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18.関東大震災の隆起・沈降分布

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[解説] 

石本巳四雄著「地震とその研究」より面白い図面を見つけました。
図―26の変形双曲線型押し引き分布の元になる測量結果です。三浦半島、房総半島のほかにも丹沢あたりに押し領域がみられます。相模湾が震源ですが、東京にあれだけの被害をもたらしたのは、押し引きの境界近辺に出来る断層から、可燃ガスが噴出し、火災を引き起こしたからだと想定されます。

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