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3691
Date: 2022-06-23 (Thu)
能登半島地震で見られた不思議な転倒現象(2)

春日神社の鳥居は、根元で折れていたと氏子総代が語っています。抜けたのではなく折れたことが写真でも確認できます。

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震度6弱の珠洲、高さ6mの鳥居倒壊


春日神社の鳥居が根元から折れて、北側に倒壊している。

石川県能登地方を震源に発生した地震で、震度6弱を観測した石川県珠洲市では、春日神社の入り口付近にある高さ約6メートルの鳥居が倒壊する被害が確認された。鳥居の支柱は直径約50センチ。根元部分でぽっきり折れ、本堂側に向かって倒れた。  

氏子総代の泉浩治さん(81)によると、2007年の能登半島地震では、鳥居の上部の支柱にヒビが入ったものの倒壊せずに持ちこたえていた。

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2007年の能登半島地震では支柱にヒビが入った程度だったそうですが、1993年の地震では“貫”が落下したそうで、「鳥居の柱は地盤に直接差し込まれていたので、貫の中央部か端部が曲げ破壊し、貫が落下したといわれています。」と記録にあります。 1993年能登半島地震被害状況に載っている写真からは、西側の灯篭が南側に跳んでいることが分かります。


1993年の能登半島地震では、鳥居は倒壊せず、”貫”が落下
西側の灯篭だけが南側に跳んでいる。

今回の地震で、何故、鳥居は折れて北側に、灯篭は南側に飛ばされたのか・・・・

まだ、その理由がよく理解できません。

3692
Date: 2022-06-25 (Sat)
能登半島地震で見られた不思議な転倒現象(3)

2007年に発生した能登半島地震では輪島市にある重蔵神社の鳥居が、南側に倒壊し、灯篭は北・西側に倒れました。春日神社と全く逆方向です。


2007年の地震で倒壊した輪島市の重蔵神社の鳥居
南側に倒壊した。


この写真では倒壊した鳥居は撤去されています。
重蔵神社の灯篭は北・西側に倒壊した。

震央は輪島の南西にありますから、今回の春日神社とは別方向に倒れたことは加速度の向きに関係がありそうです。

2007年地震の本震(M6.9)の発震機構を見ると直下型地震ではなく、押し円錐軸が北北東に傾斜した横ずれ断層型に近い形式で、引き領域は東西に広がっています。

二つの能登地震の破壊現象を参考に以下のように推論しました。

@ 地震の第一段階は熱解離した酸水素ガスの爆縮から始まり、全方位的に引き領域が発生します。この時に灯篭のような各部位の接合が十分でない構造物などは、震源と反対方向に倒壊します。

A 地震の第二段階(間隔は地震によって異なる)では第一段階で結合したH2Oが気化爆発を起こすので、威力の大きなExplosionが発生する。そのために鳥居のような堅固な構造物も加速度と反対方向に倒壊するものと推定できる。

(これまで、Explosion現象に関しては、「平衡破綻型」爆発([1650]押し円錐の科学的な解釈)とか、エネルギー放出現象([3142]IEEE関連地震予知シンポジュウム・地震爆発論の修正)とかで説明していましたが、完全に解明されているわけではありません。[1516]ブラウンガスと地震の原因で紹介した酸水素ガスの爆発で説明できるのかもしれませんが、既存の科学で解釈しやすい説明として“気化爆発”を採用することにします。気化直後に超臨界状態に戻る現象が、やがて解明されると思っています。 解離ガスはまさに酸水素ガスのことですので、[1516]にある「地震の押し領域はこのブラウンガスの爆発エネルギーで十分説明できるのではないでしょうか。エネルギーを外に放出しつつ同時に分子量減少によって内に引き込もうとしますので、一時的に圧力が増加し、すぐ真空状態になります。」という現象が常識になれば地震発生のメカニズム解釈も前進すると思います。)

B 重心が地中にある”大根”が抜けたり、大きな岩が跳び出す「飛び石現象」とかも、鉋(カンナ)の刃の出し入れと同じ理屈で、震源方向に飛び出しています。第二段階のExplosionで生じた現象だと推定します。(注:参照)

鳥居と灯篭が反対方向に倒壊する不思議を考察してみましたが、確信があるわけではありません。

どなたか、解説できる方、または二つの異なる現象を目撃した方があればご教示をお願いいたします。

地震現象の解明に一歩でも役立てばいいが・・・と思っています。

注:中越地震関連の資料

中越地震本震のCMT解


中越地震本震のCMT解:ほぼ直下型地震である。
押し円錐軸が南東に少し傾斜している。



北西に約50センチずれた橋脚


能登半島地震で見られた不思議な転倒現象(3)

3693
Date: 2022-06-25 (Sat)
国連安保理会議での空しい議論
随分たくさんのyoutube動画がバンされてしまっていますが、こうした「情報統制」によって、西側市民は洗脳されてしまっているのでしょうか。

国連の国連安保理会議アリア・フォーミュラの内容をみると、ジャーナリストが現地で見聞きした情報でも西側の国連代表は全く逆の解釈をしています。ジャーナリストの強い正義感からの発言(ブルガリアの女性はこの発表で母国に帰国できないらしい)も全く無駄になってしまいそうで、空しい議論だなぁと思いました。

「ウクライナ戦争」報道の真実をめぐる『国連の堕落 vs 対抗するジャーナリズム』 - 2022年5月6日開催・国連安保理会議アリア・フォーミュラの全容!を見ていて、アメリカの罪が大きいものがあると思いました。まともな国連代表はシリアとインドくらいでしょうか、中国代表は「真剣味」が感じられません。

他の3人のジャーナリストは既に知っている人でしたが、ブルガリア人ジャーナリストのアーシャ・ズアンさんは初め知った人でしたので、その言葉の一部を載せておきます。

「もし、アメリカがソ連崩壊後の地球全体、特にウクライナで、軍事的な生物学的活動に宇宙的規模の(莫大な)資金を使わなければ、未知の病気や死が発生することはないでしょう」

アメリカや他の西側諸国がウクライナへの武器や兵器の供給をやめれば、戦争はなくなるのです

なぜこの言葉が、ロシア側のプロパガンダであると非難するのか、不思議です。日本がウクライナに肩入れしていることが残念です。

シリアの国連代表の意見は真っ当なもので、傾聴に値します。シリアで行ったアメリカの暴挙も、日本人の多くは理解していないでしょう。

もっと関心を持たねばいけないと思いました。

最後にシリア代表の発言を載せておきます。

◆◆◆◆

「この会議は、加盟国がウクライナで起きていることの真実を理解し、ロシアを傷つけることを目的とした、誤った疑惑と誤解を招く西側キャンペーンを暴露する機会を与えてくれるものです。

西側諸国が偽情報を使って告発したり、捏造された写真やビデオを西側メディアが流布している事実が含まれています。

ウクライナとの国境に存在する直接的脅威に対するロシアの安全保障上の防衛を批判する国々は、「何千マイルも離れ、直接的な脅威などないはずの加盟国から自国の安全を守る」という口実の下に、その国を標的として野蛮な攻撃を行ってきた国々と全く同じであるということです。

これらの国々は、シリアの都市ラッカとアル・バグース地域など、都市全体を破壊し、何千人もの市民を殺害した国なのです。

ウクライナでの特別軍事作戦に対する西側のアプローチはまさに米国とそのNATOの同盟軍が追及する選択的で二重基準(ダブルスタンダード)の強欲さの好例です。

これらの国々はドネツクとルガンスクの人々に対するキエフ当局の差別的で非人間的な行為と、2014年のウクライナでのクーデター以来8年間続く彼らの苦しみを無視してきました。

それだけでなくそれらの国々は30年前にロシア連邦と交わされた制約を破りました。そしてNATOを東に拡張してロシアの国家安全保障を脅かしたのです。

また、キエフ当局を武器や外国人傭兵によって支援することで、意図的に緊張を煽り、ウクライナをロシアとの戦場にしてしまったのです。


これはまさに、シリアで混乱と破壊を広げるために数千人にもおよぶ外国人傭兵テロリストを送り込んだのと同様の手法です。

我が国代表団はウクライナ軍と同国国会による戦地の国際自由法の違反を強く非難し、民間人を「人間の盾」として使用するのをやめ、最悪の人道的状況に置かれている人々を、この犯罪から救うよう呼びかけます。

我が国はロシアが安定を達成するための努力を怠らず、ロシアとウクライナの人々に安全と安心を確保し、何千万人もの難民を受け入れ、人道支援と民間人のための安全な「人道回廊」を確保します。」

◆◆◆◆

DSのアメリカが世界で嫌われています。

3694
Date: 2022-07-01 (Fri)
阪神淡路大地震で高速道路が倒壊したメカニズム
それでは阪神淡路大地震の時に阪神高速道路が山側(北側))におおきく倒壊したのは、どのようなメカニズムで倒れたのかを調べてみます。

この地震の本震(M7.3 深さ16km)のCMT解を見ると「押し円錐軸」はやや南上がりで、南北にほぼ水平ですから、「南上がり・右ずれ断層」が神戸市街や淡路の陸域には形成されるはずです。


淡路島側では特別天然記念物として保存展示している野島断層保存館で確認できます。南側(写真奥)のマークが数十センチ上がり、右にずれていることがよく分かります。

断層は巨大な爆縮・爆発の結果起きる傷跡であることがよくわかります。


また、今回の地震以外にもいくつかの傷跡があることが観察できます。
地震学者はまだ、「断層が動くことが地震である」と理解しているのでしょうか?

阪神高速道路は東灘区の一部区間で下の写真のように山側に倒れました。

当時は南からの衝撃的Explosionによって倒壊したものと思っていましたが、神戸市内は引き領域に該当すると推定できるので、引きの加速度(震源に引き込まれるような動き)によって、上部が重い構造の高速道路は”むち打ち症”のような状況になって山側に倒壊したと考えられます。

3695
Date: 2022-07-01 (Fri)
神の存在を忘れた人類の行く末は、第7文明の滅亡だろう
ウクライナのリシチャンスクの住民の声を伝えたフランス24の報道をNHKが珍しく放映したそうで、話題になっています。

内容は、以下のものです。

.

