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新・地震学セミナー

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  [2778] キラウエアでも起きていたカルデラ陥没現象から学ぶ
Date: 2018-05-23 (Wed)
Jascha Polet https氏のツイッターサイトにある、キラウエアカルデラの陥没の動画映像から、5月6日、17日、21日の3日の映像を拝借して、subsiding areaを確認してみました。


Kilaueaカルデラのsubsidenceの状況(左から5月5日、17日、21日)
17日には直径数百メートルの陥没が発生している。


カルデラを撮影した写真を見ると熔岩湖の東端部で、アイスランドやニイラゴンゴのカルデラ陥没の原因になったのと同じ「引き円錐型」地震が起きていたことが推定されます。

[2774]で紹介したように、Volcanik ExplosionによるM5.0の地震は5月17日に2回、19日に1回発生しています。

現場写真では、あきらかに、6日には存在しなかった「すり鉢状」のカルデラ崩壊(断層)が17日と21日に発生しています。
規模は小さなものですが、カルデラ陥没が起きるメカニズムを示していると考えられます。


inward-dipping cone-shaped ring faultとは地震爆発の結果として形成されたすり鉢状の形状」という見方がキラウエアでも観測されていたことを示しています。

inward-dipping cone-shaped ring faultとは押し領域を構成するExplosion(爆発力)だけでは発生しません。引き領域を形成するImplosion(吸引力)も同時に起きていることが必要です。

通常の地震では、酸素と水素が結合して堆積が減ることが吸引力につながると思われますが、気化爆発が大きな要素になるVolcanik Explosionでも、解離ガス(酸素と水素の混合気体)の爆発(Detnation)結合する要素はあると考えられるので、それが、吸引力の原因になっていると思われます。

あるいは、気化爆発後に気体が液体に戻るプロセスがあるのかもしれませんが、今後化学系の専門家が検討してくださることを期待しています。



  [2777]神代の時代と同じ事が起きている現代
Date: 2018-05-23 (Wed)
 古事記において造化の三神と呼ばれている方々のことが「黄金の法」には以下のように書いてあります。昔は霊的能力の高い人が政治を動かしていたようです。

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天御中主命は、巨大な霊能者でもあり、とくに、ひとたび彼が口を開いて発した言葉は、必ず成就することで有名でした。ですから、だれもが、その神秘力に打たれたのです。たとえば、御中主が、隣国が何月何日に和睦を申し入れてくると予言すると、必ずそのとおりになる。あるいは、三月以内に、巨大な城を築いてみせると言うと、どこからともなく資材が運ばれてきて、協力する人々が集まり、そのとおりに完成する。すべてが、こういう具合でした。
また彼は、人の心を手に取るように読んでしまったので、臣下に悪人が出るはずもなく、完全な徳治政治を行なったのです。

二代目は、御中主の臣下のなかで、もっとも霊能力に優れ、徳の高かった高御産巣日命に位がゆずられたのです。この高御産巣日命は、霊視が非常によく利いた方で、いわゆる千里眼でした。そのため、敵国の様子が、居ながらにして百パーセント分かってしまうため、戦において敗れたことがありませんでした。

 そして、次に出て来た三代目の国王が、神産巣日神です。この方も、霊言能力に優れており、すでに、ひと足早く霊天上界に還った天御中主命から直接通信を受けて、国政の指針としておりました。ここに挙げた三人とも、八次元如来界の方であり、日本神道の格を高めた方です。

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この世を生きる科学者が霊能力などを話題にすることは「生活を危うくする」危険性もありますが、私のような年金生活者ならその心配もなく、安心して話せます。

ところで、現代にもこのような霊能力者が存在し、「守護霊インタビュー」として世界の政治家の本心を読むことが出来るのですから驚きです。

一連の霊言集のなかで、前にも紹介してきた「トランプ大統領の決意」([2753]参照)が発刊され届きました。新聞にも広告が載っていました。



この中で、高野氏([2761]参照)や小此木氏([2770]参照)の見解が甘いものであることが分かるトランプ氏の本音が見えます。金正恩が体制の維持を強く求めてきたら、会談しないと言っています。


収録日(4月28日)の時点で、歴史的な平和会談視論は甘い予想であることがはっきりしている。


前段では「私の腹はもう決まっている。兵器は一つ残らず破壊します。金正恩は「死」か「降伏」かです。」とも語っています。

きょうの新聞には、こうした本音を証明するかのような動きが報じられています。
「条件満たさねば開かぬ」とか「文氏仲介外交もろさ露呈」というような報道です。



政治家の本年を霊能力で読み取ることがでるという状況が生まれていますが、これ(霊言)の信用度が上がってくると、それを道案内のMAPとして生かしていくことになってくると思われます。政治家だけではなく科学者の姿勢もMAPを頼って宝探しをするように仕事になるかもしれません。

