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記事No 886
タイトル 走時表は正確でない
投稿日 : 2006/07/16(Sun) 02:14:55
投稿者 パトロス   <isshy7@sf.starcat.ne.jp>
参照先
久しぶりに、書き込んで見ます。
2chで執拗に私を批判していた人たちの書き込みがこのところ影を潜めております。
セミナー[1192](http://www.ailab7.com/log/eqlog1191-1210.html)において、以下のように糾弾したからでしょうか。

「タイトルに書きましたように「地震研究を阻害する地震学者」という感想を抱くのは私だけではないと思います。全員ではないにしても、現在では多くの学者が同じ意見(測地学的手法による研究以外認めない)のように思います。そして、電磁気的方面から研究する研究者を「デムパ」だ「トンデモ屋」だと言って揶揄する学生を社会に送り出しています。
彼等の無責任な声は自由闊達な地震研究を目指そうとする研究者を意気消沈させる原因、つまり地震現象の究明を阻害する要因になっております。」

この文章で、反省する気持ちが生じたのでしょうか。

さて、「計算はまだ出来ないのか」などと揶揄する彼らの書き込みにもありました「走時表」の件ですが、私は根本的に走時表は正確ではないと思っております。地震波は、ニューオフィス8(http://www.ailab7.com/mohoro2.html)で示したように、地球内部を伝播するのではなく(一部のP波は伝播しますが)二層構造の地殻内部を伝播するのだと思っています。[1172]http://www.ailab7.com/log/eqlog1171-1190.htmlでは理論走時に見られるような曲線が成層モデル以外のモデルでも得られるのではないかと思っていましたが、検討するとそれは無理でした。成層モデルでなければあのような曲線にはならないようです。
したがって実測の走時曲線に間違いが無ければ、成層モデルは正しいことになります。
しかし、実測の走時曲線を決めるデータの決定方法自体に疑問が存在するので、走時曲線が実測値から証明されたとは言えないと思います。でも、それは、定説地震学の根本を否定することになりますので、さすがに今の時点で表のページ(セミナー)で公言するのは控えたほうが良いと思います。よって、今はここのカフェでの談義に止めておきます。

つまり「走時表」と言われる計算値(セミナー53http://www.ailab7.com/soujihyou.html の図―2)はどうやって作られたかと言うと、JBモデルとかPREMという地震波の速度と深さの関係を表す関係図(成層モデルhttp://www.ailab7.com/mujun9.jpg参照)に基づいて計算されているものです。その成層モデルとは、地球内部2900kmまでのマントルが固体で、しかも構成物質の密度や温度などが、タマネギの皮のような層状になっているとの仮定(成層モデルと言われる所以)の下に、震源から地震計に到達した地震波の実測時間に合致するように繰り返し物理量を調整して決めたものです。
ところが、マントルが固体であるかどうか、タマネギ構造になっているかどうか、などの確認は誰も出来ませんから、確認していないわけです。確認できていないにもかかわらず、(固体成層モデルを仮定して得られる)理論走時表の助けを借りて地震記録から、PPとか、SSなどの(屈折と反射を繰り返した)波を判定し、図―3のような実測の走時表を得ているのです。図―2と図―3とが驚くほどよく一致していますので、JBモデルとか、PREMとかの細部には多少の違いがあるが基本的には定説が正しいことは証明された・・・と解釈されています。
しかし、[1175]に紹介した読み取りのプロとも言える中川技官の言葉からも、そこには無理があることが分かります。中川氏は次のように述べています。

「・・・震源距離の遠い波で地球内部を反射、屈折してきた波でどこに到着した波の波形があるのかまったくわからない。
その(判定の)手助けになるのが走時表、これは震源までの距離がわかると、その波の到着時刻が記され。その時間を発震時刻に加えた時刻を記録上で見ると、記録のコントラストが悪く今まで見逃していた記録のゆれの中から地震波の到着波形が見つかります。」

つまり、理論を証明するために理論の手助けを借りる、しかもそれ(理論走時)が無ければ全く判定できない・・・というのでは理論が証明されたとは言えないと思うのです。理論に合致するようなデータのみを恣意的に拾い上げているのではないか、と言う疑念が存在するのであります。
また、いくつかの仮定の上に成り立っているのに、その仮定が正しいかどうかも確認せずに(と言っても誰にも出来ないでしょうが)理論が証明されたと言って済ませている、そのような論理構成がデタラメと思えるような方法で定説地震学は出来ていると言うことがいいたいわけで、走時表は不正確であり信用できないと思っています。つまり、地震波は地球内部を電波するのではなく(一部のP波は伝播しますが)二層構造の地殻内部を伝播するのだと思っています。

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