番組内の解説を一部紹介します。

「リシチャンスクでは、ここに残っている大多数の人がウクライナ軍に賛成していない。
人々はモスクワがこの国を攻撃しているとは思っておらず、プーチンの軍が戦争で勝利することを望んでいる。」

そして住民の声、

「我々を撃っているにはウクライナ軍です」
「我々の子供を殺しているのは、彼等だ」
「私たちはロシアと団結したい」
「ロシアは我々の味方である。ロシアに勝ってほしい」

いつものNHKの姿勢とは違うものですから、話題になっているのでしょう。 NHKはプーチンのロシアをソ連時代のままの、唯物論の国家だと見誤っています。

閑話休題  地震の話題

日本のメディアでは地震の報道も画一的で、フェイクに満ちています。

【流体地震の恐怖】「能登半島震度6弱の原因は水」専門家語る“活断層型地震を誘発”の可能性…次の危険地域は?

最近は、「流体地震」という用語が流行りのように使用され始めました。

あの(コンクリート片を断層と見間違え([2402]など参照)、恥をかいた佐藤教授が

「断層の動きは、力が加わること以外にも、断層の強度(支える力)が低下することによって発生します。今回の地震の原因は、能登半島東部の地下深いところに、断層の強度を低下させた“何か”があるということです」

と語り、「水の存在が地震の原因だ」という認識を示しました。

記事の一部を残します。

◆◆◆◆◆

今回取材したほとんどの地震専門家は、この原因を“流体”だと考えている

「高温の水やマグマ、ガスなどの流体が地下深くに留まっていて、これが岩盤に圧力をかけ、歪みを生じさせています」(金沢大学・平松良浩教授)

「地中の高温と高圧で、水が状態を変化した“超臨界水”が原因だと考えますが、そのメカニズムには不明な点が多いです」(前出・佐藤教授)

 京都大学防災研究所地震予知研究センターの西村卓也准教授も同じように、この流体を“水”だと考える。

「能登半島には火山がないので、水が原因である可能性が高いと思います。深さ十数kmの地下に流体があることを考えると、水は地下から湧いてきているのでしょう。200kmほど下にある海洋プレートに含まれている海水が、高温と高圧のために分離、上昇してきている。今回の地震の原因となっている流体は、海洋プレート由来の水だと考えます」  

珠洲市ではこの“流体”によって、2020年12月ごろから今年5月までの間に、4cmも地面が隆起している

「地下で流体の集まりが膨らんでいるので、周囲の岩盤に力が加わり、耐えきれなくなった岩盤が割れて地震が起きます。さらに、日本列島の地下には摩擦力で引っかかり、くっついている断層がたくさんあります。この間に水が入ることで、潤滑油のような働きをし、断層が動きやすくなる。この2つが、一連の地震の原因です」(西村准教授)

 つまり現在、能登半島では、活断層でもプレートでもない、“流体”を直接的な原因とする“流体地震”が起きているのだ。そしてこの“流体地震”は、1965年から1970年にかけて長野県松代町(現長野市)で発生した松代地震と「メカニズムが一緒」(西村准教授)だという。松代地震に詳しい、地震予知総合研究振興会の松浦律子上席研究員が語る。

「松代地震では、最盛期に1日に600回以上の有感地震が起きました。地理的条件から考えて、水が原因だという点では能登半島も同じでしょう。しかし松代と比べれば、今回の地震は非常に小規模なものです。松代では、実際に“水噴火”といって、水が地表にまで噴き出したんです。この地震の特徴は、原因となる水が止まらない限り続くということです。

 しかも、水源は地下深いところにあるので止められないし、調査もしづらい。水が原因なので、大規模なパワーはありませんが、中〜小規模な揺れが今年いっぱいは続くでしょう。このタイプの地震は、温泉があるところで発生し得る。つまり、日本ではどこでも起こり得ます」  

長引く小さな揺れが、どこでも起きるーー。この謎に満ちた“流体地震”だが、この地震がトリガーとなって、さらなる災厄をもたらす可能性がある。西村准教授が語る。

「能登半島では今後、阪神淡路大震災と同レベルのマグニチュード7クラスの地震が起きる可能性があります。能登半島周辺には大地震を起こしかねない活断層が複数あり、流体を原因とする地震が、これらの活断層を刺激する可能性があるのです」

“流体地震”に刺激されて活断層型地震が誘発されるーー。この危険な“セット”を抱える地域は、国内にいくつかあるという。

「能登半島もそうですが、そもそも東日本大震災を契機に日本列島の地下が変化し、水が上がりやすくなったといわれているんです。茨城県と福島県の県境付近(北茨城市やいわき市周辺)では、東日本大震災以来、小さな揺れがずっと続いていますし、危険な活断層も確認されています。さらに、京都府亀岡市でも揺れが続いており、その近くには『亀岡断層』という大きな活断層があります」(同前)  

さらに、過去の事例から警戒すべき場所もある。

「2000年の鳥取県西部地震や、1980年伊豆半島東方沖地震、1978年伊豆大島近海地震は、小さな地震が頻発した後にマグニチュード7クラスの大きな地震が発生しています。鳥取県や伊豆半島は、小さな地震が大地震に結びつきやすい場所だといえます」(同前)

◆◆◆◆◆

この記事の載っている地震学者全員が「地震と水の関係」を逆転して考えています。

“地震が発生することによって、水が生成される”のであって、因果関係が逆転しています。

「地盤が4cm隆起した」というのは、マグマの上昇によって解離が進み気体量が増えるからだとと説明できます。

地震学は「混迷」の中にあります。 今の地震学では「なぜ大陸が沈没することがあるのか」、その理屈が全く理解できません。

今人類に求められているのは「神の存在」を認知し、「神の意志」を謙虚に知ることですが、

このままでは「人類の反省」が終わる前に、「大陸の沈没」という結果を迎えなければならないかもしれません。

ジーン・ディクソンが言った「三つの変数」のなかに、「科学の革命」が入っていますが、その科学は「人類に反省を促すもの」でなければならないはずです。

地震学の革命もその中の一つかも知れないなぁ・・・と感じています。

3696
Date: 2022-07-06 (Wed)
「創造的破壊」の対象となるのはマスメディア・報道権力だろう
解放されたリシチャンスクの人々がロシア人記者に向かって語る表情から、西側メディアが報道しない戦争の真相を知ることができます。

◆◆◆◆


"ロシア軍に解放されたリシチャンスクの喜びに溢れてる住人達、2014年からずっと待っていた”

解放された住民との会話:

ロシア軍は侵略者なんですか?

いいえ、あなた方(ロシア人)は私たちの解放者です。私たちはあなた方を待っていました。
幸せです。やっと、待ちに待った、2014年からずっと待っていたんですよ。
ああ、あなた方は去らないで、私たちと一緒にいてくれませんか。
(地下室に向かって)私たちの仲間が来たよ、みんな出てきてぇ〜。

◆◆◆◆

上のような、一本の動画で真相がわかるのですが、「自分を神だと思い込んでいる西側のマスコミ」は報道しませんし、偏光グラスを通して統制しているので、視聴者には真相が見えないでいます。

ところで、昨日、「ゼレンスキー守護霊とヤイドロンの霊言」を拝聴してきました。

ゼレンスキーの守護霊が現れた理由は「現代の黙示録」の引き金を自分が引かされることになる心配からのようです。

「現代の黙示録」とは「十字架の女」(@AB)に示された人類の未来予言のことです。
ゼレンスキーはバイデンを巻き込んで世界大戦に持ち込みたいようです。そしてプーチンを斃して自分がユダヤ王国のジーザスクライストになるんだと言っていました。

宇宙存在者のヤイドロン氏は「主の御心を受け入れられない民ならば、もう仕方がない」と語り、建設のための破壊もやむなしというみかたです。

ヤイドロン氏の見解、
「西側メディアの見方と違ってインドやアフリカの人たちの方が米露宇の動きを正しく見ている」
「ゼレンスキーはヒットラーと同じく劣等感の持ち主だ」 「マスコミが自分たちは馬鹿だと気付くことは難しい。彼らは完ぺきに己惚れていて、自分たちが神様だと思っている」
「神であるマスコミのご機嫌を取ってくれる人たちが、彼らが愛すべき政治家なんです」

バイデンも、ゼレンスキーもそして日本の岸田氏までもが、今は(一年後にはわからない)マスコミに愛されている存在です。

更にヤイドロン氏は、
「プーチンはマスコミより頭がいいから、マスコミから消されるのです」
「悲惨な時代が来るように見えるが「創造的破壊」なんで仕方がないですね。」

と述べていました。

その「創造的破壊」とは何のことなのか、リバティー誌8月号に、それを示唆するかのような図が載っていましたので紹介します。

図のように世界中で海没が発生すると想定されています。

また、この図には載っていませんが、ムー・アトランティス・ラムディアなどの新大陸の浮上もあるようです。

「十字架の女A」の最終章では「日本も沈没し、新ムー大陸が誕生して。そこに第8文明が建設される」のかなと・・・という「黙示」でした。

しかし、リバティー誌には日本の形跡は残っていますので、やや安心といったところでしょうか。

   PC不調期間 安倍晋三暗殺(7/8)、トランプ私邸(マーラゴ)強制捜査(8/8)
3697
Date: 2022-09-01 (Thu)
セミナー記事記入機能が2か月ぶりで復活しました。

セミナー記事記入機能が2か月ぶりで復活しました。

記入できずに放置していた記事を掲載します。

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日本のメディアはウクライナで起きていることを「ロシアによる領土侵略」という視点でしか報道しません。シカゴ大学のミアシャイマー終身教授が「大義がどちらにあるのかが重要だ、この戦争はアメリカに責任がある」と勇気ある発言をしても、大衆には伝達されません。

日常の会話の中でも「ロシアの大義」などを口にすれば白い目で見られてしまうのが、日本の社会です。
しかし、やがて捕虜となったウクライナ兵の取り調べが進めば真相が明らかになるはずだと思っています。捕虜の証言などをyoutubeで見ることができます。2例を紹介します。

@ ロシア兵捕虜の対処を命じたのはキーフの大統領府であるとの証言

A キーフ政権から見殺しにされたという証言

こうした証言がネット上に公開されるようになれば、西側報道が一方的なプロパガンダであることが日本の社会にも広がるはずです。 しかし、その捕虜たちをキーフ政権がアメリカ製のハイマースで殲滅・口封じを図るとは思っていませんでした。バイデン政権が送った武器が戦争犯罪に使用されています。