「黄金の法」には日本の誕生のことが以下のように記述してあります。

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 日本列島の歴史自体はけっこう古く、現在の形がほぼできあがったのは、今からおよそ三万年ぐらい前のことでした。日本の文化程度が急速に高まってきたのは、約一万五千年ほど前にムー大陸の沈下、ムーの住民のなかの約数百人が、海路、現在の九州地方に上陸したとき以来です。日本の先住民族の人たちから見ると、近代的な科学の原理に通じていたムーの人々は、まさしく神の降臨に近かったといえます。そして、この頃の伝承が、後の日本の神話の土台となったのです。
 
 さて、現在に至る日本文化の最初の土台をつくったのは、今からほぼ二千八百年ほど前に地上に降りた高級霊たちでした。紀元前八三〇年頃、まず、天御中主命が、現在の九州は高千穂峰に出生。八次元最上段階の如来が、日本の国づくりのために肉体を持ったのです。これは、釈迦出誕の二百年前、孔子生誕の三百年、ソクラテス降下の三百数十年前のことでした。

天御中主命を天御中主神ともいい、宇宙神とか、根本神というように考える人も多いようです。しかし、・・・やはり人格神、即ち、高級霊であって、日本の基礎づくりに励んだ方なのです。この日本古代の「神」という言葉は「上」に等しく、傑出したカリスマ性のある人物に対してよく使われました

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地震爆発論学会としてはムー大陸を科学的に検証しようとしていますが、今後も霊人方(たとえば、[2658]の大日孁貴の霊言)の言葉がMAPになるのかもしれませんし、ここまで来るのにも、見えない世界からの導きがあったのかもしれません。でもそれがやがて、インディージョーンズのような宝物発見ストーリーになるのかもしれないと思っています。

30年前に「水が熱解離する」と思いついたのも、インスピレーションという形ですが、見えないMAPを見ていたのかもしれないと思っています。

そういえば、科学界のインディ・ジョーンズ生物学者・長沼毅の講義が面白いという記事がありましたが、「新・地震学が面白い」と評判になる日が来ることを楽しみにしています。



  [2776] もう一つの引き円錐型火山爆発・ニイラゴンゴ山
Date: 2018-05-21 (Mon)
もう一つの事象としてアフリカのニイラゴンゴ火山の例を紹介します。IRISが分析し、報告しています。「マグマチャンバーの崩壊によって(異常な)地震が発生したと解釈」していますが、因果関係は逆です。キラウエアやアイスランドのカルデラ崩落と同じで、引き円錐型の爆発地震によって、チャンバーの崩落が起きたのです。崩落が地震を起したのではありません。


コンゴ共和国(旧ザイール)の東端にそびえる標高3470メートルの活火山ニイラゴンゴの熔岩湖


世界中の地震学者が「断層が動くことが地震」だという定説論に縛られていますから、原因(爆発)と結果(断層・崩落)の逆転発想が起きてしまっています。
フンボルトや、小川、石本博士らの時代には何が原因で爆発が起きるのかが理解できていなかったので、プレート論や断層地震説に敗れてしまいましたが、物理的な因果関係まで間違えるような本末転倒の発想はしておられません。

本末転倒した解釈をしているもう一つの例として、ニイラゴンゴ山の「引き円錐型」爆発地震の例(IRISの報告)を抜粋して紹介します。

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Anomalous Earthquakes Generated by Collapse of Magma Chambers

Anomalous Earthquakes Generated by Collapse of Magma Chambers Focal mechanisms for newly detected earthquakes at Nyiragongo. Schematic diagram on right shows the physical mechanism for these events. Earthquakes are generated by slip on inward-dipping ring faults due to deflation of shallow magma chambers. This can be caused either by diking events during volcanic eruptions (top), or by the transport of magma from deeper to more shallow magma chambers (bottom).

This set of earthquakes is anomalous in two regards. First, these earthquakes are depleted in high-frequency energy over approximately 0.1 Hz, and can be considered slow earthquakes. Second, centroid-moment-tensor solutions indicate that these earthquakes are highly non-double-couple, each having a large compensated-linear-vector-dipole component of the moment tensor. This indicates that the double couple model for shear failure on a planar fault cannot explain the radiation pattern of these earthquakes.

We suggest a mechanism in which these newly detected earthquakes are generated by the collapse of the roof of a shallow magma chamber along an inward-dipping cone-shaped ring fault.


