九七三年から七四年)の、ハリフアツクス大学による地熱エネルギー調査計画では、海面下八○○メートルから採取されたコア・サンブルが、空気中で形成された徴候を示し、現在の同諸島周辺の広大な地帯がかつて海面上にあったことが聞接的に確認される結果になった。

そのほか最近のいろいろな発見が、大西洋の広大な範囲の陸地がいちばん最近海没した年代を、一万二〇〇〇年前と指定しているようにみえる。これは第三氷河期が終る推定年代とも一致している。一九五六年、ストックホルム国立博物館のR・マライゼ博士とP・コルベ博士の二人は、大西洋海嶺付近、一万二〇〇〇フィート(3600m)の海底から採取されたコア・サンプル中にコルベ博士が発見した珪藻植物の組織が、昔は陸地表面にあったが、いまは海底に沈んだ淡水湖産のものである、という見解を出した。これらの淡水産珪藻植物の年代は、一万から一万二〇〇〇年前と測定された。

この数字は、ギリシアの哲学者プラトンの著作『ティマイオス』中に出てくるアトランティスの記述と、奇妙に一致している。かれはこの偉大な大陸が、”九〇〇〇年前”、外の大洋中に存在した、と述べている-----つまり、現在から数えれば、約一万一四〇〇年前である。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
氷河期といわれる時代とそれが終わったとされる時代との海水面の違いは180m程度であります。したがって1980mとか、800mの深さの海底がかつて陸上にあったという説明に氷河期説を使うことは出来ません。

大西洋の広大な範囲が海没した理由は巨大地震の連発による「解離ガス貯留空間の潰滅」がその原因であると思います。
アトランティス研究は新しいスタートを切るべき時に来ていると思います。

1098
2005/12/22(Thu) 10:57
パトロス
大量のマンモスの骨
C.ベルリッツの「謎のバミューダ海域」には、マンモスを初めとする動物の大量死骸が地球上の各所で見られることが記してあります。
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大量のマンモスの骨はなにを意味するか
北部シベリア、アラスカ、そしてカナダは、突然死滅した(これまた、一万年から一万一〇〇〇年前と測定されている)巨大動物の骨で覆われていて、かれらが逃げ場所に求めた島や高所は、そっくりかれらの骨でできているように見えるほどである。

そのほかにも、たがいにまったく異なる、敵同士でさえある生物がいっしょに逃げこんで、大量に死んだ形跡の残る避難地点が、北ヨーロッパから、中央アジア、中国にかけて存在し、まるで世界の全地点が、同時に急速で不可解な気候変化をこうむったかのようである。

だが、ほかの半球でも同じように、諸生物の大量同時死滅を暗示する証拠が見出せる。
たとえば、コロンビア・アンデス山中には巨象の墓場があるし、ジョージア州岸沖の巨大なセイウチの墓場のように、水中にさえ証拠が残っているのだ。それらの生物のどれもが、彼らが一万二〇〇〇年前に突然起こった気候変化で、大量死したその場所には、現在まったく棲息していないのである。
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逃げ場所と書いてありますが、これは逃げたのではなく、ポールシフトによって発生した大津波によって死骸が高台に運ばれたのだと思います。「敵同士でさえある生物がいっしょに逃げこんで」ということはないでしょう、死骸となってから運搬されてきたのだと思います。

また、「急速で不可解な気候変化をこうむったかのようである」というのは、ポールシフトによる緯度の急変が起こったとも言えるでしょうし、遠くの生息地から死骸が運ばれてきたことを示しているのかもしれません。地球各所に見られると言うのも局所的な変動ではなく、ポールシフトとそれに伴う大津波という地球全体がこうむる大災害の結果であると考えられます。

一万二千年前にアトランティスが大西洋に沈没したときにも、磁極がまったく逆になるような大規模移動ではないにしても、小規模かもしれませんが地殻の移動は起こったものと考えられます。小規模であっても、津波は地球表面を何度も駆け巡ったことでしょう。

旧約聖書でノアの洪水のあと「水は百五十日の間地上にみなぎった」と書いてあるのはポールシフトによる津波がおさまったということを言っているのかもしれません。

1099
2005/12/23(Fri) 23:29
パトロス
化石の出来る仕組み
下記のサイトに興味深い記事があります。
アメリカ、テキサス州バラクシー川でいくつもの恐竜の足跡と人間の足跡が交差しているのが見つかっていますが、まるですべての生き物が何かから逃げようと走り回っているような足跡だそうです。恐竜と人間が同時代に生きていたというのは、「旧約聖書」信仰者にはとても信じることが出来ないでしょうが、近辺には両者の足跡がくりかえし無数に発見されているそうです。

そのバクラシー川では何層かの地層を突き抜けて木の化石があるそうですが、抜粋して紹介します。http://www14.plala.or.jp/tm86/newpage2.html

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「パラクシー川では、ある木の化石が複数の地層を突き抜けているのも発見されています。これと同じものは世界中に見られます。フランスのサンテ・チエンヌではいくつもの樹木の化石が地層を垂直や斜めにつらぬいていますし、オーストラリアのニューキャツスル(上写真)、アメリカのイエローストーン公園でも地層内を垂直に貫く樹木化石が見られます。これは進化論の地質年代柱状図が間違っている決定的な証拠といえます。これらの木の化石は地層がゆっくり堆積したのではなく、急激に堆積した、ということを示しています。 (中略) 

