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42.南極で恐竜の化石発見(地球大変動序曲 2)
◇…南極大陸で、ジュラ紀(一億九千万〜一億三千五百万年前)の恐竜の化石が発見さ   れたと、六日付米科学誌サイエンスに発表された。恐竜がこれまで考えられていたよ   り高緯度にも生息していたとみられる。
◇…米・オーガスタ大学、のウィリアム・ハマー准教授らが南極点から六百五十キロ離れ    たカークパトリット山の標高四千メートル付近で一九九一年に発見。新種を含め数頭   分あり、新種には頭部に大きなトサカがあった=イラスト。
◇…南極はジュラ紀には、南米、オーストラリアなどとまだ未分離のゴンドワナ大陸の一    部。発見場所はこの時期に南緯六〇〜七〇度付近にあり、現在の米・ワシントン州    の気候に近かったらしい。(共同)

[解説]
 この記事は1994年5月7日の産経新聞チャイム欄にのっていたものです。記事の中には石田研究所の見解と相違するものもあります。南極とオーストラリアが未分離で、その後今の位置に分離・移動したという見解はとっていません。しかし、南極の地に昔は恐竜が住んでいたというのは事実で、その証拠を与えてくれています。

南極はその恐竜が住んでいた頃は、暖かく食べ物もいっぱいあったのです。氷が溶け出せば、もっとたくさんの「昔は暖かだった」という証拠がでてくるでしょう。文明が栄えていたというような驚くべき証拠もでてくるのではないでしょうか。

そうなった頃に定説は翻って、地球はポールシフトを何回となく繰り返し、山が海になり、海が山になり、極地が温暖な地方になったり、熱帯地方が極地になったり、結構忙しく寝返りを打っているのだなあ、ということが常識、定説になるのでしょう。
 そうしたポールシフトの可能性を秘めた、地球の温暖化という問題があるのです。二酸化炭素の排出基準をいくら厳しく守っても、地球意識(ガイヤの意識)が今の地上環境に嫌気がさしたなら、寝返りを打つように地軸を変えるでしょう。それを人間が止めることはできないでしょう。要は地球意識に「気に入られる」様な生き方をしなければ、ポールシフトという地球大変動は避けられないと思います。

これを啓蒙していくのも石田研究所の大きな目的です。これまでに、地球は何回もポールシフトをやってきたという証拠があるのですが、同じ証拠をどのように読むか、解釈能力の違いで、証拠が違う方向に利用されてしまうのです。序曲3ではその証拠を披露します。        (石田)

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