B 捕虜となった自国の兵士をハイマースで口封じするキーフ政権

この地獄のような混乱を早く正常に戻してもらいたいものですが、その可能性はトランプの復帰しかないと思います。

ネット上では8月15、16、17日にEBS(国際緊急放送)が流れ、混乱の収拾が始まるとの期待感に満ちた話が載っていますが、どうなることでしょうか。

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3698
Date: 2022-09-04 (Sun)
アリストテレスのプネウマ(気流)地震学と地震爆発論
現代日本の地震学はギリシャ時代の地震学よりもレベルが低い「現象観察から遊離した空想理論」になってしまっています。

アリストテレスの地震発生理論では、

「太陽熱および地中の灼熱せる火によって、地上及び地中に強い「風気」すなわち「気流(プネウマ)」)が作り出される

この気流は管孔、隧道、割れ目或いは地下の洞穴に降り、或いはそこから再び噴出し、地上と地下に向かう両流に分かれる。気流は微細なものであるから全ての物体を貫徹し、その早さと強さとは最大なものである。」
以上の気流にアリストテレスは地震発生の主役を振り当てたのである。
(石本巳四雄「地震とその研究」より)

となっていて、「気流(プネウマ)」を地震の原因と考えていました。決して、(地震によって発生する)断層を地震の原因とは考えなかったのです。
現代の断層理論は現象論から遊離し、因果関係を無視した空想理論です。

昨日はテレビで福岡の警固断層の話題が放映されたようです。

◆◆◆◆◆◆◆◆

日本一危ない “ねじれた断層”が九州にあった 政府は地震発生確率「Sランク」に
9/3(土) 10:00配信
RKB毎日放送

国内に2000あるとされる活断層の中には大都市の地下に眠るものがある。九州最大都市・福岡市の真下を走る断層は17年前の大地震によって “ねじれ”が生じ、専門家は「日本一危ない断層」と呼ぶ。 行政は東南海地方と同じ水準の耐震性能を目指す「条例」をつくり、建物の強じん化を急いでいるものの、コスト問題が立ちはだかっている。一方で、国内には対策がとられていない危険度が“未知数”の断層もまた数多く存在する。

【写真で見る】全国に存在する地震発生確率”不明”の断層

地震周期の“満期”が到来、マグニチュード7超える大地震のおそれ


警固断層帯
何度も繰り返して言いますが、断層とはかつてその地で発生した大きな地震の「傷痕」にすぎません。

人口160万人を擁する福岡市は「警固断層帯」の真上に位置する。政府の地震調査研究推進本部(通称:地震本部)によると、総延長は日本海側から福岡市の中心部を貫く約55キロ。20年近くこの断層を調べてきた研究者は危惧する。

◆◆◆◆◆◆◆◆

「ねじれた断層」という概念は全くナンセンスです。

アリストテレスの地震学を復活させるとすれば標題のような「プネウマ(気流)地震学とでも呼ばれることになるでしょう。地震爆発論よりはスマートなネーミングかもしれません。

そのプネウマ(気流)が地中で発生することを理解する動画を作ってみました。

一部はすでにセミナー[1562][2343]などで紹介した水暖房機を使ってロケット遊びをするテレビ番組のことですが、意外と「発想の転換」に役立つビデオだと思っています。

紹介する映像は、アメリカの娯楽番組での映像ですが、日本では一般的には使用されていない水暖房機を使ったお遊びです。暖房機の安全装置を取り外し、意図的に酸水素ガスを爆縮させてロケットの代用にしようと遊んでいる番組です。

ビデオの最初の部分では、ポット内での電気分解で発生する酸水素ガスの常温核融合だと説明しています。水暖房機はこの原理を使って水を沸騰させて暖房のための熱を取り出しています。 この時にバックファイヤーしないための安全装置があるのですが、その装置をわざと取り外して、代用のロケットにしています。

ビデオで紹介したように、アリストテレスの「気流(プネウマ)」を解離ガスだと解釈すれば、ギリシャ時代の学者のレベルが高かったことが分かると思います。

どうか、活断層地震説という因果関係が逆転している地震学を早く卒業していただきたいと思っています。

活断層調査は壮大なる国費の無駄遣いです。

活断層を理由に原発再稼働を止めている原子力規制委員会の存在は

国家的損失です。

参考: アリストテレスの地震観については[1584]にも紹介してあります。

3699
Date: 2022-09-05 (Mon)
あらためてトーマス・ゴールド博士から学ぶ
昨日、アリストテレスの地震観(気流、蒸気原因説)の記事を書いていて、20年前の記事を思い出しました。

[901]東濃新報への寄稿(1)

その中にあるトーマス・ゴールド博士の言葉に改めて地震学混迷の理由が見えるからです。

[トーマス・ゴールドは「地震計が発明されたために、地震現象を熟知しなくても机の上で研究ができるようになった」ことが学者をして地震現象そのものに目を向けなくさせた原因としています。そして(アメリカ生まれの)弾性反発理論がまず最初にあって、その理論で説明できない現象には目もくれなくなってしまった、と述べています。]

地震学が低迷している原因は、

地震学者が地震現象に関心を無くしたからだ!

ゴールド博士の「未知なる地底高熱生物圏」からはいくつかの記事をすでに紹介しています。

[181]、[187]、の他にも、「ゴールド博士から学ぶ」として大きな地震時見られた現象を紹介しています。([424][500])

今、地震学者は、実際の地震現象から学ぶことを忘れ、計測器が記録するデータを見て机上の研究をやっています。ギリシャやローマの時代の学者よりも地震の知識が薄いのではないでしょうか。

これでは地震の真相究明などできるはずがないと思っています。

3700
Date: 2022-09-05 (Mon)
地震現象を解明するには現象を精細に観察・究明することが必要である
近年では、大きな地震が起きると多数の地震計記録から解析されるCMT解析の結果を見て、「圧縮軸や、引っ張り軸の傾斜、逆断層型か、正断層型か」などを議論して、分かったような気分で終わるのが普通です。

しかし、それでは地下で何が起きているのかを知ることはできません。石本博士の提案した「押し円錐理論」は現象を把握するのには優れた理論です。

さて、関東大震災は複雑な地震でしたが、「三つの地震、そして本震は小田原付近と三浦半島での双子地震と言われています(2003年発刊:KAJIMAダイジェスト「関東大震災を知る」study23度揺れた首都東京

その中に次のような記述があります。

「これまでの当社の研究による結論からいえば、3度の揺れのうち、最初が本震、あとの2回は余震である。そして本震は、ふたつの大きな断層の滑りが短時間に連続した「双子地震」であった



 本震の双子地震とは、最初の大きな断層の滑りが神奈川県の小田原の直下で発生し、約10〜15秒後に三浦半島の直下で2度目の大きな滑りが起こったと考えられる。ふたつの滑りによる揺れの差を感じたのは震源の近くで被災した人々だけだ。最初の滑りの真上にあたる小田原ではいきなり上下動をともなう激震に見舞われ、2度目の滑り地点に近い藤沢の小学校では、やや緩い揺れがしばらく続いたのちに、校舎が瞬く間に倒れるほどの激しい上下動をともなう揺れが襲ったという。」

この地震による地盤の隆起・沈降図を紹介したセミナー[1475]では、丹沢付近の隆起(赤色)も本震(双子地震)の結果と解釈して、節線が双曲線型になるように描いていますが、丹沢付近の隆起を本震の結果から除外すれば、石本博士の次の記述のように節線を楕円型と解釈することができます。

石本巳四雄博士は「地震とその研究」のなかで、大正12年の関東地震は「地殻内でマグマの(爆発的)流動がほぼ直上に向かっていたため、「押し領域が」楕円形となり一帯の地盤が隆起した。しかし、断層は現れなかった、と以下のように記述しています。

―――――――――――――――――

地震初動方向分布と地変
79地震初動方向分布の再吟味
(石元巳四雄「地震とその研究」p.161より)
大正12年関東地震の場合

関東地震の初動も円錐軸がほとんど垂直であり、やや東に傾くものであることが推定できる。地形変動として測量結果から得られたものは既に66図(左側のカラー刷り)に示したものであるが、これに81図(右図)のような楕円を描くことによって、土地の変形を全部説明できるのである。すなわちこの楕円内においては垂直方向には隆起し、水平方向は震央より遠ざかるように移動する。また楕円外においては以上の反対の移動をなす。


二つの直下型地震(垂直方向の爆発現象)であったと解明された関東大震災での地盤の昇降

土地の変形を論ずるにあたって従来多くは垂直、水平成分に分けて解析を進めているが、この方法は図上に表現するに便利であるから行われているものである。したがって各成分ごとの議論を進めてもその全貌を云々するばあい、徹底しないおそれの生じることはやむを得ない。

なお、大正12年関東地震においては著しき断層の出現なく地震関係諸学者を失望せしめたが、これは地殻内根本運動としてマグマ流動がほとんど直上に向かっていたためであり、したがって海岸地方においては肉眼にも映ずる隆起を招致するに至ったと考えられるのである。以上の事実からみても、断層成生が地震の原因として必然的なものでないことが判るであろう。

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石本博士も、双子地震とまでは考えが及ばず、一つのマグマ爆発地震と解釈しています

。 地震波形でも小田原の地震(縦揺れ)と藤沢の地震(最初横揺れ+縦揺れ)では特徴に違いがあり、一つの地震のようには見えません。その原因は、双子地震だったからでしょう。

石本博士でも双子地震とまでは考えていなかったようですが、KAJIMAダイジェストのような地震現象の把握こそ大切なものだと思います。

ただし、KAJIMAの研究では断層地震説で解釈していますが、やはり「押し円錐理論」による解釈の方が現象を正確に把握できるように思います。

なお、相模湾内では三浦半島西側の海底(Aと付記した地点)で400メートルという信じられないような水深増加(沈降)230メートルの水深減少(隆起)が計測されています。(関東大震災で生じた相模湾内の隆起・沈降現象


双子地震でも解明し切れない相模湾の隆起・沈降
実際には三つ以上の巨大地震が発生していたのではないか?