5ケースとも”目玉焼き型”のCMTであり、引き円錐型の爆発であることを意味している


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図を見ると、5ケースの地震ともニイラゴンゴ山のマグマプール内部で起きていることがわかります。すべて”目玉焼き型”、”一つ目小僧型”です。タイトルは崩落によって起きた異常な地震となっていますが、爆発的噴火(地震と同じ現象)によって、崩落が起きたのです。

解説では、マグマプールが降下するときに、円錐形状のdipping-fault(日本では正断層と訳している)が発生して地震が起きた、としていますが、因果関係が逆転しています。
また、0.1Hz以上の高周波成分がないことを異常だとしていますが、地震(爆発)がマグマプールの内部、つまり普通の地震のように地殻という天井が存在しない空間での爆発だから、高周波成分はないわけです。ダイナマイトを空中で爆発させても、威力がないのと同じです。

さらに、解説では二組の平面断層の組み合わせから定義されているCMT解析ではこの地震のメカニズムは説明できないとしてありますが、火山噴火とは無関係の普通の地震でも、押し円錐理論や引き円錐理論のほうが起きている現象を合理的に理解するのには有効なのです。

定説のダブルカップル論では押し領域が放射状になることが説明できないとしてありますが、地震爆発論なら、[2774]で紹介した次図のように、合理的に説明できます。


通常の地震とは違う「引き円錐型」地震のメカニズム(気化爆発のケースなど)
inward-dipping cone-shaped ring faultとは地震爆発の結果として形成されたすり鉢状の形状にすぎません。




偶力がダブルカップルで震源に作用している、という説は何故二つの偶力が作用するのか、どこから偶力が生まれるのか、などなど、無理な説明が含まれています。

「押し円錐」や「引き円錐」にはこうした矛盾が入り込まず、合理的な解釈が可能です。

そろそろ断層地震説やCMT解の基礎にある考え方を変えないといけないと思います。
地震学は進歩できません。人間が住む足元の地球の正しい理解が進みません。

地震爆発論に切りかえるチャンスだ!


切りかえる必要は無い、と言うのなら、地震学者や火山学者はこの一カ月に起きたハワイの地震のエネルギー源を説明して欲しい。

キラウエア付近でこの一ケ月に起きた地震の分布


  [2775] アイスランドでも起きていた引き円錐型火山爆発
Date: 2018-05-21 (Mon)
[2774]で紹介した“fried egg”(目玉焼き)型focal mechanisms というのは、定説である断層地震説では、どのような物理現象が起きているのか意味不明になってしまいます。キラウエアの地震でもAnomalous(異常)Earthquakes という表現になってしまいます。

断層地震説での断層周りの物理力に関しては間違いがあることを何度も解説してきました(たとえば[2584]など参照)。ここで再度気象庁のサイトに載っている断層の力学の矛盾を指摘します。


これが、気象庁のサイトにある地震発生のメカニズムです。


直交する二つの断層面を前提にする定説では
”目玉焼き型”つまり、一つ目小僧のような圧縮の場(P)・・・
というのは物理的な解釈が不能です
圧力(P)とか張力(T)という発想が間違っています。
圧力(押す力P)と表示してあるのはImplosionによる吸引力のことで、
張力(引く力T)と表示してあるのはExplosionによる爆発力のことです。
地震学者も、文科省も、気象庁も、「押しと引き」を正しく理解していません。
本当の「押し引き」とは、
つまり、地表での押し(上向き加速度)はExplosionによるもので、
引き(下向き加速度)はImplosionに起因しています。


断層地震説の力学は石本巳四雄先生の「押し円錐」または、「引き円錐」の力学を無視した、意味のない圧縮力P、引張り力Tを用いて説明しています。詳細は[2584]、[2586]などを見てください。


さて、一つ目小僧の目の部分だけが圧縮で、目の周囲全部が“ピザ生地”を伸ばすように引っ張られる”ということになりますから、理解ができなくなってしまいます。つまり、CMT解析とは地震現象を二組の偶力で解釈しようとするダブルカップル理論に基づいていますが、その理論が破綻していることを意味しています。

石本巳四雄先生が提案した「押し円錐理論」と、[2774]に示した押し引きが逆になる「引き円錐理論」で考えれば、物理現象との関連も付くのでCMT解も役には立つのです。


石本巳四雄博士が提案した「押し円錐理論」


ところで、[2774]で紹介した人(Jascha Polet氏 地震学の教授)はツイッターで同じような形式の爆発がアイスランドのバルダルブンガ山の噴火でも発生し、カルデラの崩落が起きたことを報じています。



アイスランドのバルダルブンガ山で起きた引き円錐型地震爆発ではカルデラの崩落が発生した


図を見るとキラウエアのM5.0地震と同じような一つ目型の地震がカルデラの熔岩プールの周囲に11個も発生しています。一つ一つは小規模な地震であっても、全体としてはカルデラプールの中心で「引き円錐型」の大きな地震が起きたのと同じことになります。

通常の地震はもっと深い場所で発生しますから、重い天井を吹きとばしたり、落下させることはできません。よって、押し円錐や引き円錐の中心軸に沿った地盤の変動は大きくはなりませんが、大気に接している熔岩プールや、プールが浅い場所にあって、太い火道が通じているようならば話は別で、カルデラが崩壊することにも繋がります。