 地質学者たちは炭酸カルシウムや鉱物、海産物の組成から見て、パラクシー川の石灰岩層は現代のコンクリートで生じるような硬化さながらに、水圧下で24時間以内に固まったものと結論せざるをえないとしています。また科学分析で判明した状況を考えると、これらの足跡は地殻大変動の大津波のはざまの数分間に相次いでつけられたものだ、と地質学者たちは確証しています。(中略)

【地層は数十億年かけてではなく、大洪水により突然堆積したもの】 

最近の調べで現在の地層は大洪水前の地面の上に、大洪水により一気に堆積したものであることが分かってきています。今、多くの科学者たちがそのことを指摘し始めています。

 まず化石がこの世に存在することがその突然の堆積の証拠といえます。例えば犬が死んだとしてそのまま放置されても化石にはなりません。それは腐敗し、分解され、土になります。では、死んだ犬を土中に埋葬するとどうでしょうか。それは土中で腐り、分解され、土になってしまいます。ではどうなると化石になるのでしょうか?化石になるには”一挙に積み重なった地層の中に動植物がすばやく埋まり、そののち安定した高圧力下に置かれること”が必要なのです。化石があるということは、地層が何十億年かけてゆっくり堆積したのではなく、一挙に堆積したことを示しているのです。(中略)

 また先ほどのパラクシー川では二枚貝が子供をうんだ瞬間の化石が見つかっています。この化石はいかに堆積と圧力が急激だったかを物語っています。これと似た化石は世界の各地で見つかっており、ある魚の化石は小さな魚を食べようと口にくわえたまま化石になっています。またイクチオサウルスのまさに子供を産む瞬間の化石などがあります。これらの化石を説明できる現象は大洪水なのです。 」 

――――――――――――――――――――――――――――――――――
以上が抜粋ですが、「化石になるには”一挙に積み重なった地層の中に動植物がすばやく埋まり、そののち安定した高圧力下に置かれること”が必要」というのは興味深い話です。そして地層を貫いて木の化石が存在するという事実は、ポールシフトによって発生した何回も繰り返される大津波が、海底や湖底に何層にも重なって土砂を短期間に堆積させたという説明が一番説得性があるように思います。

そして恐竜と人間が同時に同じ方向に向かって(川下から押し寄せてくる津波から逃げるために上流へ)逃げているという生々しい悲劇を物語っているように思えます。

1100
2005/12/24(Sat) 23:46
パトロス
化石の出来る仕組み(2)
化石の出来る仕組みに関してはすでに、セミナー[394]
http://www.ailab7.com/log/eqlog391-400.html
で話題になっていました。
「定説では地球の変化は斉一的であるということですが、それでは、酸素の供給があって恐竜や生き物の死骸は腐敗してしまうということです。一瞬にして土中深くに埋まるから、酸素の供給が遮断されて化石ができるという主張です。」

という話題が展開してあります。

津波とか山津波(岩屑流)で一瞬にして酸素の供給が遮断されるような災害(埋没)が無ければ、動物や人間の死体が化石になることは無いでしょう。

たとえば、関東大震災で、列車もろ共相模湾に埋もれてしまった乗客200名の遺体などはきっと化石となり、何万年か経って大地震で海上に浮上したとき、そのときの人類が発掘するのかもしれません。

今日のNHKスペシャルでは「人類誕生・700万年前 よみがえる最古のヒト」と言う番組をやっていましたが、そのなかで、最古の人の死体がやがて砂に埋もれて化石になった・・・という解説をしていましたが、どうして酸素と化合して腐敗しなかったのか・・という話は出てきませんでした。

[394]で紹介した記事には
「1971年4月、コロンビアで体長10メートルのイグアノドンの骨格化石が、人間の頭蓋骨と一緒に発見された。
頭蓋骨は石化作用が進んでいて、ほとんど完全に石灰に変っていた。ご存知イグアノドンは、通説では白亜紀末期の6500万年前に滅んだとされている。発掘に当たったコロンビア・デル・キンディオ大学のエナオ・マルティン教授は、合衆国の複数の大学宛てにこの驚くべき発見を個人的に通知した。しかし、大した反響もなく、考古学界はマルティン教授の発見を完全に無視した。
アカデミズムには“定説”というものが存在し、その定説とあまりにもかけ離れた発見は、弁解の余地なく発掘過程に誤認があったか、あるいは調査する価値もない“キワモノ”として扱われるのが普通なのだ。」

というびっくりするような記事もあります。
[1099]で紹介したサイトhttp://www14.plala.or.jp/tm86/newpage2.html
にあるメキシコで見つかった恐竜と遊ぶ人間の土偶や、ICAの線刻画にある恐竜と人間の関係なども面白いですが、これだけたくさんの定説否定となる資料があるのに、何故「イグアノドンの骨格化石が、人間の頭蓋骨と一緒に発見された。」という事実を真剣に調査研究しないのでしょうか。世界最強国を実質的に動かしている人たちが「旧約聖書」の世界が破綻するのを防いでいるためなのでしょうか。

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