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2831
Date: 2018-07-13 (Fri)
カリフォルニアの森林火災と地熱発電の関連探求を急げ!
[2829]で「近年カリフォルニアで起きた数千もの火事はそのほとんどが人間によって引き起こされたものだ」というニューヨークタイムズの記事を紹介しました。

確かに人間が引き起こしたものでしょうが、考えられているような個人的な不注意で起きたものでないとすれば、「移民の放火、ハイカーの不注意、という冤罪」が起きてしまう可能性があります。

ザ・ガイザースというのは次図に示すように地熱発電所の一群が存在している大規模なものであることを忘れてはいけません。


ザ・ガイザース
サンアンドレアス断層の近くにあり、面積約80平方キロメートルに及ぶ世界最大の蒸気卓越型の地熱地域です。
地熱はクリアレイク火山岩類の活動に関連した深成岩からもたらされています。
この地域では多くの発電事業者と蒸気供給事業者の間で、23基の発電所が運営されています。

NYタイムズと同じような論旨の研究論文を紹介し、再度「森林火災の原因究明」を急ぐことを訴えます。

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米国の山火事、84%が人為的な原因

2017.03.07

Popular Science:米国では過去20年間に数千件の山火事が起きていますが、そのほとんどが人間の過失によるものです。

2月27日付で「Proceedings of the National Academy of Sciences」に掲載された研究論文によれば、1992〜2012年に発生した山火事の実に84%が、人間の引き起こしたものだったそうです。それだけでなく、人間は山火事の季節を長引かせていました。また、同期間に全米で焼失した面積の約44%が人間の責任だったそうです。

これらの数字をそのまま受け取ると、人間は非常に多くの山火事を引き起こしていることになりますが、決してすぐに納得できる結果ではありません。

論文の主執筆者のひとりであるBethany Bradley氏も「とても驚きました」と述べています。「山火事は山で起きる火事ですよね? この言葉から連想するのはやはり自然現象です」

しかし、現実は違います。山火事が起きたと聞いたとき、十中八九、原因は人間です。落雷のような自然現象が原因であることはほとんどありません。この傾向が特に強いのは米国東海岸です。東海岸はほかの地域より湿度が高いため、大規模な山火事が起こりにくいのです

「東海岸の場合、1度の落雷くらいでは、山火事が起きる確率は低いでしょう」と、Bradley氏も述べています。同じ場所に何度か雷が落ちなければ、自然発火は難しいかもしれません。一方、乾燥した地域では、一度の稲妻だけでもすぐに発火します。

その結果、人口密度の高い東海岸では、西海岸や西部の山地、落雷の多いフロリダ州に比べ、人間が原因である山火事がはるかに起こりやすいのです。

今回の研究では、米森林局のKaren Short氏が編集、公開した巨大なデータセットを使用しました。森林局は国、州、自治体の情報をもとに、山火事の報告を収集しています。

データセットに含まれているのは、消防隊が出動した山火事です。生態系を保全するための野焼きは除外されています。

Bradley氏によれば、人間が引き起こした山火事のうち、最大の原因はごみの焼却で、29%を占めるそうです。故意に火をつける放火も21%を占めています

多くの山火事は壊滅的な被害をもたらします。2016年12月にテネシー州東部のガトリンバーグで起きた山火事は、10代の若者2人による放火が原因と伝えられています。この山火事では、数千軒の住宅と数千エーカーもの森林が焼失しました。

さらに、機械の使用による山火事が11%、キャンプファイヤーと子どもの火遊びがそれぞれ5%を占めています。残りの原因はすべて1%以下でした。

しかし、驚くべきは、人間が引き起こした山火事の数だけではありません。人間は山火事の季節を大幅に長引かせているのです。雷が原因である山火事は通常、7〜8月に狭い範囲(西部)で起こります。一方、人間の活動は1つの季節にとどまりません。人間が原因である山火事は春と秋に集中しています。その結果、消防隊は長期にわたり、山火事を警戒しなければならなくなっています。

論文によれば、消火活動のコストはすでに年間20億ドルを超えているそうです。この数字には、火災による経済的な損失は含まれていません

この論文では、ある興味深い事実も指摘しています。少なくとも1年に一度、米国の文化が山火事のタイミングを決定しているというのです。人間が原因の山火事が最も多い日はいつだと思いますか? 答えは7日4日です(独立記念日で、各地で花火が打ち上げられる)。

Bradley氏らはすでに、さらなる研究を進めようとしています。最初の目標は、山火事の規模を詳しく調べ、出火原因との関係を突き止めること。2つ目は、出火場所の地理的な分布を調べることです。山火事は自然の中で発生しているのでしょうか? それとも、人間と自然が交わる場所で発生しているのでしょうか?