フンボルトは現在使われている深発地震(震源が200kmより深い地震)という概念とは別に、火山噴火にならない程度の深さの爆発地震を当時は深発地震と呼んで、噴火と地震を同じ現象として把握していました。




フンボルトが考えていた深い地震というのがどの程度の深さなのか、厳密には分かりませんが、地震現象は水が解離した水素と酸素の爆発で、火山噴火には水の気化(水蒸気)爆発も大きく作用します。気化爆発の場合は今回紹介しているように「引き円錐」型の爆発現象になることを認識する必要があります。

  [2774] M5.0の火山爆発が教える地震と火山噴火の真相
Date: 2018-05-20 (Sun)
キラウエア火山の爆発は、終息を見せず、まだまだ激しくなっています。
亀裂からの熔岩流出は海岸まで達するような勢いで、熔岩流に囲まれた住民をヘリコプターで救出する騒ぎになっています。(注:参考)


USGSのMAP より


ところで、震源深さが0m、つまり熔岩湖内での爆発と推定されるM5.0地震のCMT解(USGS)が大変興味深いものになっています。

4日に発生した震源深さ2.1kmのM6.9地震は[2757]で紹介したように“押し円錐”の軸が傾斜した通常(地震爆発論)の地震メカニズムで説明可能です。

いっぽうで、17日(2回)と19日に発生したM5.0地震(USGSの発表ではVolcanic Explosionとなっている)では引き円錐([1653]「引き円錐」になる特殊なケースで解説)のようなCMT解(目玉焼き型と表現している人もいる)になっています。


TをTension、PをPressureと考えるところからやり直すべきです。

石本理論に戻し、Tの部分を押し(Compression)、Pの部分を引き(Dilatation)とすべきです。


3ケースとも震源の深さは0mですから、熔岩湖内部での地震(爆発)のはずです。
したがって、[1653]で解説したようなマグマ溜りが円盤状に配置されるているような状況は考えられません。


押し円錐理論が否定された一因は引き円錐を説明できなかったからです。
しかし、円盤状のマグマ溜り内での解離爆発を想定すれば、引き円錐も説明可能です。



じつは、このCMT解は地震と火山噴火とを考えなおす貴重な記録だと考えます。

つまり、熔岩湖という天井が存在しないマグマ溜まりのなかでは気化爆発が主要な現象となるので、物理現象としては“引き円錐”と同じような「押し・引き」メカニズムになると推定できます。


熔岩湖内での気化爆発を示す“引き円錐”の概念図


M6.9地震というのは巨大なエネルギーを放出しますが、M5.0で起きるあの巨大噴火でさえ、驚くべき威力を持っています。その火山噴火よりもはるかに大きなエネルギーが、断層が動くという物理現象から発生するとは思えません。断層地震説を見直すべき機会です。

今回3回のM5.0に相当するVolcanic ExplosionのCMT解が得られたことを契機として、地震学者と火山学者には、「地震現象と火山噴火現象は同じもの」というフンボルトの認識に戻っていただきたいと願っています。

なお、S氏からの私信によれば、M6.9地震が火山性地震としては大きすぎる件、プレートの潜り込みなどとは無関係のキラウエア火山近辺でも断層地震が起きるものか、などの疑問点を学者諸氏に質問されているそうです。私の感想では返信を期待できそうになく、黙秘権(?)が行使されるのではないかと思っています。

参考:

キラウエアの熔岩で住宅群が孤立、ヘリコプターで4人救助 ハワイ島

(AFPBB News) 08:39

【AFP=時事】米ハワイ州ハワイ島で19日、キラウエア火山の噴火による熔岩流出で住宅群が孤立し、閉じ込められた住民4人がヘリコプターで救助された。米地質調査所は同日、同火山のクレーター爆発により火山灰が上空に立ち上ったと発表した。



  [2773] 科学的には何も分かっていない地震と噴火のメカニズム
Date: 2018-05-19 (Sat)
キラウエア火山の熔岩レベルが低下している件を、[2762]ではM6.9地震の引き領域に当たるから、と推定しました。
しかし、Hawaii Manoa大学の「Preliminary Analysis of Current Explosion Hazard at the Summit of Kilauea Volcano」の記事にはその前からレベル低下が起きていたことが分かります。


熔岩レベルが地下水位(600m)に近づくことをが心配されていた5月11日
(外挿による推定日に過ぎないが)に大爆発は起きなかった。


地震は4日に発生したM6.9地震の前からも起きていますので、小さな空間(マグマ溜まり)での爆縮(小規模地震)が徐々に効いていたのかもしれません。M6.9以降には急激にレベル低下が起きています。