KAJIMAダイジェストの”双子地震”説ならば、三浦半島西部で第2イベントとして巨大地震が起きていたことが理解できます。

関東大震災による相模湾内の隆起・沈降は複雑で、双子地震だけでも「謎は」解明し切れませんが、少し謎が解けたように思います。

[3701]
Date: 2022-09-10 Sat)
断層地震説では説明できない断層のでき方
[3700]で紹介しましたが、「関東大震災では顕著な断層が現れなかったことが地震学者を失望せしめた」と石本巳四雄博士は述べています。

断層が現れなかった原因は、岩盤などに耐力がある場合、または上盤が崩落する場合であり、たとえば、逆断層型地震であっても断層上盤に当たる部分に凸形が、断層下盤に当たる部分に凹形が現れることがあります。
[3700]では省略しましたが、「地震とその研究」より「79地震初動方向分布の再吟味」を紹介します。 断層が現れない場合があることが納得できます。

――――――――――――――――

79地震初方向分布の再吟味 前章におい地震に伴う地形変動の測量結果に二つの様式があることを述べたが、それがいかなる機構によるものであるかをここに考察したいと思う。その問題については第一に地震発生の機構に触れることとなる。そしてその機構は全く地震初動方向分布の研究と関連せしめられる。
著者は第43節において地震初動分布を説明するに地殻中における岩礁蒸気圧(マグマ蒸気圧)の増大することを原因とし、その結果地殻の一部を圧し切って岩礁(マグマ)の流動する現象を推定した。もし、この仮定に従うならば地形変動も岩礁流動の結果生成されるはずであるり、この意味を持って地震初動方向分布を再吟味する必要がある。

第80図は第41節に述べたるごとき頂角45度の円錐形圧し波(押し波)が地上に生ずべき変位を図に表したものである。もちろん波動と地形変動とは別個のものには違いないが、初動を生ずべき岩礁(マグマ)の運動がそのまま継続して地形変動を生成すると考えるならば差し支えないことになる。


「地震とその研究」の図80に正断層と逆断層の挿絵を加え、少し加工しました。
CMT解析では逆断層型地震であっても、地盤に耐力があれば、または上盤が崩落すれば(地表面では)図のように逆断層が出現しない場合もあります。

図においては(a)は円錐軸が全く水平方向にある場合、(b)は円錐軸が垂直に近い場合である。したがって節線の形状はそれぞれ、双曲線、楕円を与える。そして垂直方向の変位は節線の内部においては隆起、節線の外部においては沈降を示す。また、水平方向の移動は節線内部には震央より近づく方向に、節線外部にては震央に近づく方向に現れることになる。また平面的に測量の行われない場合、即ち一水準線路にだけに沿って測量の行われた場合は図に示すようにこれらの切断面として表されることとなる。

――――――――――――――

つまり、正断層型地震でも逆断層型地震でも、断層が現れる場合も、現れない場合もあるわけです。
関東大震災の場合、双子地震の弟のほうは三浦半島西南部の海底で起きたと思われますが、図80の右側図(逆断層型地震)にあたるようなケースでしょう。マグマの動きに沿って押し円錐軸ができていますが、断層は発生しませんでした。

この地震で、三浦半島(三崎)や房総半島(州ノ崎)では地震の後で隆起に変動がありました。三崎では地震直後に7.5mもあった隆起が二日目ごろから沈降に転じ、9月20日には1.4m(隆起)で止まったということです。

また、三浦半島海岸線では何か所かで海底からのガス噴出があったことが記録され地ます。(27関東大震災で生じた相模湾内の隆起・沈降現象参照)

これはアリストテレスが観察していた地震現象を彷彿とさせるネプウマ(気流)地震ですが、濃尾地震でも、四川地震でも断層地震説では説明できない現象が出現しています。

61地震研究の新態度(地震の本質:石本博士の記事には、濃尾地震で農夫が見た断層の出現過程が紹介してありますが、「地震後極めて緩やかにズルズルと段違いになった」そうです。

四川地震でも地震後に断層が現れたという目撃記録が残っています。

「地震発生後、1階と2階の教室にいた低学年生徒たちが広場に着いたときは断層がまだ現れていなかった、その後コンクリートの破壊音を伴いながら段差が徐々に現れた」とあります。

地震学者は地震現象を目撃した体験者からの話をよく聞いて、体験者が納得できるような地震のメカニズムを提供しなければいけないと思います。

そろそろ、これまで人類が体験しなかった(語り継がれなかっただけかもしれないが)天変地異がやってくるかもしれません。 「断層がぁ・・」「歪エネルギーがぁ・・・」とやっていては、未開人の騒動・・・で終わってしまうでしょう。

早く気付いてほしいものです。

3702
Date: 2022-09-14 (Wed)
地震学者は「弾性反発地震説」の矛盾になぜ気付かないのだろうか
地震が起きる原因説は、現在でも基本的には「Reid博士の弾性反発説」が正しいとされています。

しかし、この説には根本的な間違いがあります。なぜ地震学者はそれを理解しないのでしょうか。石本博士が「マグマ貫入理論」を発表したのは、Reidの「弾性反発説」に根本的な間違いがあることを見抜いていたからです([3048])。

すでに何度も紹介した理屈([1243][2781][2855]、[2869][3048]など)なのですが、地震学者は顧みることがありません。

そこで、「釣鐘理論」(指で押しても動かない重い釣鐘も何度も押していたら動くという話)を信じて、もう一度指摘します。

先ずReid博士の理論をウイキペディアより紹介します。

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レイドHarry Fielding Reid(1859―1944)博士による

弾性反発理論
フリー百科事典ウィキペディアより

弾性反発
地質学では、弾性反発理論は、地震時にエネルギーがどのように放出されるかを説明するものです。

地球の地殻が変形すると、断層の反対側にまたがる岩石がせん断応力を受けます。内部剛性を超えるまで、ゆっくりと変形します。次に、それらは断層に沿って破裂して分離します。急激な動きは蓄積されたエネルギーを解放し、岩はほとんど元の形に戻ります。以前は固体だった塊が、ゆっくりと移動する 2 つのプレートの間で分割され、エネルギーが地震波として周囲に放出されます。

理論

1906 年のサンフランシスコ大地震の後、地球物理学者のハリー フィールディング リードは、地震前の 50 年間のサンアンドレアス断層に沿った地表の変位を調べました。[1]彼は、その期間中に 3.2 m の曲がった証拠を発見しました。[2]彼は、地震は断層の両側の岩石に蓄えられた歪みエネルギーの弾性反発の結果であるに違いないと結論付けました。全地球測位システムを使用したその後の測定は、地震運動の基礎としてのリードの理論を大いに支持しています。

説明

活動しているがロックされた断層の両側は、異なる方向にゆっくりと移動しており、弾性ひずみエネルギーがそれらに隣接する岩塊に蓄積されます。したがって、図パネルの時間 1 のように道路が断層を横切ってまっすぐに建設された場合、断層がロックされている点 E で断層トレースに垂直になります。全体的な断層の動き (大きな矢印) により、時間 2 のように、ロックされた断層を横切る岩石に弾性変形が発生します。蓄積された歪みが強度を超えるほど大きい場合その結果、岩が突然壊れたり、可能な限り元の形に戻ったり、地震として表面に感じられる衝撃が生じます。この突然の動きにより、時間 3 に示すように道路の表面が変化します。蓄積されたエネルギーは、一部は熱として、一部は岩石の変質により、一部は地震波として放出されます。

参考文献
[1] リード、HF、地震の力学、1906 年 4 月 18 日のカリフォルニア地震。州調査委員会のレポート、第 2 巻、カーネギー研究所、ワシントン DC、1910 年 [2]モンロー JS; ウィカンダー R. (2011)。変化する地球: 地質学と進化の探索(6 ed.)。センゲージ学習。p.203.ISBN _ 9780840062086. 外部リンク

https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/events/1906calif/18april/reid.php

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Reid博士が述べているのはプレートが押す力によって、つまり断層よりもずっと遠くで作用している外力によって“せん断力”が発生し、その力が地盤の耐久力を超えた時に破断し、反発力が発生する、この反発力が地震の原因だとするものです。

しかし、そうだとしたら、断層を離れた遠くでも「食い違い」は生じているはずです。

現実には断層を離れると変位はゼロになっていて、断層を生じせしめる力は局所的なものであることは明らかなのです。


[2781])参照

上図には断層を横断して鉄道の線路がある場合(ニュージーランド地震)の写真を載せています。

線路は耐久力があるので破断しませんから、図のように連続していますが、線路を屈曲させる力(断層を生ぜしめる力と同じ)は断層付近だけの局所的な力であることが明確にわかります。
耐久力のないケースである、サンフランシスコ地震ではフェンスに大きなくい違いが見られますが、断層を離れれば線路と同じように、直線上に位置して、不動なのです。

サンフランシスコ地震で観測された地形変化を見ても([2869])、断層を離れた場所では、変動は生じていません。断層を挟む幅30km程度の範囲だけが移動しているだけです。

同じ地震を紹介している記事でもゴールド博士は、このセミナーで紹介([513]サンフランシスコ地震から学ぶ(1)、(2)など)したように、アリストテレスの地震観と同じ「地中ガスの噴出」を数多く紹介しています。

Reidの弾性反発地震説は明らかに「地震によって生じた地形変化の実態を無視」している点で、まったく信用できないものです。

9.11事件では飛行機が突入していないWTC第7ビルの崩壊を全く説明できない論理展開がなされ、メディアは何の疑いも持たずに報じてきました。

地震現象も同じような矛盾を内包していることを真摯に受け止めて地震学を進歩させなければ後世の人々に笑われてしまいます。

釣鐘が少しは動きますように・・・。

3703
Date: 2022-09-15 (Thu)
地震時の発光現象を説明するには「プラズマ発光」しかないだろう
では、地震の起きる本当のメカニズムは何でしょうか。

このセミナーではマグマに含まれている水や地下水が酸素と水素に熱解離すること、その解離度が不安定になった時に、「解離度以上の余剰な酸素と水素」が爆縮(Implosion)を起こすこと、それが地震のエネルギー発生原因だとしてきました。

細部については変更点もありますが、基本的には「解離水(酸水素ガス)の爆縮(Implosion)」という見解です。

これについても何度も「釣鐘を動かす」作業を行ってきましたが、「釣鐘」は一向に動きません。

これまでの記述では酸水素ガスの爆発的化学反応という視点で述べていますが、地震時の発光現象を説明するには、「山本寛氏の核融合反応説([1244])」にまで発展させる必要があるように思います。