Humans are responsible for the vast majority of wildfires in the U.S.|Popular Science
Mary Beth Griggs(原文/訳:米井香織/ガリレオ)

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この研究論文でも、「地下の環境を人為的に変えることによって、「解離ガス」という水素と酸素の可燃性ガスを作り出してしまっている可能性がある」ことにまったく触れていません。

By artificially altering the underground environment,
there is a possibility that the combustible gas of hydrogen and oxygen called "dissociated gas" has been created.

何度も述べていますが、「地熱発電」、「二酸化炭素地下貯留」、「シェールガス採掘に伴う廃液の地下圧入」などの人為的な「地下空間の圧力操作」は大変危険であることを認識しなければなりません。

アメリカは60年も前(注:参照)に「デンバーでの廃液注入による人為的地震事故」を経験した筈ですが、何も学んで来ませんでした。「地震とは断層が動いて、激しい地震波動を発すること」という断層地震説を信じていることが原因です。

「地震は爆発現象である」という「地震爆発論」を採用しないと、
人類の未来は悲惨な事故が続きます。

If we do not adopt the "earthquake explosion theory"
that an earthquake is an explosion phenomenon,
Miserable accidents continue in the future of humanity.

カリフォルニアで、1960年に最初の地熱発電所を建設して以来、住民が家屋を焼失するという悲劇に遭っている現実を見誤ってはなりません。


森林火災によって焼失するアメリカ国民の家屋が急増しています

「地下空間の圧力を人為的に改変する操作」を止めるべきです。

"Operation to artificially alter the pressure in the underground space"
should be stopped.

注:デンバー地震:

デンバー地震(デンバーじしん、英: Denver earthquakes)とはアメリカ合衆国コロラド州のデンバー市周辺で1962年から1967年まで地震が頻発した現象である。一か月に数十回から多いときで80回以上も地震が発生していたが、これらの地震はデンバー近郊のロッキーマウンテン兵器工場 (RMA) での廃液の地中注入によるものと解明された。地中注入による誘発地震の代表例のひとつであり最初の事例である。

現代の地震学者は間違っている断層地震説を信用し、他の説を何も学ぼうとしません。

そのために民衆が大変な難儀を背負わされています。

Modern seismologists trust the wrong fault seismic theory and will not learn anything else.

For this reason the people are burdened with serious hardships.

2832
Date: 2018-07-19 (Thu)
もう一つの地震学英語版/ガラクタ地震学の放棄

もう一つの地震学について、英語版を作成中です。

キラウエア火山の熔岩流出、カリフォルニアの山火事、オクラホマの地震、中南米の火山噴火など、地熱発電による人災、廃液処理作業による人災という疑いが捨て切れません。

日本でも、二酸化炭素地下貯留事業(CCS)や地熱発電による事故が起きているものと推定しています。

原子力発電では為政者の愚行で起こしてしまった人災という疑念がありますが、それよりもはるかに大きな「一見すると自然災害だが、実は人災」という事故が起きています。

日本人は外国で騒がれないと気がつかないという習性がありますが、稚拙な英文記事を読んで、アメリカで「人災ストップ」の声が上がることを期待しています。

どうかアメリカへの拡散を宜しくお願いします。

日米ともに、現代の地震学は以下のような「ガラクタ」
In both Japan and the United States, modern seismology is "garakuta"

大学教授の地震観が、

「爪が伸びるくらいのゆっくりとしたプレートどうしの動きが、何十年何百年の歳月をかけてプレート境界の近くにひずみエネルギーを溜めてゆきます。それが断層ずれによって一気に解放されるのが地震です。」

というのですから、「地震爆発論」が入り込む余地はありません。まったく愚かな地震研究が続いています。

日米の善良なる市民で地震学を改革していかなければなりません。一般的な大学教授の地震観を紹介します。

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地震はなぜおこるか?
北海道大学・理学研究科・地球惑星科学専攻・宇宙測地学研究室
教授 日置 幸介(へき こうすけ)