しかし、「マグマが降下して地下水レベルに達すると水蒸気爆発による大噴火が起きる」と心配されていたのは的外れだったのではないでしょうか。

 両方のレベルが交差するのは(外挿法での)推定では5月11日になりますが、噴煙が上がったのは17日のことです(注:参考)。7日直前の2観測値を考慮すると、5月10日になります。
しかも、心配されていた水蒸気爆発なら黒煙でなく白煙の筈ですから、マグマ内部で爆発が起きて、黒煙が上がったことが推定されます。

つまり、火山活動や、地震の原因に関して、科学的には何も解明されていないということです。フンボルトや小川、石本両博士などが言っていた地震も火山も同じ爆発現象という「地震爆発論」を爆笑する(R・ゲラー元東大教授[1989]参照)ような根拠は何もないはずなのです。石本先生は東大の大先輩です。先生のマグマ貫入爆発論を学んでいないのではないでしょうか、学びもしないで爆笑するのは日本人としては下の人で、学徳有りとは言えません。

USGS情報によれば群発的地震は今日も継続していますが、17日の現地報道では断層または亀裂が無数に発生していますので、地下のマグマも複雑に移動して、亀裂噴火の場所も東西に複雑に移動を繰り返しているのでしょう。


断層または亀裂の発生

地震爆発の場所に応じて亀裂噴火の場所も東西に複雑に移動している。
地震と噴火は同じ現象であることを認識すべきでしょう。


注:

キラウエア火山が爆発的噴火、噴煙は最大規模

読売新聞
5/18(金) 2:35配信

 【ホノルル=田原徳容】米ハワイ島のキラウエア火山の山頂付近で17日午前4時17分(日本時間17日午後11時17分)頃、爆発的な噴火が起きた。

 噴煙は最高9・1キロ・メートル上空まで達した。人的被害の情報はないが、爆発で生じた火山灰による被害が周辺に広がる恐れがあり、地元当局は住民らに注意を呼びかけている。

 発表によると、噴煙の高さは一連の噴火で最大規模。今後も同様の噴火が続く可能性があるという。火山灰は同火山の北約50キロ・メートルに位置する同島の主要都市ヒロまで達する恐れがある。ただ、噴火時間は数分間と短く、当局は火山灰の降下量について、想定したほど深刻な状況にはならないとの見方を示している。




  [2772] キラウエア火山の噴火から巨大津波が起きる可能性はあるか
Date: 2018-05-17 (Thu)
キラウエア火山の噴火が止まないために、太平洋プレートとの間に想像される水平なデタッチメント断層が滑って、巨大な津波が太平洋で発生するのではないか、という“うわさ話”にまで発展しているようです。USGSのサイトでうわさを否定する見解を説明しています。



キラウエア火山噴火と巨大津波発生の心配

Cross-section through the lower East Rift Zone of Kīlauea Volcano.
Magma intruded into the rift zone and exerted pressure on the south flank of Kīlauea, likely encouraging the M6.9 earthquake
that occurred on a fault located at the interface between the volcano and the preexisting ocean floor.


プレートテクトニクス理論そのものが妄想理論でありますが、デタッチメント断層なる概念も妄想です。そもそもM6.9地震の震源(19.313°N   154.998°W )は火口から離れた位置で、2.1kmという浅い場所にあります。
図にあるようなデタッチメント断層という水平断層が動いたなどというのは、妄想に過ぎません。


ところで、キラウエア火山の噴火は今後、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火のような経過を辿るのではないでしょうか。フンボルトが述べたように、火山噴火は一つの安全弁ですので、巨大津波を起こすような大爆発(巨大地震)には至らないと思います。

ただし、今後クラカタウ島で起きたような「島に向かって海水が流れ、熔岩プールの中に大量の水が流れ込む」という現象が起これば別です。(「大地震から身を守る法」参照)
その場合には島が吹き飛んでしまうような巨大爆発が起きるでしょう。


旧クラカタウ島の3分の2が1883年の大噴火で消失した


つまり、安全弁ごと吹き飛んでしまうこともあるということです。

Wikiからエイヤフィヤトラヨークトル火山の解説を紹介します。

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2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火


アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山で2010年4月17日にみられた噴煙柱。


この噴火は、火山噴火としては比較的小規模であったが、2010年4月の6日間を最初の期間とし、以後、西ヨーロッパと北ヨーロッパの全域で航空運行に重大な混乱を引き起こした。その後、一局に集中された混乱が2010年5月まで継続した。噴火は2010年10月に終わったと公式に宣言された。

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エイヤフィヤトラヨークトルの噴火活動は半年ほどで終息しています。キラウエアの噴火活動も同じような過程をたどるのではないでしょうか。

噂話を拡大して不安を煽ることは止めたいものです。
ただし、地球の主治医の診立てを忖度して心を正していく必要はあります。診立てが外科手術を必要とするような末期的なものならば、なおさら一人ひとりが「正しさ」を追求していかなければなりません。

