前日に戻る
2831
Date: 2018-07-13 (Fri)
カリフォルニアの森林火災と地熱発電の関連探求を急げ!
[2829]で「近年カリフォルニアで起きた数千もの火事はそのほとんどが人間によって引き起こされたものだ」というニューヨークタイムズの記事を紹介しました。

確かに人間が引き起こしたものでしょうが、考えられているような個人的な不注意で起きたものでないとすれば、「移民の放火、ハイカーの不注意、という冤罪」が起きてしまう可能性があります。

ザ・ガイザースというのは次図に示すように地熱発電所の一群が存在している大規模なものであることを忘れてはいけません。


ザ・ガイザース
サンアンドレアス断層の近くにあり、面積約80平方キロメートルに及ぶ世界最大の蒸気卓越型の地熱地域です。
地熱はクリアレイク火山岩類の活動に関連した深成岩からもたらされています。
この地域では多くの発電事業者と蒸気供給事業者の間で、23基の発電所が運営されています。

NYタイムズと同じような論旨の研究論文を紹介し、再度「森林火災の原因究明」を急ぐことを訴えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

米国の山火事、84%が人為的な原因

2017.03.07

Popular Science:米国では過去20年間に数千件の山火事が起きていますが、そのほとんどが人間の過失によるものです。

2月27日付で「Proceedings of the National Academy of Sciences」に掲載された研究論文によれば、1992〜2012年に発生した山火事の実に84%が、人間の引き起こしたものだったそうです。それだけでなく、人間は山火事の季節を長引かせていました。また、同期間に全米で焼失した面積の約44%が人間の責任だったそうです。

これらの数字をそのまま受け取ると、人間は非常に多くの山火事を引き起こしていることになりますが、決してすぐに納得できる結果ではありません。

論文の主執筆者のひとりであるBethany Bradley氏も「とても驚きました」と述べています。「山火事は山で起きる火事ですよね? この言葉から連想するのはやはり自然現象です」

しかし、現実は違います。山火事が起きたと聞いたとき、十中八九、原因は人間です。落雷のような自然現象が原因であることはほとんどありません。この傾向が特に強いのは米国東海岸です。東海岸はほかの地域より湿度が高いため、大規模な山火事が起こりにくいのです

「東海岸の場合、1度の落雷くらいでは、山火事が起きる確率は低いでしょう」と、Bradley氏も述べています。同じ場所に何度か雷が落ちなければ、自然発火は難しいかもしれません。一方、乾燥した地域では、一度の稲妻だけでもすぐに発火します。

その結果、人口密度の高い東海岸では、西海岸や西部の山地、落雷の多いフロリダ州に比べ、人間が原因である山火事がはるかに起こりやすいのです。

今回の研究では、米森林局のKaren Short氏が編集、公開した巨大なデータセットを使用しました。森林局は国、州、自治体の情報をもとに、山火事の報告を収集しています。

データセットに含まれているのは、消防隊が出動した山火事です。生態系を保全するための野焼きは除外されています。

Bradley氏によれば、人間が引き起こした山火事のうち、最大の原因はごみの焼却で、29%を占めるそうです。故意に火をつける放火も21%を占めています

多くの山火事は壊滅的な被害をもたらします。2016年12月にテネシー州東部のガトリンバーグで起きた山火事は、10代の若者2人による放火が原因と伝えられています。この山火事では、数千軒の住宅と数千エーカーもの森林が焼失しました。

さらに、機械の使用による山火事が11%、キャンプファイヤーと子どもの火遊びがそれぞれ5%を占めています。残りの原因はすべて1%以下でした。

しかし、驚くべきは、人間が引き起こした山火事の数だけではありません。人間は山火事の季節を大幅に長引かせているのです。雷が原因である山火事は通常、7〜8月に狭い範囲(西部)で起こります。一方、人間の活動は1つの季節にとどまりません。人間が原因である山火事は春と秋に集中しています。その結果、消防隊は長期にわたり、山火事を警戒しなければならなくなっています。

論文によれば、消火活動のコストはすでに年間20億ドルを超えているそうです。この数字には、火災による経済的な損失は含まれていません

この論文では、ある興味深い事実も指摘しています。少なくとも1年に一度、米国の文化が山火事のタイミングを決定しているというのです。人間が原因の山火事が最も多い日はいつだと思いますか? 答えは7日4日です(独立記念日で、各地で花火が打ち上げられる)。

Bradley氏らはすでに、さらなる研究を進めようとしています。最初の目標は、山火事の規模を詳しく調べ、出火原因との関係を突き止めること。2つ目は、出火場所の地理的な分布を調べることです。山火事は自然の中で発生しているのでしょうか? それとも、人間と自然が交わる場所で発生しているのでしょうか?

Humans are responsible for the vast majority of wildfires in the U.S.|Popular Science
Mary Beth Griggs(原文/訳:米井香織/ガリレオ)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この研究論文でも、「地下の環境を人為的に変えることによって、「解離ガス」という水素と酸素の可燃性ガスを作り出してしまっている可能性がある」ことにまったく触れていません。

By artificially altering the underground environment,
there is a possibility that the combustible gas of hydrogen and oxygen called "dissociated gas" has been created.

何度も述べていますが、「地熱発電」、「二酸化炭素地下貯留」、「シェールガス採掘に伴う廃液の地下圧入」などの人為的な「地下空間の圧力操作」は大変危険であることを認識しなければなりません。

アメリカは60年も前(注:参照)に「デンバーでの廃液注入による人為的地震事故」を経験した筈ですが、何も学んで来ませんでした。「地震とは断層が動いて、激しい地震波動を発すること」という断層地震説を信じていることが原因です。

「地震は爆発現象である」という「地震爆発論」を採用しないと、
人類の未来は悲惨な事故が続きます。

If we do not adopt the "earthquake explosion theory"
that an earthquake is an explosion phenomenon,
Miserable accidents continue in the future of humanity.

カリフォルニアで、1960年に最初の地熱発電所を建設して以来、住民が家屋を焼失するという悲劇に遭っている現実を見誤ってはなりません。


森林火災によって焼失するアメリカ国民の家屋が急増しています
訂正:図中の消失面積は居住人口の間違いでした。

「地下空間の圧力を人為的に改変する操作」を止めるべきです。

"Operation to artificially alter the pressure in the underground space"
should be stopped.

注:デンバー地震:

デンバー地震(デンバーじしん、英: Denver earthquakes)とはアメリカ合衆国コロラド州のデンバー市周辺で1962年から1967年まで地震が頻発した現象である。一か月に数十回から多いときで80回以上も地震が発生していたが、これらの地震はデンバー近郊のロッキーマウンテン兵器工場 (RMA) での廃液の地中注入によるものと解明された。地中注入による誘発地震の代表例のひとつであり最初の事例である。

現代の地震学者は間違っている断層地震説を信用し、他の説を何も学ぼうとしません。

そのために民衆が大変な難儀を背負わされています。

Modern seismologists trust the wrong fault seismic theory and will not learn anything else.

For this reason the people are burdened with serious hardships.

2832
Date: 2018-07-19 (Thu)
もう一つの地震学英語版/ガラクタ地震学の放棄

もう一つの地震学について、英語版を作成中です。

キラウエア火山の熔岩流出、カリフォルニアの山火事、オクラホマの地震、中南米の火山噴火など、地熱発電による人災、廃液処理作業による人災という疑いが捨て切れません。

日本でも、二酸化炭素地下貯留事業(CCS)や地熱発電による事故が起きているものと推定しています。

原子力発電では為政者の愚行で起こしてしまった人災という疑念がありますが、それよりもはるかに大きな「一見すると自然災害だが、実は人災」という事故が起きています。

日本人は外国で騒がれないと気がつかないという習性がありますが、稚拙な英文記事を読んで、アメリカで「人災ストップ」の声が上がることを期待しています。

どうかアメリカへの拡散を宜しくお願いします。

日米ともに、現代の地震学は以下のような「ガラクタ」
In both Japan and the United States, modern seismology is "garakuta"

大学教授の地震観が、

「爪が伸びるくらいのゆっくりとしたプレートどうしの動きが、何十年何百年の歳月をかけてプレート境界の近くにひずみエネルギーを溜めてゆきます。それが断層ずれによって一気に解放されるのが地震です。」

というのですから、「地震爆発論」が入り込む余地はありません。まったく愚かな地震研究が続いています。

日米の善良なる市民で地震学を改革していかなければなりません。一般的な大学教授の地震観を紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

地震はなぜおこるか?
北海道大学・理学研究科・地球惑星科学専攻・宇宙測地学研究室
教授 日置 幸介(へき こうすけ)

はじめに:そもそもの原因

昨年以来新潟、福岡、宮城等で相次いだ地震災害やスマトラの津波の映像は、地震の持つ途方もない力をみせつけました。スマトラ沖で海の水をビルの高さに持ち上げた膨大なエネルギーはどこから来ているのでしょう。ここでは本公開セミナーの主題である北海道の地震・火山・津波災害の話題から少し離れて、それらのおおもとについて地球物理学的な視点から考えてみたいと思います。

地震(地震動)の直接の原因が断層での岩盤のずれであることは多くの方の知る事実ですが、そもそも断層で岩盤はなぜずれるのでしょうか。爪が伸びるくらいのゆっくりとしたプレートどうしの動きが、何十年何百年の歳月をかけてプレート境界の近くにひずみエネルギーを溜めてゆきます。それが断層ずれによって一気に解放されるのが地震です

プレートを動かす力は地球内部に熱対流を起こす力、つまり場所による温度の違いからくる浮力です。さらに突き詰めると、熱対流は地球が熱い自分自身の深部を冷やそうとする過程の一つです。プレート運動や地殻ひずみを地震の「犯罪グループ」とすると、黒幕は地球自身の「熱」といえそうです。

地球の層構造


地球の層構造
図1 地球は、物質で考えると軽い岩石でできた地殻、重い岩石でできたマントル、金属でできた中心核に分けられる。
物性的にみると、岩石の部分は冷たく硬い表層部分(プレート、またはリソスフェア)とその下の流動性の高い部分に分けられ、
中心核は流体部分(外核)と固体部分(内核)に分けられる。
地球は生来の熱や放射性壊変で新たに生まれる熱を、マントルの対流と地表での熱伝導によって宇宙空間に逃がし続けている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もう一つ紹介します。東京大学教授の「地震はどうして起きるか」です。

第1回  地震はどうして起きるのか 平田 直


断層が動いて地震動が発生すると説明している

なまずが騒いで地震になるなんて、昔の人でも思っていませんよ。「デイタラボッチ」のような昔話です。

大学に進んで「地震学」を学んでも何の役にもたたない「ガラクタ学」を勉強させられるだけです。

If you go to university and learn "seismology" you will only be able to study "garakuta" which is not useful for anything.