はじめに:そもそもの原因

昨年以来新潟、福岡、宮城等で相次いだ地震災害やスマトラの津波の映像は、地震の持つ途方もない力をみせつけました。スマトラ沖で海の水をビルの高さに持ち上げた膨大なエネルギーはどこから来ているのでしょう。ここでは本公開セミナーの主題である北海道の地震・火山・津波災害の話題から少し離れて、それらのおおもとについて地球物理学的な視点から考えてみたいと思います。

地震(地震動)の直接の原因が断層での岩盤のずれであることは多くの方の知る事実ですが、そもそも断層で岩盤はなぜずれるのでしょうか。爪が伸びるくらいのゆっくりとしたプレートどうしの動きが、何十年何百年の歳月をかけてプレート境界の近くにひずみエネルギーを溜めてゆきます。それが断層ずれによって一気に解放されるのが地震です

プレートを動かす力は地球内部に熱対流を起こす力、つまり場所による温度の違いからくる浮力です。さらに突き詰めると、熱対流は地球が熱い自分自身の深部を冷やそうとする過程の一つです。プレート運動や地殻ひずみを地震の「犯罪グループ」とすると、黒幕は地球自身の「熱」といえそうです。

地球の層構造


地球の層構造
図1 地球は、物質で考えると軽い岩石でできた地殻、重い岩石でできたマントル、金属でできた中心核に分けられる。
物性的にみると、岩石の部分は冷たく硬い表層部分(プレート、またはリソスフェア)とその下の流動性の高い部分に分けられ、
中心核は流体部分(外核)と固体部分(内核)に分けられる。
地球は生来の熱や放射性壊変で新たに生まれる熱を、マントルの対流と地表での熱伝導によって宇宙空間に逃がし続けている。

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もう一つ紹介します。東京大学教授の「地震はどうして起きるか」です。

第1回  地震はどうして起きるのか 平田 直


断層が動いて地震動が発生すると説明している

なまずが騒いで地震になるなんて、昔の人でも思っていませんよ。「デイタラボッチ」のような昔話です。

大学に進んで「地震学」を学んでも何の役にもたたない「ガラクタ学」を勉強させられるだけです。

If you go to university and learn "seismology" you will only be able to study "garakuta" which is not useful for anything.

2833
Date: 2018-07-20 (Fri)
桜島と霧島の火山が地下で繋がっているのは当然のこと
「異なる火山が地下で接続している」ことが、科学的な調査ではじめた分ったそうです。その最初の発見の現場となったのは、桜島と新燃岳の範囲を含む九州の姶良カルデラと霧島連峰…です。
Study finds deep subterranean connection between two Japan volcanoesが報じています。

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Southern Japan on Feb. 3rd, 2011, showing the active cones of Kirishima (Shinmoedake) and Aira caldera (Sakurajima) volcanoes.
While Kirishima is erupting very strongly, Aira's activity is relatively low. Credit: NASA
新燃岳(霧島カルデラ)が活発に噴火していたときには桜島(姶良カルデラ)の活動は低かった。

科学者たちの研究により、日本の南部のひとつの火山の急激な変化は、そこから 22キロメートル離れた場所にある火山活動の直接的な結果として現れていることが初めて確認された。

これは、姶良カルデラと霧島の 2011年の噴火に至る数か月の間に、地下で共通のマグマの供給源を介して、ふたつが結ばれていたことが観測で示されたものだ。

日本の霧島と鹿児島は、日本で最も活発で、なおかつ想定被害が大きな火山に沿うように広がっている都市であり、また、鹿児島は人口も多い都市であるために、世界で最も詳細な観測が続けられている火山系のひとつだ。

火山がどのように相互作用するかを特定することは、噴火が遠方の火山の活動に影響するかどうかを知るために、あるいは、どのように異なる遠方の火山が相互に影響を及ぼし、他の火山の新しい強力な爆発事象の脅威を高めるかどうかを決定する上で重要なこととなる。

米マイアミ大学の研究チームは、この日本の 2つの火山を結ぶ共通のマグマ溜まりの存在を確認するために、この地域の 32の常設 GPS ステーションからの変形データを分析した。