原子状態の酸素と水素の核融合反応で発生する発光現象を考えるのが適切だと思えます。

視覚的には水暖房機(酸水素ガスのCold―Fusionを利用して水を沸騰させるもの)をロケットに代用する「ミステリー番組」の映像が役に立ちます。


2枚目の画像に酸水素ガスがImplosiom(爆縮)を起こす時の発光現象が写っています。
爆縮であることは、次の画像でタンクの天板が内側に凹んでいることからわかります。

地震時の発光現象は、以下の記事で紹介しています。[1295]のペルー地震の発光現象は明瞭に動画として記録されていますが、サンフランシスコ地震や三河地震では「地を這う」ような違うタイプの発光現象が目撃されています。

[529][548][1058][724]〜[730][1295]〜[1297][1244]など)

なかでも、Reid博士とは違った視点でサンフランシスコ地震を紹介しているゴールド博士の記述は重要だと思います。[529]サンフランシスコ地震から学ぶを再録します。

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(4)地震光  他の多くの地震の場合と同様、サンフランシスコ地震でも、大地から発する閃光を見たという証言が多くある。近くで見えたというのもあれば、遠くから明るい輝きとして見えたというのもある。地震によつて発生した巨大な炎のなかには、サンフランシスコ市街でガスの本管が損壊したのが原因となっているものもあることは事実である。しかし、これが原因のすべてとは考えられない。ガスの本管が近くを通っていない地区でも火炎が見えたという証言が多くなされている。ヒールズバーグ出身のベテラン鉱山技師ジヨージ・マデイラ氏は、一九一〇年四月四日付のサンタ・ローザ:レパブリカン紙で次のように報告している。

「一九〇六年四月十八日の地震時における自然現象を調査していた時、私はカザデロ北東方一・五マイル離れた山地にある農場にアダムス夫妻を訪ねた。夫妻は地震前の二晩にわたって「小さな光のすじが何本も地面から上空に駆け抜けるのを見た」と語った。飼犬がひっきりなしに吠えるので、この現象に気がついたということである。」

衝撃の約三十時間前、震央付近で地震光を見たという報告があるが、地震の最中に地震光を見たという証言は他にも数多くある。例えば、ラーキン(一九〇六)はカリフォルニア、サン・ホセの技師J・E・ハウザーの証言を次のように引用している。

「四月十八日、私は時計が五時を告げる五分前に目覚めた。ゴロゴロという遠雷のような音が聞こえた。近くの馬囲いのなかで、犬に追いかけられてでもいるかのように二頭の雌馬が小馬とともにおびえて駆けまわり、いなないた。犬も危険を告げて異様なそぶりを見せていた。五時十二分、いきなりベッドが体の下で飛び上がった。

恐ろしい勢いで家が持ち上げられた。右に向かって上がり、左に向かって沈むように揺さぶられた。妻は私の腰のあたりにかじりつき、私は両手でドアの枠にしがみついていたが、振り離されそうになるほど強い揺れであった。

東を向いてアラメダ街を見下ろしたところ、街全体が火に包まれているのが見えた。火は美しい虹のような淡い色をしていた。私たちは街へ出かけて行った。そこで出会ったひとりの男に、『アラメダ街に火が見えたか』と尋ねられた。一時間後に会ったひとりの友人も、地面はどこもかしこも火の海だったと語った。」

この証言が決して特殊な例でなかったことは、ラーキン(一九〇六)が収集した他の証言からも明らかである。ただ残念ながら、これについては詳細な点に関して正確さを欠いている。 「・・・サンフランシスコ北方のある地から届いた手紙によると、沼地の広い水面がざわつき、その上で青い火がオーロラのようにゆらめいた、とある。・・・・メタルマ・クリークでは何千個もの石が投げ込まれたかのように水がはねかえった。高さ五〇センチメートルほどの青い炎が沼地一面にわたってゆらめいた。・・・地震の前の午前五時、"輝く靄が地面の上でゆらめいているのが見えた"・・・青い炎が西サンフランシスコの丘陵の麓で揺れ動いているのが見えた

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地震時には可燃性ガスや加熱水蒸気などの噴出による燃焼現象(住宅火災の原因)もありますが、燃焼とは関係のない発光現象(オーロラのような青い炎)現象もあるようです。

これは、Cold-Fusionで発生するプラズマ発光であると考えるのが自然だと思います。
解離ガスは分子状態ではなく原子状態のプラズマですから、自由電子が放出されて、怪光の原因となるような発光現象を伴っていると考えられます。

三河地震での体験談([735])にも「全面が火の粉の波だった」というような現象があります。

そのほかにも発光現象はたくさん記録にも取られています。
断層地震説では解釈できない現象ですので、真摯な態度で地震のメカニズムを解明してほしいと思っています。

後記:

石本巳四雄博士がどこかに書いていた話ですが、寺田虎彦先生が「現代の地震学の本なんか読まない方がいい。そんな時間があったら、アリストテレスを読んでいた方が良い」という意味のことを話されたそうです。

現在なら、くだらない断層地震説など勉強するよりトーマス・ゴールドの「地球深層ガス」を読んでた方がいい、ということになりそうです。ゴールドの地震観はまさにアリストテレスの地震観を補強してくれるものです。

2003年の記事ですが、一連の「ゴールド博士から学ぶ」([424][500])の内容を読んだ方が、よっぽど賢くなるはずです。

参考:

石本巳四雄

地震学者。東京生まれ。東京帝国大学実験物理学科を卒業。三菱(みつびし)造船へ勤務したが、1925年(大正14)地震研究所が創設されるとともに東京帝国大学助教授になる。1933年(昭和8)地震研究所所長。
1929年には地震の原因としてマグマ貫入説を発表し、そのころヨーロッパやアメリカで広く認められていたアメリカの地震学者レイドHarry Fielding Reid(1859―1944)の弾性反発説を批判した。独自の卓抜な着想に満ちた研究が多く、地震研究所を中心にした昭和初期の日本の地震研究に寄与し、大きな影響を与えた。地震学史、科学論の研究にも関心をもち、『科学への道』『学人学語』などの著書もある。

3704
Date: 2022-09-17 (Sat)
ゴールド博士の言った「地震学の間違った方向転換」とは
20年前のセミナー記事[189]目撃証言に関心が無くなる定説論者で、以下のようなGold博士の提言を紹介しました。

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地震の原因としての深層ガスの上昇

 大陸プレートと海洋プレートのあいだの断層帯は時の流れのなかで少しずつ動いて、地殻にひずみが生じると考えられる。欧米の科学者たちは、そうしたしくみが地震の原因だと考えている

そして、こう仮定してしまうと、客観的で正確な地震計で得られたデータを採用するのにともなって、以前にはとりあげていたような目撃証言におよそ関心を持たなくなったり、地震学者の多くがその存在を知ることさえなくなった。

しかし、中国や日本、ソ連ではガスで起こる現象に、はるかに高い関心を示している。日本では「地震化学の実験室」さえある。

アメリカ合衆国がこの分野で遠く遅れをとっているのは、技術不足ではなく、少し前にまちがった方向転換をし、正規の進路には道を閉ざしてしまったからである

――――――――――――――――――――――――――――――

博士はアメリカの地震学会がアリストテレス以来の「正規の進路」から外れ、地震記録を解析する机上の解析学に陥ってしまった、早く自然現象から学ぶ「正規の進路」に復帰せよと言っているわけです。

博士は(オーストリア出身)戦後11年目の1956年にケンブリッジからアメリカに渡っています。「少し前の間違った方向転換」というのは、いつのことを言うのでしょうか。

Reid博士が「弾性反発説」唱えたのは、サンフランシスコ地震(1906)のサンアンドレアス断層を視察した後です。その影響を受けて日本でも1923年には中村氏の断層地震説が生まれていますが、石本博士は1932年に断層地震説を否定し「マグマ貫入爆発論」を唱えています。 博士の「押し円錐理論」は日本の地震学会では一世風靡の感がある影響力を持っていました。

当時、ゴールド博士が紹介しているように世界の大地震時には「ガス噴出」の事例がたくさんあり、アリストテレスの「正規の進路」は大衆の認めるところだったと思うのです。

その進路が急に閉ざされ「断層理論」に切り替わった裏には、ゴールド博士が言う「地震計の開発」以外にも理由(政治的な)がありそうな気がします。

つまり、1919年に開始された対日本戦の「オレンジ計画」がベースにあるような気がしています。

そう感じるのは、終戦間際の三河地震(1945年1月13日)で、被災地上空に米軍が撒いた「地震の次は何をお見舞いしましょうか」というビラに怪しげな雰囲気を感じるからです。(注1参照

米軍は「地震をお見舞い」したことを知っていて、「次は原爆をお見舞いする」計画も持っていたのではないでしょうか。

「日本は地震・津波が多く、日本人は地震を恐怖している」との基礎情報を持っていて、戦略・戦術を練っていたはずです。

そうだとすれば、「地震や津波を”『何らかの爆発』で起こすことができる」という地震学としては「正規の進路上の知識」を曖昧化し、隠蔽することは「政治的戦略」として当然のように思います。 (本当は隠ぺいなどできない問題ですが、マスメディアが追随しているのでしょう。)

当時の米軍が「地震兵器」を完成していたかどうかは知りませんが、南方の島で「人工地震兵器」、「人工津波兵器」を開発していたのは事実です。

人工的であれ、自然のものであれ、地震や津波は爆発によって起きている事実を「大衆の視線から隠蔽」することが「オレンジ計画」として練られていたのではないでしょうか。

ゴールド博士が言う「少し前の間違った方向転換」とは、そのこと言っているのではないかと思うのです。

石本博士の「押し円錐理論」が廃ってしまったのは博士の夭逝(1940年4月)もありますが、「引き円錐」に該当する「押し引き分布」が観測されたことにもよるようです。(注2参照

しかし何といっても大きな影響は「進路転向」のあったアメリカに留学し帰国された安芸敬一先生の学会での第一声でしょう。(松田時彦「安芸敬一先生の思い出」

私は洗脳されて帰ってきました。地震は断層です

という「転向宣言」でした。その後安芸先生は米国の地震学会会長なども務め、米国で大活躍されたこともあり、多くの日本人若手研究者を育成(転向路線上での教育)されました。