2833
Date: 2018-07-20 (Fri)
桜島と霧島の火山が地下で繋がっているのは当然のこと
「異なる火山が地下で接続している」ことが、科学的な調査ではじめた分ったそうです。その最初の発見の現場となったのは、桜島と新燃岳の範囲を含む九州の姶良カルデラと霧島連峰…です。
Study finds deep subterranean connection between two Japan volcanoesが報じています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Southern Japan on Feb. 3rd, 2011, showing the active cones of Kirishima (Shinmoedake) and Aira caldera (Sakurajima) volcanoes.
While Kirishima is erupting very strongly, Aira's activity is relatively low. Credit: NASA
新燃岳(霧島カルデラ)が活発に噴火していたときには桜島(姶良カルデラ)の活動は低かった。

科学者たちの研究により、日本の南部のひとつの火山の急激な変化は、そこから 22キロメートル離れた場所にある火山活動の直接的な結果として現れていることが初めて確認された。

これは、姶良カルデラと霧島の 2011年の噴火に至る数か月の間に、地下で共通のマグマの供給源を介して、ふたつが結ばれていたことが観測で示されたものだ。

日本の霧島と鹿児島は、日本で最も活発で、なおかつ想定被害が大きな火山に沿うように広がっている都市であり、また、鹿児島は人口も多い都市であるために、世界で最も詳細な観測が続けられている火山系のひとつだ。

火山がどのように相互作用するかを特定することは、噴火が遠方の火山の活動に影響するかどうかを知るために、あるいは、どのように異なる遠方の火山が相互に影響を及ぼし、他の火山の新しい強力な爆発事象の脅威を高めるかどうかを決定する上で重要なこととなる。

米マイアミ大学の研究チームは、この日本の 2つの火山を結ぶ共通のマグマ溜まりの存在を確認するために、この地域の 32の常設 GPS ステーションからの変形データを分析した。

姶良カルデラの膨張は止まっており、火山活動は休止をしている兆候が現れたとされている。しかし、この新しい研究の結果は、霧島が活動を停止した後に再び霧島が噴火を再開した間、姶良カルデラのマグマ溜まりが一時的に収縮し始めたという動きを示し、ふたつの火山で反対のことが起きたことを示している。

「霧島の噴火の前後に、姶良カルデラの動向に根本的な変化が見られたのです」と、この研究の筆頭著者であるエロディー・ブラゼランデ(Elodie Brothelande)氏は語った。

「この相互の作用を説明する唯一の方法は、このふたつの火山の間に接続関係が存在しているということなのです」

2つの異なる火山の間に明確な「接続」があることが科学的に示されたのは、この研究が初めてとなる。

この発見は、地質学的には表面的な明確なつながりを持たない火山同士が、巨大なマグマシステムの一部である可能性があることを確認したことになる。

研究の共同執筆者であるファルク・アメラン(Falk Amelung)氏は、以下のように述べる。

「火山のマグマシステムがどのように広がっているかを知ることは、火山噴火のリスクの観点から重要なことです。地下には多くのマグマが存在しますが、1つの火山の噴火が別の火山の噴火と関係する可能性について、これまで明確なつながりの証拠が示されたことがなかったのです」

「鹿児島のように人口密度の高い火山地域では、噴火の予測が非常に重要なこととなります。今や、姶良カルデラの動向の変化は隣人である霧島の活動の直接的な結果であることがわかったのです」

また、この発見からうかがえることは、姶良カルデラのような大きな火山系では、マグマの経路が定期的に開閉するために、共通の深い貯留層からマグマが供給された場合、その近くの火山での小さな噴火に反応する可能性があるということだ。

「今後は、このような火山同士の接続が、アジアのこれらの火山にだけ特有であるものなのか、それとも世界中に火山系に広がっているものなのかどうかを調べていく必要があるはずです」(In Deep より転載)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

桜島と新燃岳の活動を比較してみると、両者は地下で繫がっていることが判明したということですが。石田理論で言えば当たり前のことだと言えます。22km離れた火山であっても、どこかでは火道が繋がっているはずです。もっと深くまで行けば、熔融マントルに達します。

つまり、地殻は熔融マントルの上の冷却固体化した部分ですから、熔融マグマは世界に繋がっています。報道されている内容は当然のことだと考えられます。

ひるがえって、カリフォルニアの山火事が広範囲に広がっていることも、毛細血管のように流れているマグマに沿って可燃性の高熱解離ガスが運ばれることを考えれば、近くに地熱発電所が存在しなくても、影響を受けることは十分に考えられることです。

ただし、つぎのような、カルデラ噴火をことさら危険視する見方には賛同できません

巨大カルデラ噴火のメカニズムとリスクを発表

それよりも、[2799]霧島連山の新燃岳、硫黄山の噴火で紹介した、地熱発電による噴火の誘発を緊急に問題にするべきです。

地下深くではすべてマグマで繋がっていますから、どこかで地下環境を改変すれば、影響は離れた場所にも現れるはずだと考えるべきでしょう。

地殻は熔融マントルの表面であるという”もう一つの地震学”の知見を
日本にも、アメリカにも拡散してください

Please spread the findings of "another seismology"
that the crust is the surface of the melting mantle
to Japan and the United States.

後記:

たとえば、桜島の噴火を研究しているBristol大学の論文には、以下のような記事があります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Magma accumulation highlights growing threat from Japanese volcano

September 13, 2016, University of Bristol

The excessive build-up of magma may indicate there is growing potential for a larger eruption. In particular, the deadly 1914 eruption was approximately 1.5 km3 in volume. From this time it would take roughly 130 years to save up enough magma for another eruption of a similar size.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

つまり、
「マグマの過剰蓄積は、より大きな噴火の可能性が増していることを示すのかもしれない。 特に、1914年の致命的な噴火は約1.5km3であった。 この時から、同様の大きさの噴火のために十分なマグマを貯めるのに約130年かかるだろう。」

と言っていますが、桜島の地下のマグマ溜りはマントルと繋がっているはずですから、130年経過しなくても、マグマは上昇することが可能です。

気象庁のHPにある次図のような地球の構造は根本的に間違っています。マントルは熔融しています。


マントルとマグマ溜まりはつながっています。海洋プレートの潜り込みなどありません。などありません。
マントル固体論は間違っている!

Mantle solid theory is wrong!

2834
Date: 2018-07-24 (Tue)
宇宙時代の科学技術へ向けて、膠着した現代科学を変えよう
本日の産経新聞に「ラ・ムーの本心」の書籍広告が載っていました。書籍の帯にもありますが「21世紀を凌駕する伝説のムー文明の全貌」がどんどん明らかになっていくのに、ムー大陸の存在さえ否定する現代の地球物理科学にもどかしさを感じます。

ラ・ムー大王が最初不機嫌であった理由を[2684]、[2685]ラ・ムー大王の不機嫌さの真因、[2486]などで述べましたが、ムーやラ・ムーという「言葉」がオカルトの世界に押しやられ、大陸の存在さえ「科学的に否定される」と学者がいうのですから、不機嫌になるのは当然だと思います。

[2686]にも書きましたが、ムー文明には高度の科学技術が存在し、飛行船で世界と交流があったそうです。宇宙人との交流もあって、科学技術を教えて貰っていたそうですし、文字も現在知られている楔形文字や象形文字はムー文明にあったものだそうです。今ではアデプトという名でしか伝わっていない「半神半人」のような存在も書籍の中で語られています。

その後地球文明は凋落したのですが、再度宇宙からの介入があれば全く新しい地球文明になりえる可能性を秘めていて、そうした時代を迎えようとしています。

そうしたなかで、視点を変えて今の地球物理科学を見てみると、プレート論とか付加体論とか愚にもつかない理論が横行しています。太陽光を増幅し、利用する「ピラミッドエネルギー技術」を持っていたムー文明の科学者からは、「地熱利用発電とか、CO2の地下貯留だとかは、危険だね、自分で自分の首を絞めているみたいだよ」と警告されるような気がします。

地震は爆発現象であって、その爆発で大陸ごと沈めてしまった失敗をこそ伝えたいのではないでしょうか。

しかし現代の地震学者は重箱の隅をつつくような「微弱なスロー地震学を追求」することに熱心です。それが、益々国民の信用を無くしている現実に気付いていません。


文部科学省によって「新学術領域研究」と認定された「スロー地震学」ですが、ガラクタです。
どうか、そんなくだらない現象の探求に大切な思考エネルギーを使わないで頂きたいと思います。

その微弱な震動はマグマ溜まり内部の擾乱に過ぎません

The weak vibration is only a disturbance inside the magma chamber

一般庶民でも意識の高い方々は「地震学者は何も成果を上げられないで、次々と重箱の隅をほじくっている」と見られていることを知ってください。地震学者は何時の日にか代償を払わされるようになるでしょう。

科学的ムー大陸論を紹介します。

最後に「ラ・ムーの本心」のあとがきを紹介しておきます。「常識」の壁が粉々に破壊され、「心の文明」が開ける時代がそこまで来ているそうです。

2835
Date: 2018-07-25 (Wed)
深部低周波微動をスロースリップと解釈するのはおかしい
地震学者はスロー地震と勝手に命名した現象を作り上げて大衆の目先を変えさせ、成果の上がらない研究の責任逃れを繰り返しているように思えてなりません。

単なるマグマ溜り内部の擾乱による振動をスリップと解釈するのは間違いです。微かな振動があるだけで、地盤が動いているわけではありません。

最初に言いだしたのは東大の小原教授が防災科学技術研究所時代に「地球科学の新たな謎」として問題提起してからです。([273]参照)

東海地震の切迫説を言い出したのは東大助手だった石橋克彦氏ですが、現在の地震学会会長(山岡耕春名大教授)も、地殻の変動速度を解析して、東海地震早期発生説(2002年説[1087]無反省のままでいいのか参照)を打ち出しました。そうした数多くの地震学者の間違った見解により静岡県民が振り回されてきたことを忘れてはいけません。(私は静岡の講演会で聴衆のご老人から代理?で叱られました。「あなたも地震学者の一人だ!地震学者は反省せよ!」と・・・)

あれから、16年(石橋説からは42年)経過しましたが、東海地震は起こっていません。

(そこで)今度は、地震学者はスロースリップという現象が実在し、それが、「南海トラフ巨大地震」の前触れになると考え、地震予知につながると妄想しています。

これはすでに、[273][1134]でも紹介した地震計上の低周波微動のことですが、石田地震理論で解説すると、

「石田理論の解釈では、低周波微動の震動源あたりに、巨大なマグマプールが出来上がっているのだと解釈します。大陸の沈降現象はこうしたマグマプールのもっと巨大なものが、何段にも無数に発達し、そこで巨大地震が連発して、大陸を沈降させてしまうのだと思います。」

と説明しました。巨大なマグマプールがこの地域に存在し、その内部で、小規模の解離と結合反応が起きていることが、微動現象になっているのだと推定します。

しかし、東大(小原教授)も、京大(西村教授)もこれをスロースリップ現象と解釈し新しい研究分野として予算獲得に励んでいます。巨大地震の前触れか?とマスコミも報道していますが、どんどん迷路に迷い込んでいく感じです。


岩盤に歪が蓄積されるというのは妄想です
地表の動きから何故歪が計測されるのか?
スロースリップという深部低周波震動はスリップではなく、
マグマ溜まり内部の擾乱震動に過ぎない



地震予知は可能か? その1 - スロークェイク、プレート断裂

研究という名の遊びをやるな!