  [2771]キラウエア火山噴火は激化するのだろうか
Date: 2018-05-17 (Thu)
キラウエア火山の噴火警戒レベルが最高レベルになり、航空機への支障も心配され始めました。

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ハワイの火山、警戒レベル引き上げ 航空機に支障の恐れ
5/17(木) 9:39配信
CNN.co.jp

ハワイ・パホア(CNN) 米ハワイ州ハワイ島で続くキラウエア火山の噴火で、噴煙が3600メートルを超す高さにまで噴き上がり、当局が住民や航空機に警戒を呼びかけた。


キラウエア火山の警戒レベル引き上げで噴煙を見る人々。航空機に支障の恐れも


キラウエア火山は今月3日に噴火した。米地質調査所(USGS)は15日、警戒レベルを「レッド」に引き上げて差し迫った大規模噴火の恐れがあると警告、航空機にとって非常に危険な状況にあると指摘した。15日に火山灰の放出が強まった理由は分からないとしている

今回の噴火では、これまでに21カ所で亀裂が生じ、溶岩や有毒ガスの二酸化硫黄が噴出している。ハワイ郡当局は、一部地域では有毒ガスが危険なレベルに達していると述べ、窒息や呼吸困難などの症状を引き起こす恐れもあると指摘。もしも異変を感じたらすぐにその場を離れ、医療機関を受診するよう住民に呼びかけた。

21カ所の亀裂のうち、17番目の亀裂は最も大きく、溶岩が30メートルを超す高さにまで噴き出している。

住宅地を襲った溶岩は民家や車両を次々にのみ込み、これまでに少なくとも37棟の建物が破壊された。

溶岩や有毒ガスに加え、大規模噴火にも警戒する必要がある。火口内の溶岩湖は今月2日以来、沈下を続けており、水蒸気爆発が起きる可能性が高まっている。

ハワイ火山観測所の専門家によると、水蒸気爆発は予測が極めて難しく、何の兆候もなく起きる恐れもある。

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報道記事では、火山灰の放出が強まった理由は分からないとしていますが、マグマの表面よりも深い所で(解離ガスの)爆発が起きていることが考えられます。水蒸気の気化爆発(水蒸気爆発)ならば、白い噴煙が上がるはず。

また、本日発表の地震分布図(24時間内地震)を見ると小さい地震ですが、火口付近に集中している事がわかります。



フンボルトやダーウインの時代には、火山噴火は巨大地震の安全弁としての働きをしていると見ていました。
火山のある場所では安全弁があるので巨大な地震は起きないと見ていました。振動被害は起きなくても、溶岩噴出や火山灰による被害は広範囲に起きますので、火山噴火や地震の制御技術を完成させたいものです。

遠い将来には解離ガスを抜き取ったり、解離反応を制御する技術を開発し、自然災害の防災技術が進むことを願っています。

そのためにも、地震と火山の発生メカニズムを正しく把握することが必要になります。


地震断層説や火山と地震は別の現象と考えているような今の研究の方向では何年経っても、必要なデータの蓄積さえ出来ません。まったく見当違いの研究方針ですから、「なまずの動きを観測」しているのと同じレベルです。




  [2770] 南北合意とその後に来る日本の危機
Date: 2018-05-17 (Thu)
南北問題は北朝鮮に振り回されている感がありますが、実際はトランプ大統領が金体制の存続を認めないという強硬な姿勢をとっていることがベースにあるからではないでしょうか。日本の世論には危機感が薄いのが気がかりです。

15日の産経新聞には、「朝鮮半島私はこう見る」という慶応大学名誉教授の小此木氏次の記事ががありました。


そのなかに、

「「ICBMの廃棄」という手土産を持っていけばいい。大歓迎だろう。トランプ氏としては「これでアメリカは安全になった」と米国民に主張できるからだ。」

とあります。

合意が成立したら、日本がどうなるか、など一切考えていない知識人の姿にこそ危機感を覚えます。

一方リバティーWEBでは日本に危機が迫ってくることを以下のように警告しています。

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リバティーWEB より




米朝会談で合意が成立したら、日本は危機に?
2018.05.16

《本記事のポイント》
• ポンペオ米国務長官が「北朝鮮が核放棄すれば体制保証」という交換条件を示した
• そうなれば日本は北朝鮮のミサイルで狙われ続けることになる
• トランプ米大統領の本心は「北朝鮮くらい、日本が何とかしてほしい」

北朝鮮の金桂冠第一外務次官は16日、「トランプ米政権が一方的な核放棄だけを強要しようとするなら、われわれはそのような対話にもはや興味を持たないだろう」「米朝首脳会談に応じるかどうか再考せざるを得ない」との談話を発表した。