今世界の地震研究の主流はアメリカ流の「非正規路線」上での研究となっています。ゴールド博士や石本博士の「卓見」はアリストテレス並みの「古い知識」とみなされてしまっています。

いま、色んな意味で世界は大変革の時代を迎えています。地震研究も、今はアメリカ化していますが、現象を忠実に反映できる学問を目指して「正規の路線」に戻す必要があります。

その気配も生まれていることは確かです。


石本博士のマグマ貫入理論を改良した新しい理論である地震爆発理論
に基づく短期地震予測ソフトの開発・検証を目的としたもの、とあります。

関西方面の工学系研究者からも「相談」を受けました。少しづつ「正規路線」に復帰する動きを感じていますので、「地震学革命」の時を待ちたいと思っています。

なお、地震研究の方向性に「全体主義の匂い」がすることを[1941]亡国の罠、全体主義に気付け!にも以下のように警告しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「関電以下の電力会社も、高い電気料金に苦しむ庶民も、経営に苦しむ企業家も、否今では総理大臣までもが、島崎邦彦という“一匹の女王蟻”の言うなりに、右往左往しているのが現実です。  これが、ハイエクが訴えた「全体主義への道」、「隷属への道」に違いないと私は思います。  この「亡国のワナ」から脱出するにはどうしたらよいのか。島崎委員長代理の論理を崩すこと、つまり氏が信奉している「プレートテクトニクス理論」「活断層理論」が間違っていることを国民が認めることです。  
昭和の中ごろまではそんな理論は信じられていませんでした。その時点まで戻ることが、「隷属」していることから覚醒する唯一の方法です。  『洗脳』がはじまった象徴的出来事が、1961年春の地震学会です。アメリカから帰った安芸敬一教授が「私は洗脳されて帰って来ました。地震は断層です。」と演説しました。ご本人は冗談のつもりで言ったのでしょうが、実はその後の地震学に大きな影響を与えたのです。地震研究所の先輩である石本巳四雄博士らが構築してきた日本固有の理論「マグマ貫入爆発論」を捨てたのです。  科学は進歩するだけではありません。道を迷うことだってあるのです。「知らないうちに組み込まれ、気づいた時にはもう遅い」というのが、全体主義の怖さです。」
ーーーーーーーーーーーーー

8年前の記事ですが、今も原子力規制委員会の姿勢は変わっていません。「全体主義政治」の傾向が社会を蝕んでいます。

地震学を正しい路線に戻そう!

注1

太平洋戦争した、隠ぺいされた大地震と大被害

世界各国の震度計により観測・記録されたため、日本列島中央部に地震が起きたことは把握されていた。翌日のアメリカの主要紙は日本で大地震が発生したことや軍事に及ぼす影響のことを大きく伝えている。「ニューヨーク・タイムズ」は「地球が6時間にわたって揺れ、世界中の観測所が『破壊的』と表現した」と、大々的に報じた。「日本の中央部で大地震」といった見出しで、地域まで特定して見出しをつけたものもあった。

この地震の状況を心理戦として「ドラゴーンキャンペーン作戦」と名づけ、宣伝ビラ投下作戦をアメリカ軍が実行したとされる。B29から投下された宣伝ビラには毛筆で「地震の次は何をお見舞いしましょうか」と書かれていた、という。

また、津波被害の資料となるアメリカ軍機による3日後に撮影した航空偵察写真が残されており、連合国側は状況を全て把握し、特に軍需工場などの戦略拠点の被害状況を注視した。地震から昭和東南海地震6日後の12月13日夜には、津波の被害にもさらされ惨事となっている名古屋地域の航空機工場を中心とする一帯に、アメリカ軍は大規模な空襲を行っている。

(記事の論調は戦後特有の「自虐史観」ですから、事実だけを読み取ってください。[1961]活断層理論はルーズベルトの仕掛けた地震兵器隠蔽工作か?も参照)

注2:

地震学の歩みより

引き円錐理論

さて、本多の論文が出た年に中央気象台の棚橋は 同年6月2日 の深発地震の初動分布の調査の結果、初動分布が直角 に交わる2本の直線ではなく双 曲線の節線によつて押し引きの領域にわけられる事 を見出した。 これは押円錐型初動分布と云われた。また棚橋はS波初動の方向と大きさを発震機構の解析にとり入れた最初の人である.石本はこの発見に刺戟されて、発震機構を再考すべきこと、とくに深発地震を使つて再考すべ きことを提案した。これより先昭和4年に石本は地震の発生機構として地下の空隙に岩漿が貫入するといういわゆる岩漿貫入説を考えていた。棚橋の研究をうけて昭和7年 にはその説を発展させた。それによると石本は昭和6年6月2日、同4年6月3日、同2年1月15日 の三つの深発地震の初動分布をしらべ、その節線が何れも円錐曲線で表わしうる事を発見し、且つ、曲線の中側が常に押し波の領域であるとの結論を得た。このことから震源に頂点を有する円錐形の中に圧し波が射出されるとし、それを説明するものとして四重源を考え、さらに、そのために岩漿貫入説を再確認したのである。

現時点からみれば、この研究の基本になる初動分布の節線の引き方に問題があると云える。円錐曲線と、直交する2直線とを区別するものは震源附近の観測であり、当時の観測網と観測精度からみればその何れかに断定することは難かしかつた。
なお、この研究の系列に属するものとして、中央気象台の坂田が昭和15年11月18日 の紀伊地震を調査して、それが引き円錐型発震機構をもつことを発見し話題となつた。その翌年に松澤は昭和3年3月3日の三陸沖地震の調査を全世界の観測資料を使つて行い、それが引き円錐型発震機構で説明できることを示した。

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押し引き分布が「引き円錐型」になるからと言って「円錐理論」を否定する必要はありません。

[1707]

に紹介したように、マグマの貯留形状によっては「引き円錐型」なるケースもあり得ます。


「引き円錐型」が観測されたことを理由にして石本博士の「押し円錐理論」、または「マグマ貫入理論」廃れたとすれば、まことに残念なことです。

ゴールド博士や石本博士などの「研究路線」がただしい「地震学の正規の路線」であることを再確認して、再度「研究路線の変更」を断行すべき時に来ています。今のまま「地震研究」を継続しても「地震の真相把握」には繋がりません。

研究費を溝(ドブ)に捨てるようなものだ思います。

3705
Date: 2022-09-22 (Thu)
プレート論を反証する卓状海山ギョーの存在
卓状海山(平頂海山、ギョー)については何度も解説してきました。([1806]〜[1807][1813]〜[1817][2449][2595][2717]〜[2724]、[2727] [2732][2929][3387]など多数)

ヘスが発見した卓状海山ギョーが卓状の成層火山である事実は、プレート論では説明できません。


円錐形の成層火山が、波蝕によって卓状(平頂)になったとしても、卓状の成層にはなりません。

海嶺付近で誕生した時には円錐状の成層火山であったものが、プレートに乗って西進する間に「波蝕」によって、卓上の成層火山に変化する([1807])ことなどありえません。卓状海山の存在はプレートテクトニクス理論の重要な反証・証拠の一つであると考えられます。

また、ギョーは大西洋西部域に多く発見されていますが、海山頂部の水深はバラバラです。波蝕によって平らになったのなら、誕生地(中央海嶺)からの距離と水深は関係性を持つはずですし、波蝕が継続中の島が在っても良いはずですが、見当たりません。

太平洋プレートは、途中で移動の方向を変えたために、天皇海山列とハワイ群島が”くの字型”に折れていると言われていますが、その天皇海山列(ほとんどが卓状海山)の海山頂部の水深は緯度に無関係(バラバラ)であることも[3387]で紹介しました。


プレートの移動方向が変化したので、“くの字”形に列島の配置が変化した、とする「ホットスポット理論」は安直な発想だと思います。
移動方向が変化したと言われる4300万年に、
「地磁気の縞模様」は何も変化していません。([1541])参照)

最終的にギョーの形成機構を提示した[1817]以前の記述では「太平洋の中の溺れ島」([1813])とか、海底から浮上した島、という概念で紹介した部分もあります。

中でも([1542]ワイメア渓谷の成因考)では

「ワイメア渓谷の地層は海底で形成されたものが、浮上したと考えるほうが合理的です。つまり火成岩と水成岩の違いはあっても、海底で形成された後に浮上したという点ではカリフォルニアのグランドキャニオンと同じであろうと考えられます。」

という記述があります。当時はワイメア渓谷とグランドキャニオンと同じ性質の地形だろうと想像していましたが、現在はカウアイ島もその西にある卓状海山も、同じ理屈で誕生した地形(氷底火山)である考えています。

つまり、太平洋西部域の一帯が極域にあった時代があり、厚い氷床が形成されていたはずです。

その氷床の下でいくつもの火山活動があったと推定されます。

氷床下の火山活動でできる氷底湖内での噴出物が卓状火山を形成しますが、やがて地軸が変化し極域から脱した時には氷は溶けて海面下に沈むものも、海面上に姿を現すものもあるはずです。

天皇海山列のような西にある卓状海山ギョーは深海に位置し、カウアイ島などは海面上に配置されたということでしょう。その後は風雨の浸食によって現状のワイメア渓谷のようなリトル・グランドキャニオンなったと考えられます。

グランドキャニオンと違うのは、火山性の岩屑物が地層を形成していることで、氷底火山であることです。


卓状(平頂)海山・ギョーは大西洋西部に多く分布しています。 かつてこの地域が極域であったときに、氷底湖内の火山活動で形成されたものが、極域から離れた時、氷床がなくなって現れたものです。
ハワイのカウアイ島に見られるグランドキャニオンのような浸食渓谷は
氷床が無くなった時に水準線より高い位置にあった卓状地形が浸食されたものだと考えられます。
よって、アメリアの大地にある「メサ」地形とは違う形成機構で生まれたものだと考えています。

卓状海山ギョーの存在は
プレートテクトニクス理論の反証である

3706
Date: 2022-09-22 (Thu)
嘘ばかり報道する「頭の悪い報道陣」
ゼレンスキーは愚か者です。大国ロシアに勝てるはずもないのに、アメリカに支援された戦争を「最後まで戦う」「だから、武器を送れ、金をよこせ」とわめいています。
ウクライナという国家がこの戦いで消滅する寸前にあります。