ところで、バリ島にはAgung、Baturなどの火山がありますが、その地下に多層構造のマグマ溜りが報告されています。
Multi-level magma plumbing at Agung and Batur volcanoes increases risk of hazardous eruptions


インドネシアの地下深部の多層構造のマグマ溜り配置図


Agung火山地下のマグマ溜り
モホ面付近の深部に大きなマグマ溜りがあり、さらにマントル深部につながっている。
マントル熔融説と調和的な研究に思われる。

この辺りはムー大陸の西端部に相当しますが、チャーチワードが想定したガスチャンバー崩壊説が信憑性を持ってくるような、マグマ溜りの配置を思い出させます。

南海トラフで起きている深部低周波微動も、バリ島地下に存在する多層構造のマグマ溜りと同じ地下構造になっていることが考えられます。

参考:

なおスロースリップについては[1489][1899][2209][2810]などでも解説しましたが、「プレートの潜り込みを真実だとすると、歪エネルギーが知らないうちにどこかに消えたと思うしかない・・・」という単純・安易な妄想から生まれている(川崎教授解説)ものでもあります。

プレート論や断層地震説を捨てれば解決するだけのことです。

どうしてマグマ貫入爆発論を捨てたのか?

Why did a seismologist threw away the theory of magma intrusion explosion?

2836
Date: 2018-07-25 (Wed)
カナダのMcAdamでの爆発音は水素爆発の爆鳴音が糸電話の原理で聞こえている
カナダの小さな村で不思議な群発地震が起きています。
TOCANAが報じています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これは、カナダ・ニューブランズウィック州のマッカダム(McAdam)村で起きた出来事だ。

■説明不可能な小さな地震が続く村

 マッカダムは2018年時点で、人口1151人の落ち着いた小さな村だ。しかし、なぜかこの地域にだけ説明不可能な小さな地震が続いている。

 2016年に一連の地震が始まり、過去30日間で小さな地震が22回、2016年初頭から数えると100回を超える地震がマッカダムを揺らした。しかし、その理由は全くもって不明なのである。

 2016年の地震は、時に家を揺り動かし窓ガラスを壊したが、リヒター値(地震のマグニチュードを示す値)ではそれほど大きい値ではなかった。そして2年後の現在まで、地震は起きた時と同様にぴたりとやんでいた。

 ところが現在、どういうわけか再び一連の地震が戻ってきたのだ。この地域の住民によれば、現在起きている地震は、銃声や爆発音に似た大きな騒音を起こしているという。そしてその騒音はどんどん増してきているとも。  

マッカダムの村長ケン・スタニックス氏は、その音を初めて聞いた時、湯沸かし器が地下で爆発したように聞こえたという。そして住民は、夜中に奇妙な騒音で起こされることに、だんだん慣れてきているとも付け加える。

 スタニックス氏は、「夜中にその騒音によって目を覚まし、これは例の地震に違いないと思っていると、音が徐々に弱まり、一連の音は終わるのです」と話す。

■最大でもマグニチュード2.5

 この地震について、カナダ政府・天然資源省の地震学者スティーブン・ハルチャクも調査を行った。まず地下を通る水道管や、工事をしている会社の有無なども綿密に調べられた。しかし問題は何も見つからなかった。

 ハルチャク氏は、この地域の地震の大半は小さく、最大のものでもマグニチュード2.5であるという。そしてこれらの小地震の震源は非常に浅く、体感では揺れを感じなくても地震音が聞こえるのだと述べた。

 マッカダムに限って小さい地震が頻発し、おまけに地鳴りや爆発音のような奇妙な音が聞こえるというのは、何とも不気味な現象である。

 しかし、日本でも大地震の前に地鳴りが聞こえたという話はしばしば聞く。「備えあれば患いなし」で、マッカダムの住民は大きな地震への心構えをしておいて、間違いはないであろう。
(文=三橋ココ)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これは[1619]でも解説したセネカガンという現象です。フィンガー湖の一つであるセネカ湖の湖畔で聞こえる謎の爆発音として知られているものです。


セネカ湖の位置

結論を言えば、震源での爆発音が空中を伝わる気導音としてでなく、骨導音として伝わる(糸電話の原理)現象す。爆発のような音だけど建物やガラス窓はそれほど揺れないので不思議な思いがするのです。([1231]も参照)

日本でも時々報じられていますが、アメリカの東海岸ではよく起きる現象です。
ただし、地震学者が地震を爆発だとは認識しないので、原因不明で処理されています。

地鳴りや爆発音が聞こえるというのは、地震が爆発であることを教えているのですが、地震学者は耳を傾けません。

McAdamだけで起きているのではなく、長野県の松代で起きたような群発地震の小さなケースだと思えばいいと思います。
一度地下空間の「熱解離バランス」を崩すと、収まるまでは解離と結合の反応が継続します。結合するときに「水素爆発」が起きて激しい音を発します。

だから、地熱発電や、廃液の地下注入は危険である、人工地震を起こしているのと同じだと警告しているのですが、「頭の固い地震学者」は警告を受け入れません。

2837
Date: 2018-07-26 (Thu)
スロー地震の矛盾・本当に滑っていると確認できるのか?
スロー地震についての特集が2017年3月にありました。動画は見えなくなっていますが、記事がMBSのVoiceに載っていましたので抜粋して紹介します。

地震計に現れる微弱振動、それも1000倍に拡大して初めて認識できる現象が「最先端の研究の中でも、もっとも注目を集めている」のだそうです。
地震爆発論で言えばマグマ溜り内部での「グツグツ」という擾乱に過ぎないのですが、巨大地震の前触れのように思われていて滑稽です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

予測!南海トラフ大震災…鍵を握るのは日向灘?地震研究最前線

“スロー地震”とは

「地面がどういうふうに動いているかを測っている」(京都大学・地震予知研究センター(海溝型地震)山下裕亮助教)

約4年前のことでした。これまで日向灘ではみられなかった「ある地震の波」が観測されたのです。

「明らかに地震とは違うものがたくさん入っていて、これなんだろう、解析していくなかで、いろんなことと比較するとそれがスロースリップ(地震)だった」

スロー地震とは、プレートが数日間かけてゆっくりすべることで起こる地震のことで、建物に被害をもたらすような通常の地震ではない、人はその揺れを感じることはできません。通常の地震は1秒間に数十回も振動します。スロー地震の波は、振動が非常に小さく直線にしか見えませんが、縦軸を大きく拡大(1000倍)すると実は揺れていることがわかります。このため普通の観測では、あまり発見されることがありませんでした。


スロー地震とは1000倍に拡大しないと認識できない微弱なノイズのような振動です。
病気の原因が何も分からないので、過敏症になっている患者のようみ見えます。
(地震爆発論学会見)

「地震は断層がぶつかっている面がすべる現象。普通の地書は(すべるのが)すごく速い、スロー地震は非常にゆっくりすべる、半年かけて20センチくらいしかすべらない」(山下裕亮助教)

地震の発生予測の可能性も

山下さんらの研究クルーフは、2013年4月から日向灘の海域に海底地震設置し、海底の地震の動きを調査しています。モの結果、約lか月間にわたりこのスロー地震が起きていることを初めてつきとめたのです。そして、このスロー地震が最先端の研究の中でも、いま最も熱い注目を集めているのです。その理由は、“地震発生予測の可能性”です。

「今までよりも定量的に地震につながる現象をとらえることができる。将来的には(地震の)予測につながるのではないか」(山下裕亮助載) 最新の研究でスロー地震が巨大地震発生の前に起きていたことがわかってきたのです。6年前の東日本大震災。あの地震の2か月前こ宮城県沖でスロー地震が発生していたことが、新たに確認されたのです。


地下にマグマ溜まりが形成されている場所ならどこにでも見られる擾乱(ノイズ)に過ぎないのではないか
現に、2013年に発生しているのに、5年経過して日向灘、南海トラフで大きな地震は起きていない。
「体積ひずみ計」の愚を繰り返すだけではないのか。
(地震爆発論学会見解)

「最初に東北沖でスロー地震が見つかったのは2008年。(東日本大震災は)2011年3月に地震が起きた。その数か月前に同じような所でスロー地震が起きていたことがわかった」山下裕裕亮助教)

スロー地震は、プレート型地震が発生する環太平洋地域でいくつも確認されています。そしてその中の複数の地域で、東日本大震災と同様に巨大地震の発生前にスロー地震が観測されていたのです。

巨大地震の前にスロー地震が起きるわけ

なぜ、スロー地震が巨大地震の前に起こるのか?南海トラフ地震では、海側のプレートに引き込まれる陸側のプレートが跳ね上がることで地震を起こします。海底深くではプレート同士が固くくっついている「アスペリデイ」と呼ばれる場所があり、歪みをためています。そこより浅い場所ではプレート同士のくっつきが弱いため、繰り返し小きな地震を起こしています。これがスロー地震です。このスロー地震が起こることで歪みを溜め込んだアスペリティを刺激し、巨大地震を引き起こすと考えられているのです。

実際にこのアスペリティが動いた地震が、去年発生していました。

去年4月1日、三重県南東沖で発生したM6・5の地震。当初は海底で起きる通常の地震のひとつとみられていたのですが、前回(1946年)の南海地震から実に72年ぶりに同じ震源域で発生した地震だったのです。つまり「アスペリティ」に溜まっている歪が限界に近いことを表しているのです。

「日向灘」で起きる小さな揺れは…

スロー地震が誘発する可能性のある南海トラフ巨大地震。その状況がもっとも反映されるのが「日向灘」なのだと専門家は指摘します。

「地震が起こった直後はがっちりくっついているが、だんだん固着がゆるんで滑り始める可能性のある場所、そういう所がまさに日向灘。次の地震に向かってもっとも敏感に反応する。プレートの状態を反映するような場所」(京都大学・地震予知研究センター 西村卓也准教授)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東北大震災が起きた地域でも数ヶ月前にスロー地震(微弱な振動)があったということから、注目を集めているようですが、微弱な振動の原因が「ゆっくスベリ」と確認されてはいないのではないでしょうか。確認のしようもないと思います。

[2835]に紹介したインドネシアの地下構造のように、火山地帯では何処にでも地下にマグマ溜りが形成されていると推定されます。
マグマ溜りは垂直方向にも連なっていますが、水平方向にも連なって、サツマイモの成長するような形状で地下に形成されていると推定できます。その内部での擾乱が伝播しているのが、深部低周波微動([1134]参照)の正体のはずです。
小原教授は当時、微動の原因は流体の現象だと以下のように述べています。

「四国西部では2001年1月には東から西へ、8月には西から東へ、1日に約10kmのスピードで微動源が徐々に移動する現象が見られました。 低周波微動がなぜ発生するかは、まだわかっていませんが、その連鎖性や移動性を考えると、流体が関与していることはまず間違いないでしょう。」([273]参照、同文が「ないふる」に掲載されていました。)