アメリカに対して、交渉に臨むハードルを上げたわけだ。これに対し、米国務省の報道官は、米朝会談の準備を進めていると発表している。

約1カ月後の6月12日、史上初の米朝首脳会談が予定通り行われ、「北の体制保証」で合意が成立となったら、日本はどうなるのか。この日は、奇しくも、レーガン大統領が東西ベルリンを隔てる壁を指して、ソ連に向けて「この壁を壊しなさい」と、有名な演説を行った日だ。その2年後の1989年、ベルリンの壁が崩壊し、冷戦終結へとつながった。

では、米朝会談は同じような結果、つまり北朝鮮の崩壊をもたらすのだろうか。

非核化だけでは日本は危ない

ポンペオ米国務長官が13日の米フォックス・ニュースのインタビューで語った内容からすると、その可能性は限りなく低い。ポンペオ氏は、「北朝鮮が核放棄をするなら体制保証をする」という交換条件を示したのだ。つまり、非核化さえすれば"金王朝"が存続することになる。

このような交換条件は、同盟国日本から見れば、極めて問題が多い。

「非核化すれば体制保証」という交換条件を北朝鮮が受諾すれば、日本のほぼ全域を射程に収める中距離ミサイルや短距離ミサイルなどは議論の俎上にさえ登らない可能性もある。つまり、中距離ミサイルを保有する金王朝が、日本の隣に永続的に存在することになる。

日本は、ミサイルが連射された場合に、PAC3とイージス艦の二段構えで撃ち落とすというミサイル防衛システムを採用しているが、日本全域を守れるわけでもなく、連射に耐えられるものではない。

そもそも非核化さえ、完全に行われるのは難しい。アメリカは、「完全かつ検証可能で、不可逆的な核廃棄」を実施するとしているが、設計図や技術者、科学者が残れば、いつでも核開発を再開できてしまう。

過去にアメリカが非核化させたリビアとは違い、圧倒的に核関連施設の規模が大きい。衛星だけでなく、人的な諜報による検証が必要なため、すべてを検証可能な状態にするには、10年かかるとも言われている。

もしも在韓米軍撤退となったら?

さらに、米朝が合意すれば、韓国の文政権と北朝鮮が平和条約を結ぶ可能性もあるが、そうなれば、在韓米軍はその存在意義を失う。在韓米軍の撤退は、トランプ大統領の持論でもあり、朝鮮半島の緊張が緩和すれば、米軍はいずれ撤退する。

米軍や国連軍が韓国から完全に撤退するとどうなるか。韓国軍だけで防衛することになるわけだが、北朝鮮は国内全域に約1000発のミサイルを配置し、ソウルを射程に収めている。これまで嘘をつき続けてきた北朝鮮が、平和条約を結んだとしても約束を守るとは思えない。

また、大量の化学兵器や生物兵器によっても、攻撃が可能だ。北朝鮮は、約8000トンの化学兵器を保有すると推定されており、その生産量は世界一とされる。この兵器を使って、日本や韓国を攻撃することができるにもかかわらず、アメリカは北朝鮮との会談を成立させるために、化学兵器・生物兵器を議題にしないとしている。

米軍撤退と同時に、短期決戦で韓国が占領される可能性があるのだ。そうなれば、北朝鮮による朝鮮半島の統一という悪夢が実現する。

必ずしも、恒久的な非核化ができない可能性もあるのに、中距離ミサイルを保有し、かつ、在韓米軍の規模が縮小するか撤退すれば、共産主義が朝鮮半島を覆う。それは、日本の防衛ラインが38度線ではなく、対馬海峡に変わることを意味する。対岸の火事ではないのだ。

大川隆法幸福の科学総裁は、金正恩氏の守護霊霊言を今年3月に収録したが、その中で金氏の守護霊は、「韓国を取り、韓国と合同して、次、日本を取るというのが、やっぱり、基本のセオリーですね」と、日本侵略の意図を明かしていた。まさにそのシナリオが実現する可能性が高まるのだ。

米朝会談の日に日本はどう臨むべきか

さて、このような事態を日本はどう考えるべきか。戦後日本は、経済成長を優先し、国防はアメリカ任せの態度を貫いてきた。オバマ前米政権が北朝鮮に対して「戦略的忍耐」という政策をとれば、日本も「忍耐」という戦略があたかもベストであるかのように、北朝鮮のミサイルや核開発を放置してきた。

このような無責任な態度の積み重ねが、現在の危機的状況を招いている。トランプ政権が示した「体制保証」という交換条件は、逆に、そうした日本に独り立ちの機会を与えてくれるチャンスと見るべきではないか。

大川総裁は昨年12月に発刊した著書『繁栄への決断』でこう述べている。

「私は、『トランプ氏によって、中国の軍事的な拡張主義を封じ込められる』と見ているので、日本固有の問題としては、米国の経済戦略と協調しながら、日本独自で北朝鮮の軍事的脅威を封じ込められる程度の防衛力は持つべきではないかと考えます。