姶良カルデラの膨張は止まっており、火山活動は休止をしている兆候が現れたとされている。しかし、この新しい研究の結果は、霧島が活動を停止した後に再び霧島が噴火を再開した間、姶良カルデラのマグマ溜まりが一時的に収縮し始めたという動きを示し、ふたつの火山で反対のことが起きたことを示している。

「霧島の噴火の前後に、姶良カルデラの動向に根本的な変化が見られたのです」と、この研究の筆頭著者であるエロディー・ブラゼランデ(Elodie Brothelande)氏は語った。

「この相互の作用を説明する唯一の方法は、このふたつの火山の間に接続関係が存在しているということなのです」

2つの異なる火山の間に明確な「接続」があることが科学的に示されたのは、この研究が初めてとなる。

この発見は、地質学的には表面的な明確なつながりを持たない火山同士が、巨大なマグマシステムの一部である可能性があることを確認したことになる。

研究の共同執筆者であるファルク・アメラン(Falk Amelung)氏は、以下のように述べる。

「火山のマグマシステムがどのように広がっているかを知ることは、火山噴火のリスクの観点から重要なことです。地下には多くのマグマが存在しますが、1つの火山の噴火が別の火山の噴火と関係する可能性について、これまで明確なつながりの証拠が示されたことがなかったのです」

「鹿児島のように人口密度の高い火山地域では、噴火の予測が非常に重要なこととなります。今や、姶良カルデラの動向の変化は隣人である霧島の活動の直接的な結果であることがわかったのです」

また、この発見からうかがえることは、姶良カルデラのような大きな火山系では、マグマの経路が定期的に開閉するために、共通の深い貯留層からマグマが供給された場合、その近くの火山での小さな噴火に反応する可能性があるということだ。

「今後は、このような火山同士の接続が、アジアのこれらの火山にだけ特有であるものなのか、それとも世界中に火山系に広がっているものなのかどうかを調べていく必要があるはずです」(In Deep より転載)

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桜島と新燃岳の活動を比較してみると、両者は地下で繫がっていることが判明したということですが。石田理論で言えば当たり前のことだと言えます。22km離れた火山であっても、どこかでは火道が繋がっているはずです。もっと深くまで行けば、熔融マントルに達します。

つまり、地殻は熔融マントルの上の冷却固体化した部分ですから、熔融マグマは世界に繋がっています。報道されている内容は当然のことだと考えられます。

ひるがえって、カリフォルニアの山火事が広範囲に広がっていることも、毛細血管のように流れているマグマに沿って可燃性の高熱解離ガスが運ばれることを考えれば、近くに地熱発電所が存在しなくても、影響を受けることは十分に考えられることです。

ただし、つぎのような、カルデラ噴火をことさら危険視する見方には賛同できません

巨大カルデラ噴火のメカニズムとリスクを発表

それよりも、[2799]霧島連山の新燃岳、硫黄山の噴火で紹介した、地熱発電による噴火の誘発を緊急に問題にするべきです。

地下深くではすべてマグマで繋がっていますから、どこかで地下環境を改変すれば、影響は離れた場所にも現れるはずだと考えるべきでしょう。

地殻は熔融マントルの表面であるという”もう一つの地震学”の知見を
日本にも、アメリカにも拡散してください

Please spread the findings of "another seismology"
that the crust is the surface of the melting mantle
to Japan and the United States.

後記:

たとえば、桜島の噴火を研究しているBristol大学の論文には、以下のような記事があります。

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Magma accumulation highlights growing threat from Japanese volcano

September 13, 2016, University of Bristol

The excessive build-up of magma may indicate there is growing potential for a larger eruption. In particular, the deadly 1914 eruption was approximately 1.5 km3 in volume. From this time it would take roughly 130 years to save up enough magma for another eruption of a similar size.

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つまり、
「マグマの過剰蓄積は、より大きな噴火の可能性が増していることを示すのかもしれない。 特に、1914年の致命的な噴火は約1.5km3であった。 この時から、同様の大きさの噴火のために十分なマグマを貯めるのに約130年かかるだろう。」

と言っていますが、桜島の地下のマグマ溜りはマントルと繋がっているはずですから、130年経過しなくても、マグマは上昇することが可能です。

気象庁のHPにある次図のような地球の構造は根本的に間違っています。マントルは熔融しています。


マントルとマグマ溜まりはつながっています。海洋プレートの潜り込みなどありません。などありません。
マントル固体論は間違っている!

Mantle solid theory is wrong!

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