深部低周波微動
巨大なマグマ溜まりの内部での擾乱、つまり流体内部の震動を検出していると推定される。
地震爆発論では微弱震動の検出範囲は複数のマグマプールを投影した図を反映していると考えられる。
(地震爆発論学会見解)

このマグマ溜りの内部の擾乱が地震計に微動として記録されているはずですが、それをもって「すべり」と認定することは無理があります。1000倍に拡大しないと認識できないような弱い振動であることから、「半年かけて20センチ」という推定をしたのでしょうが、説得力はありません。

流体関与論は放棄するのでしょうか、何故スベリ論に切り替わったのでしょうか。プレート論を基礎にしてないと研究費が交付されないのでしょうか?後世の人からは「オバカ地震学」と揶揄されるでしょう。

プレートテクトニクスによって
世界中の地球物理学は思考停止させられている

Geophysics around the world are stopped thinking by plate tectonics

プレート説しか認めない姿勢や、幹部の接待汚職事件などを見ていると、後世には文無禍学省と呼ばれるかもしれませんね。

2014年の事ですが、下村大臣の責任も大きなものがあります。

2838 
Date: 2018-07-27 (Fri)
スロースリップの観測とはHi-netの微弱振動のことではないのか?
政府の地震調査研究推進本部(事務局は文科省)の説明では、スロースリップは「稠密な観測網により検出されるようになりました」とありますが、Hi-netという高感度の地震計のことを言っているのであって、何ミリ動いたのかという直接の観測ではないと思います。地下の微弱な動きが本当に計測できるのでしょうか。([273]参照)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

震調査研究推進本部

スロースリップ(ゆっくりすべり)

地震とは、地下の岩盤に蓄積されたひずみエネルギーを断層のすべり運動により解放する現象です。通常の地震では、断層が高速(1秒間に約1m)にすべり、地震波を放射します。一方、スロースリップ(ゆっくりすべり)と呼ばれる、ゆっくりと断層が動いて地震波を放射せずにひずみエネルギーを解放する特異な現象が、2000年代初頭から日本で稠密な観測網により検出されるようになりました。その後、日本だけでなく、世界中のプレート境界においてもスロースリップの検出が相次ぎました。現在では、プレート境界の断層では、スロースリップと高速なすべり(通常の地震)の両方が発生していて、お互いに影響を及ぼしあっていると考えられています。

プレート境界で発生するスロースリップは、さらに短期的スロースリップと長期的スロースリップに分けられます。短期的スロースリップは、およそ数日間かけて発生する現象で、東海地方や四国地方では数か月に1回の頻度で発生していることが知られています。また、長期的スロースリップは、数か月から数年かけて、プレート境界がゆっくりすべる現象で、東海地方や四国地方では、過去に繰り返し発生していたと推定されています。また、短期的スロースリップや長期的スロースリップが発生しているときには、深部低周波地震活動が活発になると言われています。

スロースリップイベントは、ひずみ計、傾斜計、GNSS観測などで検出することができます。また、水準測量のデータなどから、過去のスロースリップイベントを見付ける試みも行われています。一方で、スロースリップイベントが高速なすべり(通常の地震)に与える影響などを、数値シミュレーションによって明らかにしようとする研究も進められています。 山火事の多発現象は単なる自然災害ではない、非常事態の真因を考えよ地震調査研究推進本部事務局 山火事の多発現象は単なる自然災害ではない、非常事態の真因を考えよ(文部科学省研究開発局地震・防災研究課)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ネットを見るとスロースリップが「時代の寵児」のようにもてはやされている感がありますが、東海地震を監視していたはずの「体積ひずみ計」などの話題はどこかに行ってしまっています。

地震学者は何も結果を残さないまま、責任も取らず、反省もせず、どんどん新しい「重箱の隅」をつつく作業に精を出している感があります。

次図は小原教授の前職場であるNIED防災科学技術研究所のサイトにあった図ですが、本当にスロースリップを実測しているのか疑問に感じます。

東海地震2002〜2005年説([1087]参照)なども、どなたからの訂正発言もありません。言いっぱなしの人が地震学会の会長におさまっています。学者とマスコミの質の低下が激しいように思います。いつか、付けが回ってくるのでしょう。

地震は爆発現象であり、
断層のスベリはその結果であると分かったとき、
こうした研究は全て無駄になります。

An earthquake is an explosion phenomenon,
When it was found that the slip of the fault was the result,
All such research is wasted.

2839
Date: 2018-07-28 (Sat)
スロー振動とスロー滑りをごちゃ混ぜにしていないか?スロー地震に関して調べていると、スロークエイク(振動)とスロースリップ(滑り)を同じ現象であると考えている雰囲気を感じます。
つまり、振動があったから、滑りがあったとは言えない筈ですが、ごちゃ混ぜにして混同して解釈しているのではないでしょうか。断層地震説に洗脳されると「断層が動いて地震波が発生するのだから、揺れが起きたのなら、当然ズレが起きたはず」という歪んだ発想なってしまいます。

また、最初に書籍を著した川崎教授は「思ったほど巨大地震が起こらないのは、スロースリップが起こって、歪(地震の原因である・・・と誤解しているだけなのだが)が解消している」という見方をされています。


川崎氏はスロースベリが歪を解消して大きな地震が思ったほどは起きていないと解釈している
(NHKBooks「スロー地震とは何か」より)

しかし、[2835]に紹介した動画「スロースリップ」は巨大地震の前触れかで、西村教授は「スロースリップが起きても歪は解消されない」と言っています。同じスロー地震学者が矛盾する内容を語っています。 動画の図を利用して矛盾部分を説明します。

動画からいくつかの矛盾点を探ってみました。

@:これはスロー振動であって、スロー滑りと直結するものではない。マグマ内部の擾乱が微弱な振動の原因である可能性が高いと思われる。(地震爆発論の見解)

A:これはJPSによる地表面の移動量であって、地下内部の断層のズレ動いた移動量ではない。

B:どうして地下内部の移動量といえるのか?
解説文では「南海トラフから沈み込んでいるプレートの境界がゆっくりずれ動いている」となっていますが、確証があるのでしょうか。

C:西村氏は「スロースリップが起こっても地震(固着域)の“ひずみ”は解消されない」と言っていますが、川崎氏とは真逆です。 川崎氏は、思ったほど大きな地震が起きていない(これはプレート論から発する誤解ですが)のはスロースベリが起きて歪が解消することが原因と考えています。だから「スロー地震」の研究が大切だとしています。

D:固着域という場所があって、そこより深部にスロースリップが起きている場所があるということになっていますが、その間にある領域はどのような挙動を示すのでしょうか。動画を見ると「モゾモゾ」としたその場所だけの(前後左右の)蠕動運動のように見えます。しかし、方向性のない蠕動運動はスリップとは言えません。

E:スロースリップと呼んでいる領域にあるのは“振動”であって、スリップではないと思います。ここで起きている振動はマグマ溜まり内部の液体振動である可能性が高いのではないでしょうか。

全体としての感想では、スロー振動とスロー滑りをごっちゃ混ぜにして混同しているように思えます。

地震爆発論ではスロー地震というものを問題にしていません。マグマ溜まり内部の擾乱はあるでしょうが、活火山の火口湖ではいつも“グツグツ”煮えたぎるような動きをしています。流体であるマグマ内部の擾乱を“過敏”に受け取りすぎるのはおかしいと思います。

プレート論を信じている地震学者には、地震の真相が何も分かっていない。
地震とは解離ガスの爆発現象である。

A seismologist who believes in plate theory knows nothing about the truth of the earthquake.
An earthquake is an explosion phenomenon of dissociated gas.

反対意見があったらお聞かせください。
Isshy7@kfz. biglobe.ne.jp(先頭のIを小文字にしてください)

参考:

スロー地震の権威者は川崎一朗氏と小原一成氏です。マスコミもよく紹介していますので、TOCANAの記事(2014年)を抜粋して紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

頻発する「スロー地震」は大地震の前兆か? 政府機関やNHKも異例の扱い! 千葉県沖が危ない!?
2014.01.28.

■「警戒が必要」と政府機関も発表  

このスロー地震は、通常の地震と異なり、被害をもたらすものではない。では、何が問題かというと、時には大地震の前兆となり得るということだ。そして今、それがリアルタイムで発生しているのだ。国土地理院は10日、「今月2日頃から10日にかけ、房総半島沖で、地下のプレート境界がゆっくり滑る『スロー地震(スリップ)』とみられる現象を観測した」と発表した。  

同様の現象は、3.11の後の2011年10月以来だという。房総半島は北米プレートの上に乗っている形になっているが、その下に沈み込んでいるのがフィリピン海プレート。そして、今回、両者の境界でのゆっくりした滑りによってスロー地震が起きたというのだ。

 国土地理院によれば、新たな巨大地震の恐れもあり、監視を続けるという。また、NHKのニュースでは、「スロースリップが起きると、数カ月間、地震活動が活発になることがあり、念のため注意してほしい」と、気象庁が話していると報じた。

 これに対し、Facebookの地震関連グループなど、ネット上では、政府機関やNHKにしては異例の報道だということで、これは警戒が必要だと話題になっている。

■巨大地震との関連は? スロー地震発生の間隔が短くなると危険!?  

スロー地震研究の第一人者となっている東大地震研の小原一成教授によれば、スロー地震という現象は巨大地震の発生と何らかの関係があり、これを観測することにより、巨大地震の発生や切迫度の予測に応用できる可能性があるという(2013年9月18日付け読売新聞)。

 房総半島沖のスロー地震は、2002年、2007年にも起きているが、その後、別の地震が起きている。元東大地震研究所准教授の佃為成氏は、日刊ゲンダイの取材で「問題は間隔が短くなっていること」だと語っている。また、前出の東大地震研・小原教授は、「週刊女性」(2014年2月4日号)で、「“スロースリップ”が起こる間隔が徐々に短くなっていった後に、大地震がくることがわかっています」と述べている。

実は、3.11の直前の2月中旬と3月9日にも、スロー地震が発生していた。前出の川崎一朗氏の著書『スロー地震とは何か』によると、宮城県沖から茨城県沖にかけての地震エネルギーの計算では、30年〜50年に1度の割合でM8クラスの巨大地震が起きても不思議ではないが、それが起きないのは、巨大地震に代わるスロー地震によって、ひずみが解放されていたのではないかという

 この本は2006年に出版されたが、東日本大震災に関しては、スロー地震だけでは抑えきれずに、その後に東日本大震災が起きてしまったということなのだろうか。

■巨大地震との関連は? スロー地震発生の間隔が短くなると危険!?

 スロー地震研究の第一人者となっている東大地震研の小原一成教授によれば、スロー地震という現象は巨大地震の発生と何らかの関係があり、これを観測することにより、巨大地震の発生や切迫度の予測に応用できる可能性があるという(2013年9月18日付け読売新聞)。

■巨大地震は、いつどこで起きるか?  