トランプ氏の頭のなかにも、おそらく、そういう考えがあると思うのです。『中国本体は大きいから、日本だけではさすがに無理なので、アメリカのほうでしっかりと封印するけれども、北朝鮮ぐらいは、日本でどうにかしろよ』というところに本心があるはずです」

つまり、本来ならば、北朝鮮ぐらい、日本が自分たちでなんとかしなければならなかったのである。

さらに、大川総裁が今年4月28日に収録したトランプ大統領の守護霊霊言において、トランプ氏守護霊も、「自分の国を自分で守らなくてはならない。そうでなければ北朝鮮に支配されてしまう」と語った。また、本欄でも報じた、トランプ氏が安倍晋三首相に対して、憲法9条改正と核装備、空母の保有を要求したという件についてトランプ氏守護霊は「当然です」とした。

そもそも主権とは、自主的な判断で国家が政策を決めて行動が取れることを意味する。日本が主権国家と言えるためには、アメリカの意向がどうであれ、日本として、北朝鮮の脅威のレベルを自主的に判断して、拉致問題も含めて独自の防衛政策を持つことができなくてはならない。

「核武装も辞さない」と宣言をすることも含めて、政治家は、国民の生命、安全、財産を護るための気概を示すことが必要である。そうでなければ、日本人に主権があるとは言えないだろう。 (長華子)

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9年前の国政選挙で訴えていた北朝鮮の脅威が現実化してきているのに、まだ北朝鮮の政治体制こそが日本にとって危険であることを認識できないマスコミ、や知識人の存在が、百田尚樹氏の「カエルの楽園」とダブって見えてしまいます。

産経新聞には石平氏も「米朝会談中国のあせり」という記事を書いています。



中国は米朝会談が成立すことを望んでいない、なぜなら中国の影響力がなくなってしまうから、ということです。
したがって、「妨害することはあっても、積極的な(平和)推進者にはならない」ということです。

中国はいつも問題を先送りにして、自分達の都合の良い時が来るまで「サスペンド」するのが流儀です。ケ小平が「尖閣問題」を「次の世代の知恵に任そう」と言って先送りしたのも「韜光養晦」という戦術です。

決して平和解決を望んでいない中国政府は、「米朝ともに、慎重に対応するように」と言って、「曖昧な状態にしておく」ことを狙っています。





金正恩が突然南北の高官会議中止を言い出したのも、米朝首脳会談中止を示唆したと言うのも、彼がビビッている証拠であり、中国の差し金があったのでしょう。

「丸腰」に近く、何も出来ない日本は情けない状態ですが、トランプ大統領には毅然とした姿勢で北と中国に対処してほしいものです。守護霊霊言では「2020年までに、北朝鮮の悪しき体制を破壊するつもりだ」と語っていますが、そのようになるでしょう。

この際日本も「吉田茂の採った戦後政治の間違い・丸腰平和国家の矛盾」を認識し、アジアに責任を持てる国家になりたいものです。

  [2769]キラウエア火山噴火と地震の関連性
Date: 2018-05-16 (Wed)
ハワイのキラウエア火山の活動が長引いています。15日の発表によると、溶岩が流れ出す亀裂噴出箇所が東の方向に増え19箇所にまでなっています。特にf17からの流出熔岩の量はf8と同じ程度にまで増えています。


亀裂噴出箇所は19箇所になっています。


M6.9以降に大きな地震は起きていませんが、小さな地震は頻発しています。


USGS-MAPより


火口の熔岩レベルは下がったままで亀裂から噴出するマグマが多くなっていることを、ホットスポット理論で説明できるのでしょうか。地球内部から上昇してくるという理論と整合性がないように思えます。
また小さな地震が頻発する原因を断層地震説では説明できません。

定説地震学、火山学では何も説明できないように思います。

地震爆発論の立場で推定すると、「火口付近のマグマレベルはM6.9という大きな地震(爆発)の爆縮で降下しましたが、複数存在するマグマ溜りの内部では解離現象のバランスが取れず、水の解離と結合現象が繰り返されて群発的に地震が起きているのだろう」ということになります。

今後も解離ガスが大量に溜まる場合があれば、現地で心配されているような大噴火(警告はオレンジから赤にアップしました)もありえるとは思いますが、この程度の地震の繰り返しで、徐々に安定していけば大噴火は起きない可能性もあります。

少なくとも、「熔岩レベルが降下して、地下水面と接触し、その結果巨大噴火が起きる」というシナリオは間違っています。

噴煙が黒くなっているというのは、水蒸気爆発ではない、マグマ内部での爆発を意味しています。よって、新規のステップに入った新しい噴火という可能性はもちろん存在します。

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