プーチンさんは戦後のことも考えて「ゆっくりと、ウクライナ国民の翻意を待って」戦っています。しかしNATOやアメリカの愚かな支援が止まらないのなら、最後は決断するでしょう。その時はウクライナという国家が消滅する時です。

ゼレンスキーを国家防衛の英雄だと勘違いしていた日本の保守言論人も、その時には大恥をかくことでしょう。

日本を含めた西側報道は全く「嘘報道」ばかり流しています。 今世界は米国と非米国に二分化が進んでいます。アフリカや中南米の国家がバイデンのアメリカに否定的なのは、「嘘」で騙されて「文明を破壊」されてきた過去があるからです。アメリカの言うことを信用していないし、ウクライナで起きていることの真相にも気付いているからでしょう。
やがて911事件の真相も分かれば、バイデン政権は崩壊するでしょうが、マスコミの頭が悪すぎることが人類にとって不幸なことです。

次の動画を見れば、ウクライナ、ゼレンスキーの邪悪さが理解できるでしょう。



3707
Date: 2022-09-25 (Sun)
歴史的転換点となる非米国家の連携と北京のクーデター
今日は歴史的な大変動が始まる出来事がいくつかありました。

@ まずは、ドネツク人民共和国(Donetsk People's Republic)の「ドンバスはロシアだ」と同胞に語りかけるリーダーの言葉です。リーダーはドンバスの祖国はロシアであると語っています。 頭の悪い日本のメディア人にはショックでしょう。

A 次いで、明確な非米連合の誕生です。(以下は機械翻訳なので、稚拙な文章もあります。)

  今世紀最大の地政学的大変動: トルコが上海協力機構 (SCO) に加盟

– 西側と NATO を終わらせる!

トルコのエルドアン大統領が、「トルコの上海協力機構(SCO)への加盟を明確に表明した」というトルコメディアの情報は、メガトンの地政学的爆弾です。

WarNews247 がすでに指摘しているように、この組織は「アジアの NATO」に進化します。

この情報は、トルコのテレビ局 NTV およびその他のトルコのメディアによって本日公開されました。

エルドアン大統領は、彼のビジネス パートナーであり政府のパートナーである N. バクツェリ氏がこの展開の「うさぎ」として行動していることを確認することで、トルコの進路と運命を封印しようとしています。彼自身が数ヶ月前に述べたことを思い出す:

「スウェーデンとフィンランドをNATOに加盟させ、彼らが望むように利用させてください。

彼らにロシアに対する新たな戦線を開かせましょう。

トルコ、トルコ世界、57のイスラム諸国が参入する新しい安全保障組織を作成することが可能です。

たぶん、これが私たちがしなければならない最善のことです。

たとえば、安全保障機構は、世界におけるNATOのプレゼンスのバランスをとる「アジアと中東の安全保障機構」と呼ぶことができます。

数 24 時間前、イギリスのメディアはエルドアン大統領のコース変更を確認し、今ではトルコ大統領自身が、WarNews247 が 2 年間書いてきたことを告白するようになりました: トルコは NATO から撤退しています...

エルドアン:トルコはSCOに参加します!
この情報は、米国に向けて出発する前にウズベキスタンで開催された SCO サミットに出席した後、トルコのテレビ局 NTV およびその他のメディアによって、記者団への彼の発言を引用して本日公開されました。

エルドアン首相は機内で記者団に対し、「この措置により、これらの国との関係はまったく異なるものになるだろう」と語った。

トルコが正式にグループに参加することを望んでいるかどうか尋ねられたとき、大統領はイエスと答えた.

「もちろん、それが目標だ」と彼は言った。

トルコは現在、中国、ロシア、インド、パキスタン、イラン、キルギスタン、タジキスタン、カザフスタン、ウズベキスタンが加盟する SCO の交渉国です。

アフガニスタン、モンゴル、ベラルーシ、イランの 4 つのオブザーバー国もブロックの正式メンバーになりたいと考えており、他の 2 か国はすでに参加プロセスに入っています。

トルコは、アルメニア、アゼルバイジャン、カンボジア、ネパール、スリランカとともに、現在、このグループの特別な「対話パートナー」として認められています。

SCO は 2021 年 9 月にエジプト、カタール、サウジアラビアにこのステータスを付与するプロセスを開始しました。

エルドアンはすでにプーチンに同意している…。
エルドアンがすでにプーチン大統領に同意し、決定が下されたことをすべてが示している。ウズベキスタンで開催された上海協力機構サミットの画像は偶然ではありません。

エルドアンとプーチンは追いつき、目に見えてリラックスしたムードと笑顔で一緒に歩いていた。

同時に、2人の意気揚々とした写真も公開され、話題になっている。

以前、プーチンとエルドアンは、ロシアの天然ガスの入手可能性や他の多くの問題について合意したが、ロシア大統領は、エルドアンは常にゼレンスキーとの会談を提案していると述べたが、ウクライナ大統領が説明したように、「彼は和平交渉に参加する準備ができていない」.

近年の最も重要なサミットが始まりました: プーチン、ハメネイ、エルドアンがトルコの将来を決定します – 西側またはBRICS +…

最後に、プーチン、エルドアン、ルカシェンコ、その他の指導者がテーブルの周りに座ってメゼとカジュアルなチャットをしている「フレーム」もコメントの対象でした.

しかし、トルコのメディアによると、トルコ大統領はウクライナでの戦争に向けて配置されていました。伝えられるところによると、彼は外交ルートを通じて戦争を終わらせるべきだと述べた。 実際、彼は人権問題に特に敏感であるように見え、同時にトルコはその地理的位置からアジアとヨーロッパの架け橋であることを指摘した.

RTエルドアンはそれをすべて言った...

B 本日最大の異変は、アジアのNATOのような意味合いの非米連合の中心に座るべき中国の政変です。

習近平は上海協力機構の会合に出席はしたものの、会食もせず北京に帰ったそうです。
胡錦涛、温家宝らによるクーデターで自宅軟禁されたという情報が世界を駆け巡っています。

及川氏が解説しているように、中国のクーデターはトップが北京を離れたすきに起こっています。本人が政治の場にいないときが一番起こしやすいのは当然です。
習近平は2年間も外国に出たことが無く、用心して対処していたはずなのにどうして上海協力機構の会合にウズベキスタンまで出かけたのでしょうか。

ある情報ではウズベキスタンに出かけたのは、”影武者で”あり、本人は北京を離れていないのではないか、したがって自宅軟禁にあっているのは偽の習近平だというものまであります。
そうならば、胡錦涛や温家宝などの反対派を一網打尽にすることを仕組んだのかもしれませんが、そこまで陰湿な罠を仕組んだのかどうかは分かりません。

真相はやがてわかることですが、少なくとも、中国に激変が起きているのは確かです。

そういえばトランプさんを強力にサポートするバノン氏の守護霊が、

習近平さん、「終身制」とか言ってるけど、終わっちゃうかもしれないですから。
その次に「正しい人」が選ばれれば道は変わるかもしれないので。そのとき、中国の状態を少し悪くしておかなきゃいけない。
幸福の科学が強くなることは、今、世界を救うことになります。」(大川隆法著「ウクライナ発世界経済とアジアの危機」p255より)

と、今年5月16日の霊言収録で語っていたのを思いだしました。

霊人には、地上で見えている光景とは違ったものがみえているのでしょうね。

霊言を小馬鹿にしている「教養人」が多いと思いますが、その姿勢の損失は大きいと思います。

後記1: 毛沢東がやった「批判させておいて、殲滅」という「あぶり出し戦術」という見方もあります。そんなに簡単にクーデターを許すようなトップじゃないのかもです。

後記2: 28日、習近平が姿を見せたそうで、クーデター説はデマだったようです。

3708
Date: 2022-09-26 (Mon)
世界を分断させているのはユダヤ・キリスト教的英米陣営だ
ゼレンスキーはバイデンに操られている愚か者ですが、ロシアとの停戦を阻止しているのは、バイデン政権だとタッカーカールソンが述べています。
そのバイデンを操るのはユダヤキリスト教的英米グループですが、そのことに大衆が気付けないようなマスコミによる情報操作がなされています。

タッカーカールソンは真相を報じてくれていますが、アメリカは極左グループが国家の中心に居座っており、情報操作を指示し、執拗にトランプ攻撃をやっています。

そんな傲慢な英米のユダヤキリスト教的世界観がアフリカや中南米を滅ぼしてきた過去を見て、[3707]に紹介した国々が離れていこうとしています。(プーチンとエルドアンはバイデンに見せつけるように腕を組んで(arm-in-arm)歩いています)

世界を分断しているのはユダヤキリスト教的な英米圏の独善主義なのであって、トランプさんの「アメリカファースト」は誤解されています。

トランプさんの「アメリアファースト」とか「MAGA運動」というのは、溺れかかったアメリカをもう一度立ち直そう、そして立ち直ったら、世界のために貢献しようという「Noblesse Oblige」の精神があるように思います。トランプを分断主義者だと煽っているのは民主党勢力ですが誤判断、逆判断です。

同じような「Noblesse Oblige」の精神が天照精神です。

日本には本来「日本から出る太陽の活動を管理をする国」という意識があって「太陽の恵みを諸国に届ける義務」のある国家である、というのが天照精神です。(注:参照)

先の戦争でもその意思があったから、アジアの植民地を開放する使命を感じていたはずです。

いま、岸田政権は思考停止状態で、G7の方針に従う「金魚のフン政策」をとっています。

かつての冷戦時代は「宗教を弾圧するソ連の共産主義を支持する国」対「信仰の自由を守る国家」の間の対立構造でしたから、自由主義陣営を守る意味がありました。

しかし、現代は、本来なら「宗教弾圧を行っている中国共産党」対「信仰の自由を守る国」の間の対立になるべきであるのに、英米側は古い対立構造のままロシアと敵対しています。対立すべきは中国共産党であることを二の次にしてしまっています。