では、次に来る巨大地震は、いつ、どこで起きるのだろうか。前出の週刊女性の取材で小原教授は、いつと時期は予想できないが、「場所は特定できます」として、「東北や南海トラフではなく、千葉県沖で間違いない」と断定している。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2018年に起きた大阪北部地震は巨大地震ではないということでしょうか。
これまでも地震学者は「東海地震」「小田原地震」「首都直下型地震」などなどの警告を発してきましたが、一度として役に立ったことはありません。

「原因と結果の逆転発想」、つまり因果関係が違うのでは想定する事そのものがナンセンスです。巨大な爆発が起きると、断層が出来たり、出来なかったりしますが、この爆発が地震です。断層の調査をしても地震の原因はみつかりません。昭和の始めに日本で生まれた「マグマ貫入爆発論」をいつになったら気付くのでしょう。断層理論はアメリカ渡りの「似非科学」です。
「活断層学会」とか「スロー地震学会」とか、将来はコメディアンが扱うネタになるでしょう。

地震学停滞の責任はマスコミの「報道姿勢」にも責任があることは何度も述べていますが、ネットには次のような意見がありました。

デタラメな地震原因、デタラメな地震学を蔓延らせているのはマスコミにも責任が!

2840 
Date: 2018-07-29 (Sun)
地球の科学史は「引き上げと退化の繰り返し史観」が正しいらしい
「公益財団法人 東レ科学振興会」という会があるそうです。
ネットを見ていたら2007年に島崎邦彦氏と深尾良夫氏が講演した内容が載っていました。

日本の巨大地震と超巨大地震

沈み込んだプレートは何処へ?

はっきり言って意味の無い間違い科学の流布にすぎません。
後世、評価が得られることはないでしょう。「マグマ貫入爆発論」から大幅に後退する「地震科学者」の話だからです。科学は進歩しているかと思ったら大間違いです。

その理由をお二人の記事から一点ずつ取り上げて解説します。 島崎氏の講演内容から


白鳳地震における土佐湾内・黒田郡の大陥没の説明(島崎氏)

土佐湾内の黒田郡が大陥没したのは西部域の須崎沖合いです。室戸岬は東部域ですから、プレート(プレート論を肯定するとしても)の潜り込むライン上に位置し、島崎氏の説明する様な位置関係にはなりません。陥没するのは引き領域に当たるからです。


「白鳳地震陥没の地面は、東の方室戸岬より西の方足摺岬に達する一大地積にして黒田、黒土、上鴨、下鴨の四郡に分石高二十六万石程の地なり」。
黒田、黒土、上鴨、下鴨の四郡は黒田郡あるいは黒田郷と呼ばれる。「陥没の音が京都まで聞こえた」。(Wikipediaより)

[1360]も参照

深尾氏の講演内容から

プレート理論による移動速度と実測値がドンピシャリ合致するという説明(深尾氏)

プレート論もそうですが、1億5,000万年という数字自体が一つの仮説(8cmから逆算したインチキかも)に過ぎません。理論値と実測値が合致するというのはデタラメ・マヤカシです。
西ノ島からの噴出熔岩が大陸性であることなどから、やがてフィリピン海プレートと呼称される場所にはムー大陸が存在したことが証明されるでしょう。そもそもフィリピン海プレートの誕生する場所が存在しない(海嶺がない)ことをどのように解釈しておられるのでしょうか、不思議です。
 

プレート論者の言う「実測により検証された」という言葉にごまかされてはいけない!

ところで今日は「ラ・ムーの本心」の勉強会を仲間とやっていました。人類は科学的には石器時代から進歩してきたという「進歩史観」を信じていましたが、実は「引き上げと退化の繰り返し史観」のほうが正しいということです。

進歩したように見えるのはここ2〜300年のことで、長いスパンで見れば、アトランティスやムーの時代から退化していて、天孫降臨も何のことだか分からないような現代科学です。

ラ・ムーが治世を行なっていた時代には空気より軽いガスを生産する技術があって、気球に乗って世界を航行していたとか、核兵器に相当するようなものもあって、ラ・ムー没後2000年で、争いが多くなり、大陸の沈没が起きたそうです。

東レの振興会で講演した二人の地震学者は、プレート論の支持者であり、とてもラ・ムーの存在やムー大陸の存在さえ認められない科学者です。

映画アバターにも出てくるドゴン人は高い技術を持っていたのに、何故アフリカの地で原始的な生活者に退化してしまったのか、いろんなことが学べましたが、上記お二人はもちろん二人を先生として仰いでいる方々にはまったく受け入れられない史観だろうなとも思いました。

今後具体的に「宇宙時代」を迎えるようになり、「引き上げの時代」に入ると、常識を破壊しないと落ちこぼれになってしまうことになるでしょう。

プレート論、付加体論、スロー地震、活断層、大陸移動、海洋底拡大説、地球トモグラフィー、などなど、時代遅れの「ガラクタ」の蓄積となる未来が地震爆発論支持者からは見えて来ます。

2841
Date: 2018-07-30 (Mon)
山火事の多発現象は単なる自然災害ではない、非常事態の真因を考えよ
カリフォルニア北部レディングで7月23日から、また山火事が発生しています。先月発生したレーク郡のパウニー([2821]参照)に続いての惨事です。今回は大統領が非常事態宣言を発令しました。 レディングはパウニーの山火事現場から、150kmほど北のシャスタ郡の郡市だそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アメリカ・カリフォルニア山火事 8人死亡
7/30(月) 19:11配信

山火事の被害が拡大し、これまでに8人が死亡した。

アメリカ・カリフォルニア州北部で23日に発生した山火事は、現在も燃え広がっていて、トランプ大統領は非常事態を宣言している。

地元警察は29日、この火事による死者は6人になったと発表した。

地元メディアは、この中には4歳と5歳のきょうだいと、この2人の曽祖母(70)が含まれると伝えている。

カリフォルニア州では、山火事が相次いで発生していて、中部では消防士2人が死亡している。

記録的な熱波のほか、乾燥した強い風が続くと予想され、鎮火のめどは立っていない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[2821]、[2827][2831]などでも述べましたが、ガイザースの地熱発電を開始した1960年以来、山火事がこれほど多発している本当の原因を把握しなければいけません。

アメリカの山火事、中南米やインドネシア、フィリピンの火山噴火、また、日本を含めてインドネシアやニュージーランドの地震などなど、自然災害かと錯覚しているだけかもしれません。本当は愚かにも、地下環境を人為的に改悪するという操業をやっている地熱発電、シェール採掘、CCSなどの影響なのかもしれません。

因みに、地熱発電が行なわれている国のランキングを見ると、アメリカ、インドネシア、フィリピンなどが上がって来ます。


日本も火山国ですから地熱エネルギーの資源量としては世界第3位の立場ですが、次図を見ると分かるように、発電量は一定で増加していません。増加しているのは災害が起きているアメリカ、インドネシア、ニュージーランドなどです。


日本は、火山のある一帯がほとんど国立公園の中にあって、法律によって国立公園内での環境の改変が禁じられて来ました。山火事や噴火災害が抑えられているのはそのためかもしれません。

しかし、近年その縛りを緩和しようとする動きがあって、地熱発電開発の気運が高まっています。地熱発電は自然噴出の蒸気を利用するだけでは足りなくて、地中の環境を変える可能性があります。人為的に山火事や火山活動活発化の原因を作ってしまっている可能性があることを知らなければいけません。

学者の言葉([1672])を丸呑みで信用せずに、今いちど、アメリカを中心にして、地熱発電の影響を真剣に考えるべきです。

後記:

山火事のニュースで放火犯の車発見と言うのがありましたが、山火事の真因を把握しないと、[2829]で述べたような冤罪を生む心配があります。

現代科学はピラミッドパワーも理解できていないのに、地熱まで発電に利用できるように進歩したと考えています。

こんなに頻繁に災害を受けるのは「驕りと自惚れの文明」を反省せよという警告なのかもしれません。

2842
Date: 2018-07-31 (Tue)
アメリカの自然災害の猛威から反省すべきことは何か
以前、[2385]で近年自然災害が多発している原因は地球がフォトン・ベルトの中に入っているからだ、という視点を紹介しました。

しかし、それだけではこれほど頻発するカリフォルニアの山火事やオクラホマでの地震多発を説明できません。地球の内部全体が暖められて、海底や陸上の火山が噴火し、エルニーニョとかラニーニャ現象が起きて気象変化による自然災害が増えるのは理解ができますが、アメリカの災害増加はやはり「驕りと自惚れの文明」の弊害であることを感じざるを得ません。

[2381]に書いたように、オクラホマの地震増加は尋常ではありません。

[2831]に紹介したように、地熱発電を開始してからのカリフォルニアの山火事は異常に増加しています。

訂正:図中の消失面積は境界域の居住人口の間違いでした。
うがった見方をすれば先の大戦でアジアの地を植民地にしようとした「驕り」、そのアジアの民を白人による植民地化から守ろうとしたムーの子孫を「受け入れ困難な条件」を押し付けて戦争に追い込んだルーズベルトの狡猾さにまでさかのぼるように思います。 ムーが沈んだのも、ラ・ムー没後に争いが多くなったことが原因だったという事です。

「日本のおかげでアジア諸国は独立した」で始まる十二月八日を書いたプラモート氏がその後反日家になった理由は戦後の日本人の「偏狭」な姿勢にあるのでしょうが、台湾をはじめとするアジアの中に、日本に感謝する声があることを無視はできません。

アメリカが「驕りと自惚れの文明」でなかったら、アジアはもっと早く繁栄していたかもしれません。

参考:

太平洋戦争を起こしたのはルーズベルトなのか? 田原総一朗インタビューと言う記事の中にフーバー回顧録の話が出て来ます。ルーズベルトが太平洋戦争を起こしたという視点です。田原氏は違う考えですが、日本の正しい歴史観のためには必要な視点なので参考のために紹介します。

兵士以外の市民を殺傷することを目的とした空襲や核兵器を使用したのもアメリカであることを忘れてはいけません。因果は不昧ですから、悪因をどこかで刈り取る必要があるはずです。カリフォルニアの焼けた市街地の様子と東京空襲の様子が酷似しているので、ふと因果説を感じました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルーズベルトが第二次大戦を起こした?

