ライブラリー

49.地震時に発生する異常事態


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[解説]

大地震が発生する時にはたくさんの異常な事態が発生します。理由が理解できないから異常というだけではあるのですが、合理的な理由が説明できれば、異常ではなくなるはずです。そして合理的な説明が出来る理論が良い理論ということだと思います。それでは幾つかの異常事態を取り上げてみたいと思います。

大地震の前には電磁波に関係する異常がよくあります。

       安政の大地震の時に、浅草の眼鏡屋さんの店先に飾ってあった磁石が無効になってしまったという話はライブラリー9にも載せてあります。

       唐山地震の時には地上に置いてあった工事用の鉄筋から、目がつぶれるような火花が飛び散っていたということがライブラリー2に載せてあります。まるで透明人間がアーク溶接をしているようだったということです。

       電波時計の針がクルクルと回転したという話、テレビの画像に乱れが入るという話、無線の感度が変化するという話などがありますが、飛行機の計器が異常反応を示し、それが原因で飛行機が墜落するのではないかという話題もあります。電波時計が狂ったり、鉄筋から火花が飛び散るような強烈な電磁波が地震と関連しているのなら、震源地上空を飛行している飛行機が、操縦不能になって墜落することもありえることでしょう。8月28日の新聞に「26日付英国デーリー・テレグラフ紙は、英企業が電子機器を使用不可能にする強力電磁波を発する通称「E爆弾」を開発中だと報じた」というニュースが載っていました。

こうした電磁波は水の解離反応時に発生するのではないかというのが石田理論による新地震理論です。マグマの熱によって水が熱解離するゆっくりとした反応が地震の予兆現象になっているのです。反応が急速になって爆発すると、地震現象になってしまうのです。

最近の話題では、山火事の原因にならないのかというものがあります。

・ 四国沖の本島の山火事では現在のところ出火原因が不明のようですが、予兆現象の一つとして、解離反応による高熱ガスが微量であっても地上にもれでてくるとすれば、カラカラに乾燥した山地の落ち葉や腐葉土を燃やしてしまい、山火事の原因になることも考えられます。林野庁のHPをみると、出火原因不明の山火事が4年間で635件もあったそうです。予兆現象の段階で解離反応が終息すれば、地震は発生しませんので、その火事は出火原因不明として処理され、地震がおきれば、地震による火災として統計処理されるのでしょう。そのかげで、タバコの不始末、ハイカーの不注意などといったことで、責任を追及される不幸な人がでているのかもしれません。
                               (石田)

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