「ねじれた構造」になってしまった、責任の一環は「天安門事件」をうやむやにさせてしまった日本の外交にもあります。

今また、「ねじれた構造」の中で媚中政治家が「台湾よりも中共が大切」という姿勢を示して外交をやっています。一本の精神的支柱が日本には存在しないように思えます。

だから、「何が正しいのか」という価値基準がないゆえに、保守的言論人でもゼレンスキーが英雄に見えてしまうのでしょう。

あれこれ書きましたが、「神の目から見た正しさ」を持たないと為政者としては失格ということです。

注:[2658][2659]参照

日本には「天照大神が地球を治めている」という信仰があった

大日孁貴神 その太陽の光の恩恵を(ほかの国も)受けている。要するに、当時の考えとしては、「太陽は日本に属する」と思われていたので、「日本から出てくる太陽、日本が“管理責任”を持っている太陽が他の国も照らして恵を下さっているんだ」という感じです。  

 当時、認識できていたのは、太平洋からアジア地域、それから、西南アジア、アフリカに近いあたりまでぐらいですけれども、「これにも恵みを与えているのだ」ということです。

 だから「天照大神は日本の神でもあるが、同時に太陽が恵みを与えている国。すべての神の元なのだ」という気持ちはあったわけです。「それが父なる神の教えを聴きつつ、一体になって、この地球を治めているのだ」という考えがあったんです。  

 先の大戦について、「日本が侵略意思を持って、他国を侵略した」とか、「併合した」とか、いろいろ言われていますけれども、もともとを言うと、太陽信仰は世界を巡るものであったのです。「東から昇り、西に沈む」のが太陽ですので、東の国は日本なんですよ。「日本から昇って、西に沈む」ということで、全世界を照らす。これが「天照信仰」なんです。

 そのように「日本の国を一つにまとめ、融和させながら世界をも照らそう」という気持ち、この気宇壮大な気持ちを持っていた教えが天照信仰であるわけです。だから、この天照信仰そのものは、「日本の民族信仰ではない」ということの象徴でもあるわけなんですよね。まあ、そういうふうに捉えていただいていいと思うんです。

 もともと、そういう意味で、あるいは、ラ・ムー的な考えも入っているのかもしれないけれども、「世界的な文明のもとにならなきゃいけないものだ」という使命感は持っていたということですよね。

3709
Date: 2022-09-28 (Wed)
ウクライナ東部4州のロシア編入に関する住民投票
自国の政府軍から8年間も攻撃を受けてきたウクライナの東部4州の「ロシア編入に関する住民投票」が行われています。9割近い住民がロシアへの編入を希望し、選択しました。

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ウクライナの親ロシア派が「勝利」宣言 4州の編入賛成9割前後
2022年9月28日 8:55 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]


ウクライナ4州で行われたロシアへの編入の是非を問う住民投票
ウクライナ南東部マリウポリの投票所で、住民投票の票を投じる人(2022年9月27日撮影)。(c)STRINGER / AFP

【9月28日 AFP】ウクライナ東・南部4州を支配する親ロシア派は27日、ロシアへの編入の是非を問う「住民投票」での「勝利」を宣言した。

 南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州の選挙管理当局は、賛成が93.11%(暫定)に上ったと主張。同じく南部のヘルソン(Kherson)州は87.05%だった。

 ロシアの通信社が地元当局の情報として伝えたところによると、東部ルガンスク(Lugansk)では98.42%に上った。「ルガンスク人民共和国」の指導者レオニード・パセチニク(Leonid Pasechnik)氏はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に、ロシアへの編入が「明確になった」と投稿した。

 同じく東部のドネツク(Donetsk)州では、報道によれば賛成は99.23%に達した。国営ロシア通信(RIA)によると、「ドネツク人民共和国」の指導者デニス・プシーリン(Denis Pushilin)氏は「われわれ全員が長きにわたってこの結果を待ち望んでいた」と語った。

 プシーリン氏は「素晴らしい」結果と歓迎し、「われわれは偉大な祖国に再統合される」と述べた。

 国連(UN)は4州の「住民投票」結果を受け、「すでに承認されている」国境内におけるウクライナの「領土の一体性」を引き続き支持すると表明した。(c)AFP

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ロシアが強制的に領土侵略しているわけではなく、民主的公平なやり方で住民投票を行っているのにマスコミは正しく報道しません。

ウクライナ政府が住民にウクライナを選択してもらいたいのなら、住民を大切にすべきであって、8年間も攻撃するのは犯罪でしょう。
ポロシェンコの演説を見れば、いかに東部住民を敵視していたのか歴然としています。


ポロシェンコの言っているやつらとはドンバスに住む同邦国民のことです

そのポロシェンコを日本のマスコミは見ぬけないで報道してきました。

今回も、マスコミは300人程度の安倍総理国葬反対デモを報じて、国論が割れているかのような印象操作をしています。しかし、2万人を超える弔問者とくらべたら、国論が割れているという扱いは偏向報道であることが判ります。

国民はメディアの印象操作には辟易としています。

ウクライナ報道に関しても、早く真相を見抜いて「G7の金魚のフン」的姿勢を執る岸田首相を正すように、チェックを入れてほしいものです。

3710
Date: 2022-10-01 (Sat)
滅茶苦茶な様相の今の文明はトカゲ種が原因?
ウクライナ東部4州のロシア併合がプーチン大統領の承認で決定しました。4州の住民は大喜びをしています。若者も老人もみな歓迎しています。

しかし、メディアの報道では、西側は「銃口を突き付けて実施した住民投票を認めない」ということになっています。銃口を突き付けた現場を見たのでしょうか、不思議な報道姿勢です。



及川氏の動画内では、3月にトルコの仲介で停戦合意が成立したのに、ボリスジョンソンが「合意するな」とゼレンスキーに迫ったという話を紹介しています。

マクレガーも「結局はアメリカに停戦交渉する気がないこと」をプーチンは見抜いて今回の4州併合を決意したということです。

悪魔はどちら側についているのでしょうか、メディアが言うようにプーチンが悪魔なのかゼレンスキーが悪魔の手下なのか?
現状は世界大戦に突入し、核兵器が使用される「人類滅亡」の予感がする緊迫感が走っています。

ここで「現代の黙示録」と言われている面白い小説「十字架の女【宇宙編】」の話を紹介します。

悪魔アーリマンがメシア資格を持つ宇宙存在ヤイドロンに捕獲され、尋問される時の話です。アーリマンは同じく闇宇宙の総司令官悪魔カンダハールの救援で最後は裏宇宙に逃走してしまいますが、火星で捕獲され、尋問されたときに語る内容です。

お前は地球の歴史でどんな時に介入したのか、という尋問にアーリマンは、

「イエス・キリストに、十字架上で最後の誘惑をかけた。」

「イスラム教のムハンマドに一夫多妻と偶像破壊を進めた。これでキリスト教と仏教の両者を揺さぶった。」

「英国教会作って、ローマ法王より、地上権力の方が強くなるようにした。
」 など様々な介入を行ったことを自白していますが、ロシア―ウクライナにも介入したことを述べています。

「レーニン、スターリン、フルシチョフにも入ったがね、ゴルバチョフには入れなかった。プーチンはロシア―ウクライナ戦争を始めたが、信仰を捨てたら入れたろう

と語っています。つまり信仰心のあるプーチンには悪魔は入れないようなのです。プーチンは悪魔だ、というマスコミの見方は、マスコミ側にこそ悪魔が入っていると見た方が良いでしょう。

最後に「他に言いたいことは。」という問いかけに、

戦争に正義なし―――と言い続けるマスコミはいいね。主としてベルゼベフの担当だが、マスコミが善悪を帳消しにしてくれるので神と悪魔の区別がつかなくなったのさ。」

と述べています。

戦争に正義なし、いかなる戦争も悪だという思考が日本の憲法にも入っています。暴力団のような隣国から国を守る行為さえ「戦争反対」の声で憲法9条が変えられないでいますが、「正義の戦争」などないことを悪魔が使嗾していると考えれば納得がいきます。

プーチンが8年間も攻撃され続けたウクライナ東部の同胞ロシア人を助けようと立ち上がった行為も「プーチンが戦争をしかけた、侵略戦争だ」として叩いているのは悪魔の使嗾なんでしょう。

その反面キエフ政府がポロシェンコ([3709]参照)のような「煽り演説」でドンバスの住民を攻撃してもマスコミは「戦争行為だ」とは言いません。アーリマンが入って操作しているのは信仰心のないマスコと気が付けば納得できます。

また同書の余話として発刊された対談で面白いコメントがありました。

司会者から、

「地球の(現在の第7文明)が滅ぶ件で「修正をかけるよりも、再出発した方が、宇宙的には大きな意味があった、という話がありました。(信仰を忘れた人類は総天狗化している・・・ということを考えないと)「なぜ文明が滅びたのか」という意味が分からないと思った。

という感想に対し、著者は、

「人口の問題もありますね。(ほかの惑星から)修行をしようとして地球にいっぱい来ているということでしょう?だけど全体が地球の文化に染まると”まずい状態”になる数が多すぎることになる。だから限界にきているということでしょう。」

と述べ、さらに欧米のリーダーたちを想定して、

「まあ、「トカゲ星人みたいなものをやっていたものを人間にしてここまでしたんだから、そんなのを作り直すぐらいは仕方がないだろう?」というところもありますよね。

おまえたちは。ちょっと本能を出し過ぎだ」ということです。

本能の出しすぎで、こんな滅茶苦茶なことをやっているんだから、ちょっと一回滅びてやり直しだ」と、それは作り手としてはそういうふうに見る面もあるでしょうね。

と述べています。

よく言われているトカゲ種(レプタリアン)がDSやメディアに入って滅茶苦茶なことをやっているのだと見れば、トランプさんを攻撃しまくっている連中がどのような「本能出し過ぎ人間」であるのかが推定できるということになります。

第8文明ではそうしたトカゲ種は一掃され、日本の天狗も一掃されて、本来の人類型人間が再出発をすることになるのだろうと思います。

イギリス王室の英国国教会も化粧直しが始まろうとしていますが、七つの海を制覇した英国王室の「本能出し過ぎ」が反省を求められる時代なんでしょう。王室メンバーが「トカゲ種?」という噂も真相がバラされる時が来ると思います。

それにしても、悲劇は少ない形で「文明の移行」が行われるように祈りたいと思います。

文明が滅びるのは大多数の人間が「神」の存在を忘れて、
天狗人間になるからだ!

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