戦後の日本社会では「戦前の日本はだめだった」と否定的に捉えるのが常識だった。ところが、ここにきて、保守が戦前の歴史を見直そうとしている。「良くないこともあったけれど、良いこともあるじゃないか」という声が強まっている。戦後の東京裁判も、実は間違いだったという意見が声高に叫ばれるようになった。

そんな状況のなか、昨年の夏、「誰が第二次世界大戦を起こしたのか〜フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く」という本が出版された。著者の渡辺惣樹氏は、米国の31代大統領、ハーバート・フーバーの回顧録「裏切られた自由」の翻訳者だ。

昨秋に出版されたフーバー回顧録は、上下巻あわせて約1300ページで、本の価格も計2万円近い。そんな大著の解説を翻訳家が行っているわけだ。

回顧録の中で、フーバーは、第二次大戦を引き起こしたのはルーズベルト(32代大統領)だったと指摘している。悲惨な世界大戦に至る過程は、フーバーによれば、次のようなものとなる。

1939年、ヒトラーのドイツはポーランドに侵攻し、ヨーロッパをわがものにしようと、どんどん戦争を起こしていった。フランスが陥落し、危機を感じたイギリスのチャーチルは、アメリカのルーズベルトに助けを求めた。

ところが、アメリカは第一次大戦以後、ヨーロッパに干渉しない孤立主義をとっていた。ウィルソン大統領が国際連盟を作ったのに、肝心のアメリカは加盟しなかった。

ルーズベルトは、なんとかしてドイツをヨーロッパ侵攻を止めないと危険だと考えていたが、アメリカ人の大半はヨーロッパへの介入に反対という意見だった。このままではヨーロッパはドイツのものになってしまう。

そんな焦りが高まった1940年、日独伊三国同盟ができた。ルーズベルト大統領は「これだ!」と思った。日本をけしかけてアメリカと戦争させれば、同盟国であるドイツも参戦するというわけだ。

ルーズベルトはいかにすれば日本がアメリカに戦争するかを徹底的に考え、日本に対して圧力をかけまくった。日米通商航海条約を破棄して、対日経済封鎖を進め、石油や鉄の禁輸措置を展開した。日本をいじめまくるアメリカの戦略。とうとう日本は我慢しきれなくなって、ハワイの真珠湾攻撃へと向かった

真珠湾でも、アメリカが大きな被害を受けないと、本格的な戦争にはならない。だから、ルーズベルトは、日本が真珠湾を攻撃することを知っていたが、真珠湾の司令官に一切言わなかった。日本が真珠湾を攻撃すると、ドイツもアメリカに宣戦を布告した。

このような経緯から、第二次大戦を仕掛けたのはルーズベルトだと、フーバーは主張している。これは、従来の日本の常識、すなわち、日本は侵略戦争を行い、アメリカは正しい戦争を遂行したという歴史観をひっくり返すものだ。(以下は省略)

2843
Date: 2018-07-31 (Tue)
断層地震説のベースにあるリードの地震観をフンボルトの地震観に入れ替えよう
次の図は本日(7月31日22時)のキラウエア火口付近の地震分布を示したものです。USGSのサイトから拝借しました。赤丸は一時間内の地震、他は24時間内に起きた地震です。


キラウエア火山ハレマウマウ火口付近の群発地震の分布


ハレマウマウ火口 クリックすると拡大

ハワイ島ではこのような群発地震が毎日継続しています。一辺が数キロの範囲内に何十という地震が起きていますが、これが断層が動いたことによって起きたものとは思えません。誰が見ても、地下にあるマグマ溜まり内部での何らかの爆発であると認めざるを得ないのでないでしょうか。

つまり断層がなくても地震は起こるのです。関東大震災も大阪北部地震も鳥取地震([2352]参照)も、明瞭な断層が現れない地震でした。鳥取地震で「断層がなくても地震は起きる」と気象庁が発表しましたが、正しいことを言っているのです。

ただし、「地震は断層が動いて地震動を発する現象」という定義を変えないと矛盾してしまいます。

「いや、これは火山性地震であって、断層地震とは別物だよ」

と言う地震学者がまだいるのかもしれませんが、区別する方法はありません。
ということは付近に火山が存在しない場所での地震でも、

「地下にはマグマ溜りがあって、その内部で爆発が起きているのが地震である」

という見解を否定することはできません。

キラウエア火山の河口付近で毎日起きている地震を「火山性地震」として区別し、それ以外は断層地震であると解釈する地震学者がいるとしたら、その知性を地震爆発論者は疑ってしまうのです。

「断層が急激に動いて地震波を発生させる」ことが地震であるという「地震の定義」をそろそろ変える時期が来ています。地震とは地下の爆発現象であり、火山の爆発と基本的には同じであると定義変更をするべきです。この認識はフンボルトや、小川博士、石本博士、高木博士などの認識です。

2844 
Date: 2018-08-01 (Wed)
元ヤマハのエンジン開発技術者・山本寛著「地震学のウソ」のウソ
R・Kという方のサイトを見ていたら、山本寛先生が人類の偉人として紹介してあり、驚きました。その驚きの記事を紹介しますが、私は氏がそのような偉人とは思えないのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

静岡のヤマハ発動機出身の故・山本寛先生。 大著「仮説 巨大地震は水素核融合で起きる!」を出版され、地震の原因をプレート・テクトニクス理論に求めず、地殻内の核融合反応で説明された人類の偉人です。 RKの講演会にもご参加いただき、「地殻に導入された水に高い温度と圧力が加わることで、核融合反応が誘発され地震が発生する。」との歴史的講演を行っていただきました。(R・K) これまで地震予知ができなかったのはプレートテクトニクス理論から脱却できなかった地震学者の怠慢と人工地震という予期せぬテロの為です。(otjj)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山本氏はプレートテクトニクス理論を否定していませんし、山本理論なるものの誕生経緯に関して誤解がありますので述べておきます。

山本氏が地震に興味を持たれたのは、私(石田)が「爆発現象の謎解き」のために何人かの爆発専門家と目される方々を訪問したからです。そのことは、氏の最後の著作となった「地震学のウソ」(2009年出版)のあとがきにある次のようなコメントからも明らかです。

「著者が地震に関心を持つようになったのは、2004年夏、石田昭元名古屋工業大学教授の訪問を受けて、彼の持論である「地震=水の熱解離ガス爆発説」について討論したのがキッカケである。  元エンジン開発技術者として、水の熱解離ガス爆発説には賛同できなかったが、2004年10月の「中越地震」で多くの人が「爆発音」「地下爆発があったと思われるような突き上げ」を経験していることを知り、地震が地下での爆発現象であるとする仮説は充分検討に値すると感じた。       平成21年(2009年)3月末」

2004年夏訪問というのは山本氏の勘違いです。[1014]、[1015]にもあるように浜名湖畔のご自宅を訪問したのは2005年7月9日です。2004年夏というのは私に連絡を取ろうとされた時期でしょう。 この「新・地震学セミナー」を紐解けば分かることですが、2005年の討論後も何度かメール上の交信があり、やり取りも紹介しています。その間に氏は何冊かの出版をされ、雑誌の取材も受けておられました。

私は地震学の改革に関して共闘できるかたと思って、氏のコメント([1331]−[1339]など)や、著作([1251][2302]など)を紹介していましたが、氏が石田理論または熱解離爆発論に関してマスコミ取材や書籍上で言及されたことがありません([1323]参照)。あったのは最後の著作の“あとがき”だけでした。[2302]にも書きましたが、地震学の改革で共闘する姿勢はありませんでした。

山本理論の内容は、「地震学のウソ」の“あとがき”にもあるように、熱解離という概念を否定され、基本的にはプレートテクトニクスを支持する内容です。
自然に起きている地震現象は「プレートが沈み込む時に水を帯同し、その水が金属と反応して水素が発生し、その水素が核融合反応を起こす、これが地震であるとする内容です。


山本寛氏の著書「地震学のウソ」p.140より
(プレートのサブダクションによる水の帯同が前提になっている)

[1016]の最後に以下のように書いてありますが、当時から一定の疑問を持っていました。

「大量の水がプレートの沈みこみにより地中深く送り込まれ」・・・という部分、また地震時には押し引き分布が現れることが一つの特徴ですが、この押し引き分布が説明できるのかどうかなどの点に関して原子水素爆発説(山本説)に一定の疑問を持っております」

地震は爆発現象であるという点では地震爆発説かも知れませんが、プレート論を否定しない地震論なのです。

石田の爆発論(石田理論)は1988年に思いついたもので、1999年にPRCから私費出版(商業出版が許されない立場にあったので)しています。商業出版したのは2013年からで、山本氏の紹介もあって工学社から4冊(DSpublishから一冊)刊行しています。

R・Kサイトの読者からは、山本氏の理論の後から、かぶせるように出てきたのが石田理論と思われているようですが、石田理論は大学を退官する直前の1988年秋に思いついたもので、小川博士や石本博士らの[マグマ貫入爆発論]を学んだ結果生まれたものです。

また、今回のキラウエア火山の噴火に関しても、山本理論にかぶせる様に現れた石田理論という表現がありますがウソです。こうした誤解は、山本氏が石田理論を全く無視し、紹介していないことが原因でしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回の件も、山本先生の提唱された説に
被せる様に現れた石田理論の
解説サイトが、具体的に分かりやすい。(ポンにだ)
http://www.ailab7.com/kaisetuban.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

故人に鞭を打ちたくないのですが、一方的に自己宣伝するだけで共闘にはならない方でしたから、偉人とはとても思えないのです。

2007年に「財界にいがた」が3回にわたって山本理論を取り上げ、民主党(当時)の風間直樹議員が国会で質問する動きにまでなりましたが、石田理論には全く触れていません。山本氏のジャーナリストマインドで押し進められたのでしょう。


クリックすると記事の一部が読めます。

2845
Date: 2018-08-02 (Thu)
13年前の記事にある山火事多発の原因・木の洞が燃える真因
「地球は今、人類史で初めての「全地球規模の森林火災」の時を迎えている」として、この一年間に起きた山火事のニュースをInDeep がつたえていますので、抜粋して紹介します。ハフィントンニュースを翻訳したものです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Fire, Fire Everywhere: The 2018 Global Wildfire Season Is Already Disastrous
huffingtonpost.com 2018/07/28

世界中がどこもかしこも炎に包まれている : 2018年の世界的な山火事シーズンはすでに悲惨な状態に

猛暑と干ばつは森林地帯を延焼のための燃料に変えており、そして強風が炎を扇動し続ける。

今週、ギリシャのアテネ近くにあるマティ島のリゾート地を大規模な山火事が襲った。リゾート地の家もホテルも焼き尽くされ、現在までに 80人以上が亡くなっている。

ギリシャの山火事は、2018年の現在までで最悪の人的被害となった森林火災被害であったが、北半球の山火事のシーズンが 6月から 10月だということと、現在のシベリアから地中海、そして東アジアから北アメリカまでを覆い尽くしている熱波の状況を合わせて考えてみると、今後も、より多くの山火事による災害発生は避けられないと思われる。

アメリカでは、すでに、アリゾナ州、コロラド州、アイダホ州、オレゴン州で 4百万エーカー近くの面積が今年、山火事により燃えており、米国国立防災センターによると、これは年間平均を約 10%上回っている。

カリフォルニア州の森林火災では非常事態宣言が出されており、人々はヨセミテ国立公園から避難しなければならなかった。

スウェーデンは、推定 3万ヘクタールの森林を山火事で失い、他にもラトヴィア、イタリア、フィンランド、ノルウェーのすべてが煙に包まれている。

2018年のこのシーズンの山火事の発生状況は劇的なものであり、これほど世界の多くの場所で同時に大きな山火事が発生することは珍しい。

2015年にはインドネシアで大規模な山火事が起きた。2016年にはカナダスペイン、2017年にはチリポルトガルで壊滅的な森林火災が起きた。2010年と 2016年には、ロシアで 1,100平方マイル以上の森林が破壊される森林火災が起きている。

