解説9  地震理論をバージョンアップしよう

日本地震学界の金字塔と紹介された論文があります。

内容は、簡単に述べると、現在は「掛川に対して浜岡の標高が直線的に沈下を示している」のですが、必ず反転隆起するから、「東海地震発生は2004.7±1.7年」と結論付けられるというものです。この期日を明確にしたことが、タブーを破って公表に踏み切った地震学の金字塔というわけです。
しかしこれは、プレートの沈み込みという旧理論から見た見解であります。年間数センチも潜り込むのだから、必ず何年か後には反撥があって、大地震が起こるに違いないという、信念のようなものが、社会に根付き、強迫観念のように地震の周期説が迫ってきます。
地震はプレートの潜り込みによって起きるのではなく、解離ガスの爆発によって起きるのである、という新地震理論から見た見解では、そのような強迫観念は生まれてきません。
周期的に起きているように見えるのは、地殻の疲労破壊が原因で、地殻中に空隙が生まれて局所的圧力減少があって、大量の解離ガス(解離水)が発生するからです。地震理論を旧バージョンから新バージョンに切り替える必要性があります。バージョンアップした世界はIT関係のハードでもソフトでもそうですが、まるっきり違った世界が展開します。
PCをお持ちの方は、次を開いてください。その論文の紹介記事があります。
http://members.jcom.home.ne.jp/proton.news/5_earthquak/5_file/5_2.html#Anchor-49575