欧州環境機関(EEA)の 2016年の報告書によると、地中海諸国では猛暑が増え、降水量が減少したことにより、森林火災が増えているという。ヨーロッパの森林火災情報システムによると、今年のヨーロッパでの火災の発生件数は平均で40%も増加した。

オーストラリア・タスマニア大学の環境変化生物学の教授デヴィッド・ボウマン(David Bowman)氏は、深刻な山火事は人間の行動の変化と、地球の変化の両方に起因するとして、以下のように述べる。

「成長する都市、不十分な都市計画、定期的な熱波、そして、より多くの人々が森林に近づき、可燃性のある風景と自然が近づくことで、火災の多い世界が創り出されたと考えられます」

これらの要因の上に、気候変動の壊滅的な影響がある。

これまで森林火災は地域的な事象として見られていたが、今後は、地球規模の現象として見られていくようになるはずだ。

米コロラド大学の火災学者、タニア・ショーナゲル(Tania Schoennagel)氏は、以下のように言う。

「より大きな森林火災の危機が近づいています。アメリカは、今よりさらに大きな被害、そして退避が必要となる事態と直面しているのです」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カリフォルニアだけでなく世界中で山火事が起きています。何が原因で火災が起きるのでしょうか。

実はセミナーを読み返していて「あるニュース」を思い出しました。13年前の[1018]山火事の原因です。

元になるモンテレーヘラルドの記事はもう読めませんが、

▼ロサンゼルス近郊の森林火災の現場で地面に亀裂が走り、華氏400度(204℃)を超える熱気の上昇を発見。

▼航空機による調査では110m四方のホットスポットが広がり、地下3mの温度が最高で華氏584°(307℃)もあった。

という内容です。

各地の森林火災の現場でも、地中温度が上がっているのではないでしょうか。地下3メートル付近から200〜300℃という高温のガスが噴出するのであれば、森林の下草は発火するでしょうし、大木の洞から燃え上がるという現象も理解が可能になります。(木の洞が燃える動画も参照)

カリフォルニアの空気が乾燥している原因も、本当はホットスポット(海洋底のホットスポットではない)が広がっていて地中温度が高いことが原因になっているのかもしれません。


大木の洞を通って300℃という過熱蒸気が上がり、内部から燃やしている?

周囲が燃えていないのに、なぜ木の洞が燃えるのか、解明すべきだ!
この過熱蒸気が神戸の街を焼き尽くした!

今年だけでも以下のような山火事が世界中で起きていますが、地熱発電による人為的な原因のほかに、地球規模でのマグマ活動に基づく熱水の上昇があるのかもしれません。その真因はやはり、地球がフォトンベルトに入っていて、宇宙からのフォトン粒子が電子レンジ効果を高めていると推定されます。
追記:ついに冤罪か?放火犯逮捕

カリフォルニアで新たな火災、7000人避難 消防隊員死亡

2018年7月29日 7時31分
AFPBB News


米カリフォルニア州北部ウィスキータウン近くで、カー火災によって燃え上がる木々(2018年7月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】森林火災が続く米カリフォルニア州で今週、放火による新たな火災が発生し、28日朝までに同州南部の住民約7000人が避難した。同州のジェリー・ブラウン(Jerry Brown)知事は先に、他の場所で発生した火災への対応を支援するよう連邦政府に要請していた。

 新たな火災はロサンゼルスの南東で発生したもので、「クランストン火災(Cranston Fire)」と呼ばれる。消火作業員2人が死亡した州北部での「カー火災(Carr Fire)」と並び、州内で発生している火災の中でも特に規模が大きい。

 また、13日に州北部で発生した「ファーガソン火災(Ferguson Fire)」では、州中部にある人気観光地、ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)にも火の手が及び始め、同公園が一部閉鎖を余儀なくされたほか、消防隊員1人が死亡している。

 米森林局(US Forest Service)によると、クランストン火災は25日に発生した。消防隊員1300人余りが消火に当たっているものの延焼が速く、約7000人が避難を強いられている。

 クランストン火災をめぐっては、これを含む15件の放火容疑で32歳の男が逮捕された

山火事の本当の火種を誰も知らないのに、犯人探しをしてないか?


酸水素ガスまたは過熱水蒸気が地下から噴出している?
 

2846
Date: 2018-08-03 (Fri)
熱解離を否定した山本氏の地震爆発論では合理性がない
カリフォルニアの山火事はシーズン終了?の10月まで鎮火しないのでしょうか、被害拡大が心配されます。

それにしても、水の熱解離による解離ガス(酸水素ガス)、あるいは結合ガス(過熱水蒸気)が噴出することが、発火の原因であることが認識される機会が山本氏の民主党接近という独断行動で失われたことは残念です。

財界にいがたの取材陣に、2007年当時に「熱解離」の情報が入っていたら(2011年7月の長岡講演には取材あり)紙面も変わっていただろうと思います。


財界にいがた2007年10月号 クリックすると記事の一部が読めます

山本説は「プレートの沈み込みによって水が鉄やアルミなどの金属と反応して水素が発生する」というものです。地下に多量の金属が存在することなど想定もできない担当者には一考を求めることもできず、ウヤムヤで終わってしまいました。

その後財界にいがたの取材陣は2011年の石田による長岡講演を取材し、記事にしてくれました。

[2845]の動画「森林火災の本当の理由」を見ても分かりますが、地中から可燃性のガスまたは過熱蒸気が噴出することが本当の火種です。これがサンフランシスコ大震災、関東大震災、または神戸の大地震の火災の原因でもあり、山火事の原因の一つでもあります。カリフォルニアでは何十箇所で山火事が起きていますが、総てが、放火や焼却の不始末とは思えません。

物理化学の教科書を見れば熱による解離の話は載っています。たとえば、「水の熱解離」で検索すると最初に「温度を変えると何が起きるか」がヒットし、以下の記述が見られます。

物理化学の専門知識はありませんが、解離する度合いは一気圧の下では1200℃くらいから始まるそうです。
温度によっては分子状態から原子状態まで含まれますから、一種のプラズマ状態であるともいえます。
地熱発電によって地下の圧力と温度の状態を改変することは酸水素ガスや加熱水蒸気を地上に噴出させる危険性があることは理解できる筈です。

山本説のような金属との反応による水素の発生説は、原発事故の場合も(イリジュウムとの反応)推定しているようですが、本当は原子炉内の熱による解離現象だと思っています。マグマの熱か原子炉の熱かという違いだけです。

地震爆発論は山本説による民主党(風間直樹議員)の国会質問(参議院災害対策特別委員会)でもう終わっている、という理解は間違いです。

山本氏の独走・失敗に終わらせないで、熱解離という現象が及ぼす様々な災害の要因をよくよく考え直していただきたいと思います。地震、火山噴火、山火事の原因を人為的に作っている可能性があるからです。

勿論[1254]に書いた「巨大地震では解離ガスの爆発と同時に水素核融合が起こっているのかもしれません」というコメントは将来、量子力学的に証明されて有効になるのかもしれませんが、少なくとも、水素ガスの発生を金属との反応に求めることは合理性がありません。

2847
Date: 2018-08-04 (Sat)
カスケード沈み込み帯が本当に存在するのか?証明はされない
北米大陸西岸にあるカスケード沈み込み帯と呼ばれている一帯の南北に当たる端部で地震が増加しているようです。そのことから、その2箇所でマントルが上昇してきているという判この研究は、米国オレゴン大学の博士課程の学生であるマイルズ・ボマー(Miles Bodmer)氏により、地質学の専門誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ (Geophysical Research Letters)」に発表された。

このカスケード沈み込み帯では、西暦 1700年に超巨大地震が発生したことが判明しているが、それ以来、大規模な地震を経験していない。

この場所は、北米大陸プレートの下にファンデフカ・プレート(Juan de Fuca)が沈み込む場所だ。この断層帯は、カナダのバンクーバー北部からカリフォルニア北部のメンドシノ岬までの沖合に広がっており、その南北の長さは、620マイル(約 1,000キロメートル)におよぶ巨大な地層帯だ。

今回の研究で判明した「マントルの浮上」の位置は、サンアンドレアス断層の南端(北端の間違い)にあるゴルダ変形帯の下と、そして、オリンピック半島から南バンクーバー島の下で、それぞれで浮上が起きている

ボマー氏は、以下のように言う。

「カスケード沈み込み帯の北と南の沈み込み断層の2カ所で異常が見出せます。これらの地域は、他のカスケード沈み込み帯全体と同じ状態となっていません。独自の地質的特性を持ちます。そして、この北と南の部分では、断層の緊張(locking)が高まり、震動の密度も増加しているのです」

断層の緊張とは、2つのプレートがどれだけ強く張っているかを指す。

「この北と南の部分でこのように見られるようなことが緊密につながっていれば、この地帯はストレスを溜めており、大きな地震の発生により、そのストレスやエネルギーを解放する可能性があります」とボマー氏は語る。

ただ、そのような状態で起きる地震は、それなりの規模とはなる可能性はあるにしても、カスケード沈み込み帯のすべてが一度に崩壊して起きると想定されているマグニチュード 9以上のクラスの超巨大地震のようなものにはならないとボマー氏は言う。

プレート同士の緊張状態は、カスケード沈み込み帯の中央部ではかなり弱い。

今回の調査結果は、地震発生の予測に役立つものではないが、地震についての探査や測地解析のリアルタイム性の必要性を指摘するものともいえる。

カスケード沈み込み帯とサンアンドレアス断層の交差する場所は複雑性が高く、北米で最も地震活動の活発な連続した場所だ。これらの地域では、最終的には、大きな地震として、そのエネルギー放出されるような蓄積がある。

この研究では、遠方の地震から来る様々な形態の地震波を使用した深いイメージングが行われている。

今回の研究は、カスケード沈み込み帯の過去の地震記録を理解するのに役立つだけでなく、プレートの結合力を調査することにも役立つことを示唆しているとボマー氏は言う。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうして、「マントルの浮上」という判断・推定ができるのか不思議です。
地震波速度が遅いということは、その部分にはマグマ溜りがたくさんあって、地震波の伝播する速度が遅くなっているというだけのことです。
そのような場所は東北沖にもありますが、「地震の空白域」が形成される理由になるものです。
「マントルが浮上している場所」というのは納得できません。

[1873]や、地震空白域ができる理由で紹介したように、マグマたまりの規模によって地震の発生数に差がに生じます。


地震が多いのはマグマ溜りが多くある場所である。
地震波速度も遅くなり、一度刺激があると群発的な地震になる。
「地震爆発説」以外の「弾性地震説」などでは説明できない。

地震が多い一つの理由は、火口湖の様な大きなマグマ溜り内部で一旦激しい擾乱が起きたのか(キラウエア)、あるいは小さなマグマ溜りが蜜に形成されているかだと考えられます。

プレートの潜り込みが実証されているわけではない。一つの仮説に過ぎず、矛盾がいっぱい存在する。
2箇所で地震が多発しているのも、地震爆発論で判断すればマグマ溜りが多くあるという解釈になる。

「サンアンドレアス断層の北端にあるゴルダ変形帯の下と、そして、オリンピック半島から南バンクーバー島の下」の2箇所はマグマ溜りが多く形成されていて地震が多い、というだけのことです。

マントルが上昇するという現象のメカニズムを説明できないのではないでしょうか。

以前から報告されているバンクーバー島で起きている地震は、一つの群発地震といえるでしょう。かなり大きなマグマ溜りがあって、その内部の「水の解離条件」が乱され、静まるまでに時間がかかっているということではないかと思います。


More than 150 tremors hit Vancouver Island in last 24 hours より

プレートテクトニクス理論に縛られると、潜り込みが起きていることを前提とする解釈をしてしまいますが、プレート理論を離れれば、正しい判断が出来るのではないでしょうか。

2848
Date: 2018-08-04 (Sat)
日本の本州程度のマイクロプレートを重視した推論には無理がある・地殻は基本的に移動しない
ファンデフカプレート(Juan-de-Fuca Plate)の面積は25万平方kmで、本州(23万平方km)と四国(2万平方km)を合わせたくらいの小さなマイクロプレートです。


ファンデフカ・プレートは日本の本州程度の小さな規模
そこでの研究を地球全体に当てはめることはそもそも無理がある

ここが注目されるようになったのは、海底に残る残留地磁気の縞模様が見つかってからです。


海嶺軸から広がっているのは地殻の上を流れる溶岩流である

大西洋や太平洋の海底に見つかる縞模様と同じような模様があることから、プレートテクトニクス理論を支持する研究者達が、北米大陸の下に潜り込む(Cascadian Megathrust Fault)というすべり面を推定したのであって、サブダクションが実際に観測されているわけではありません。全て推定です。

秋田大学のプレートテクトニクス(その1)【野越三雄】(25.7.19) に、次のような解説があります。

「1963年バイン(Vine)とマシューズ(Matthews)はすばらしい着想でこの縞模様の謎を解きました。古地磁気学による地球磁気逆転の歴史を、海嶺から溶岩が湧き出て冷却・固化する過程でその時の地球磁気を記録するという磁性体の物理的性質に結びつけた発想が、海底に海嶺を中心として対称的に縞模様ができることの見事な説明となったのです。このことは海洋底拡大説を確かにしたと同時に、具体的に海洋底の拡大速度が数cm/年のオーダーであることを示した意義は大きい。」


テープレコーダーモデルは
地殻の上の溶岩流を説明しているに過ぎない

いわゆるテープレコーダーモデルと称されているものですが、[2433]で述べたように、プレートの垂直方向にも磁気の変化があるということは、一枚の板という概念に矛盾します。完全に矛盾しているのは[1386][1539]に示した、断裂帯に存在している地層の姿です。誕生したばかりのプレートの頂部に白亜紀の石灰岩が存在すること、あるいは地層が存在すること自体が完全に理論の破綻を意味しています。

「プレート論ありき」に拘ると地磁気の縞模様を説明するために、プレートが移動し、さらに大陸の下に潜り込んでいると考えてしまいますが、プレート論という前提に拘らなければ海嶺軸から湧き出した溶岩の流れが海嶺の斜面を流下する姿をイメージすることができます。プレートが誕生するのではなく、地殻の上を熔岩だけが流れている姿です。地殻そのものは新生するのではなく、しっかりと地球を形成する骨格のようなものですから、縞模様が形成される部分は骨の上の肉か皮みたいなものです。

プレート論を離れて推定すれば、素直に次のような地球の姿が見えて来ます。

太平洋南東部の海嶺軸は、北上してカリフォルニア湾を通過し、陸上のサンアンドレアス断層につながり、さらにまた海域に戻っています。


サンアンドレアス断層は海嶺軸が地上に現れている姿

海域にあれば、冷却され難いですから、溶岩流出は長期間継続しますが、地上に出れば冷却が激しいので、溶岩流出は止まってしまいます。しかしすべて、地殻を形成する骨格の上部、肉または表皮の部分の出来事です。

大西洋にある海嶺もアイスランドでは陸上に出ますので、溶岩流出は止まって地磁気の残留縞模様は形成されません。

さらに言えば、アイスランド北部の海域にある縞模様は海嶺軸から左右に流下して平行に形成されるとは限りません。縞模様の平行性もなく、軸と斜交するところさえあります。テープレコーダー理論は少なくとも、ここでは成立していません。



「新しい地球観を探る」p.116より

このように、プレート理論は多くの矛盾をかかえており、そろそろ耐用年数の過ぎた理論として廃棄処分の必要があります。

 地殻(地球の骨格)は例外を除けば、基本的に水平移動していない
垂直な移動(大陸の隆起・陥没)は経験している
水平に移動しているのは表面(地球の肉または皮の部分)の溶岩流である。

プレート理論は間違っている

2849
Date: 2018-08-05 (Sun)
 ファンデフカ・ファラロンなどのプレートの存在は空想に過ぎない
ファンデフカ・プレートが潜り込んでいるとされるシアトル付近はランゲリア(Wrangellia)・テレーンとか、エルク・テレーンという名のエキゾチックテレーンであるとも言われています。

ランゲリア・テレーンの位置

ほころび始めたプレートテクトニクスでは、そうした付加体論の矛盾を紹介しましたが、ファンデフカ・プレートのような小さなプレートからテレーンが削り取られるというのはプレート論原理主義のような発想に思えます。

卯田先生も解説していますが「たった一つの化石や単純な岩石の分析結果などをもとにして、エキゾチックテレーンと判断されてしまう」ようです。

付加体論はさらに日本で大きな成果?をあげて「日本列島付加体論」にまで発展していますが、「日本列島はごみためのようなもの」という見方に近く、日本列島の正しい誕生史観をゆがめています。「プレート原理主義」を捨てないと、日本列島の誕生史も地球史の真相も見えてきません。

地震爆発論を採用すれば[2471]で解説したように、火山活動による捲り上げ現象によって、違う時代の地層が地上に現れることは説明できます。また、地殻移動説(クラストテクトニクス)によれば、捲り上がった地層が違う時代に違う緯度で形成されたことも説明できます。

プレート論が誕生したアメリカではカリフォルニアの地塊までもが沖合いから運ばれたという“Assembling Califotnia”という概念まであるそうです。

カリフォルニアの沖合いには昔はFarallon plateが存在し、そのプレートが沈み込むときに付加物を残留させたという考え方です。ここまで考えるのはもはや「創作物語」の域に入ると言えます。

付加体論では「はぎとり」とか「底付け」という概念が使用されていますが、プレートは移動するとか、潜り込むという概念を真実であるかのように扱う間違いを犯しています。

参考: ファラロン・プレートWikiのココススプレート解説文より)

北アメリカプレートに沈み込んでいたファラロンプレートは、次第に海嶺ごと北アメリカプレートに沈み込み、見かけ上複数のプレートに分裂していった。3,000万年前にはゴルダプレートとココスプレートに分裂し、ココスプレートもココス海嶺(ガラパゴスホットスポット)の活動が始まったことで南側がナスカプレートとして分離した。現在はゴルダプレートの大部分は沈み込んでしまいファンデフカプレートと呼ばれている。また、ココスプレートの北部がリベラプレートとして分離した。 ココスプレートも多くが沈み込んでおり、数千万年後には完全に北アメリカプレートの下に沈み込むと考えられている。

なお、日本経済新聞はロバート・ゲラー教授らがファラロンプレートは現在マントル内部に沈んでいる痕跡があると、報道しています。

マントル最深部にプレートの痕跡 地球の進化、解明に道

地震爆発論学会はこの視点はナンセンスだと思っています。

2850
Date: 2018-08-05 (Sun)
愚者の言葉と覚者の言葉
地震爆発論を理解しない以下のようなブログがありました。世の中の大勢はこの視点でしょうが、これが何時まで続くのか、注目してここに残しておきます。

勉強していないのはどちらでしょうか、小川琢治先生や石本巳四雄先生の立派な地震観をまったく勉強していないのはこのブログ主であることが明確になるときが来るでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ただの日記:地震爆発論学会(単なる同好会レベル)
2017/8/25(金) 午前 10:53

とかいう御大層な名前の団体があるらしいんですが、「学会」とついてはいるものの全く価値のない団体なので、何か言っていても参考にしないのが正解でしょう。

学会というのは、設立の要件がありませんから、例えば私がいまここで「**学会を設立します」と書けばそれで設立完了、私は栄えある(笑)初代会長です。

でもそんなものに何の意味もないことは明らかですよね。

じゃあちゃんとした団体かどうかの判断をどうするかですが、論文を発行しているかとか、まだ発行していなくても過去に既存の学会で論文をいくつか書いた人が集まっているかとか、そういう”客観的に評価できる業績”があるかどうかでしょう。

その点で、地震爆発論学会は公式サイトに自らの学説を示す査読付き論文を全く掲載していない(ってことは、そんなもの書いたことがないということです)ので、てんでお話になりません。

その公式サイトでも、「断層は地震の結果であって原因ではない」という基本を全く理解していない表記がトップページに書いてあるような惨状です。

大地震後の調査で断層が見つかることを「地震前には存在しなかった」だけだと決めつけていますが、これは基礎を全く勉強していない証拠(悪し様に言えば明確なデマ)です。

というのも、人類の探査能力(地下数キロも届かない)の限界のため、地表に断層が到達していない場合には存在を把握することは極めて難しいので、存在しているのに気付いていない断層は相当数あります。我々が断言できるのは「地震の発生前に存在を確認出来なかった」ということだけです。

そんなのはちょっと勉強した大学生(私は4年生のときから知っていました)でも知っていることですから、つまり地震爆発論者というのはちゃんと勉強していないのに地震学の分野に土足で上がり込んで喧嘩を吹っかけてきたド素人ってことです。トップページには”間違いだらけの地震学が国家を滅ぼす”とありますが、これって地震爆発論のことなんじゃないですかね(笑)。

もっと粗はあるんですが、◯カの書いた文章を長時間見続けるとこっちまで頭がおかしくなりそうなので、このくらいにしておきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここで、覚者が地震をどう見ているのかを紹介しておきます。「地震が起きるたびに新しく断層が出来る」「断層は人間のしわのようなもので、年齢を重ねるとしわが増える」と言っています。

活断層全国マップなどは、日本国家の古さを示している年輪みたいなものでしょうか。人としての貫禄みたいなものでしょうか。


全国に分布する活断層という名の年輪(?)分布図

誕生したばかりの西ノ島には断層など一本もないでしょうね。

なお、学会での論文査読が通らないのは[46]、[49]を見ていただければ分かると思います。

前ページへ戻る  次へ進む
索引へ戻る